パソコンのストレージってなんだろう
ストレージの空き容量を確認する方法がわからない
パソコンのストレージは、パソコンのデータを保存する記憶装置ですが、パソコンを使用していると、ストレージに関して困ることもあります。
そこでこの記事では、パソコンのストレージとは何かについてや空き容量がない場合の対処法を解説します。
パソコンのストレージで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
パソコンのストレージとは、保存領域のことでパソコン内のデータを保存する記憶装置です。
パソコンのストレージには、HDDやSSDがあります。ストレージの中には、写真や動画、Windowsのシステムファイル、アプリなどが保存されています。
例えば、ユーザーが文書を途中まで作成し保存した場合、作成途中の文書はストレージに保存され、作業再開時はストレージから文書を取り出します。
ストレージ容量が大きいほど多くのデータを保存でき、ストレージの種類によってデータの読み込み速度が変わります。
パソコンのストレージには、SSDとHDDがあります。
SSDは内蔵しているフラッシュメモリによってデータの読み書きを行います。物理的に駆動する部分がないため処理速度が速く、操作音が静かなことが特徴です。パソコンの起動やデータの読み込みも非常に高速です。
SSDは大容量のものがあまりありません。容量に対する単価もHDDよりも高いため、大容量のストレージが欲しい場合は高価になります。
HDDはプラッタと呼ばれる複数の磁気ディスクが回転し、磁気ヘッドでディスクにアクセスすることによりデータを読み込みます。物理的な処理があるため、データの読み込みに時間がかかります。
磁気ディスクを回転させるため、動作音がうるさく衝撃にも弱いことがデメリットです。ディスク書き込み中に強い衝撃が加わると磁気ヘッドの接触により故障する恐れがあります。
HDDはSSDと比べ、大容量のものが多いです。容量に対する単価が安く、大容量のストレージを低価格で搭載できます。
HDDとSSDの容量あたりの価格差は少なくなっており、大容量のSSDも増えています。そのため、かつてはHDDが主流でしたが、近年はデータ処理が高速のSSDが主流になりつつあります。
SSDとHDDは、とくに理由がない限りはSSDがおすすめです。SSDは、価格が高いことを除いてはデメリットがなく使用した時の満足感も大きくなります。
パソコンのSSDとHDDの違いに関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
どっちを選ぶ?HDDとSSDの違い!寿命や速度を徹底比較>>
パソコンのメモリは、データを一時的に保存する場所です。パソコンの電源をシャットダウンすると、データが消える揮発性のストレージです。
メモリは作業机にも例えられます。ストレージから取り出したデータを、CPUが処理するスペースがメモリで、容量が大きいほど作業効率も上がります。
そのため、パソコンのメモリ容量が大きいと、同時に複数のアプリを開くなどのマルチタスクを素早くこなせるようになります。
一方ストレージは、電源をシャットダウンしてもデータが消えない不揮発性メモリです。そのため長期間データを保存できます。
パソコンのメモリに関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンのメモリとは?ハードディスクとの違いもわかりやすく解説>>
内部ストレージとは、パソコンに内蔵されたストレージのことで、HDDやSSDのことです。
外部ストレージとは、USBや外付けハードディスクなど外部からパソコンに接続し、データを保存できる記憶装置です。例えばUSBがあれば、パソコンのデータを簡単に持ち運ぶことができます。
外付けストレージは接続方法も簡単で、ケーブルでパソコン本体とつなぐだけです。外付けストレージは、パソコン本体とは別でデータを保存しているため、万が一パソコンが故障した場合でも、外付けストレージのデータには影響ありません。
パソコン内のストレージ容量がいっぱいになった場合は、外付けハードディスクにデータを移行して、パソコン内のストレージの空き容量を増やす方法もあります。
パソコンのストレージは、種類や用途による容量によって選びましょう。
それぞれ、順番に解説します。
ストレージには、SSDとHDDがあります。
SSDはデータの読み書きが高速で動作音が静かです。衝撃にも強く省電力のためノートパソコンにも向いています。ただし、容量あたりの価格が高いことがデメリットです。
HDDは、保存できる容量がSSDよりも大きく、長期保存に適しています。容量あたりの価格が安いため、大容量のストレージを安価で購入できます。
ただし、データの読み込み速度が遅く、衝撃に弱く動作音がうるさいなどのデメリットもあります。
それぞれの特徴を理解し、用途に合わせて選びましょう。
SSDとHDDは併用も可能です。SSDとHDDにはそれぞれメリットデメリットがあります。例えば、HDDは大容量で長期保存に向いています。
SSDはOSやアプリケーションなどのいつも使用するデータ、HDDには写真や動画、テキストデータなどを保存すると使い分けると、ストレージの寿命を延ばすこともできます。
SSDとHDDを併用するには、以下の方法があります。
2種類が初期搭載されているパソコンや外付けストレージを使用する場合は難しくありませんが、SSDとHDDを内蔵する方法はある程度のパソコンの知識が必要です。
しかしながら、SSDとHDDを併用すれば、それぞれのメリットを最大限活かすこともできるため試してみるのもおすすめです。
ストレージ容量は用途によって選びましょう。
ストレージの用途別の容量の目安は、下記のとおりです。
容量 | 用途 |
---|---|
128GB | ・ライトユーザー ・たまに文書などを保存する程度 ・インターネットの閲覧も少数 |
256GB | ・文書などの保存 ・動画や写真も保存する ・ある態度インターネットの閲覧もする ・時々ゲームもする |
512GB | ・動画編集や動画を保存する ・文書などの保存を頻繁にする ・3DのPCゲームをするなら最低ライン |
1TB | ・4K動画編集や動画保存を頻繁にする ・文書などの保存を頻繁にする ・3DのPCゲームをする |
WindowsOSを使用している場合は、OSや必須ソフトだけで20GB程度の容量が必要です。
アップデートするごとに必要となる容量が増えるため、ギリギリの容量を選ぶとすぐに容量を圧迫される可能性もあります。ストレージ容量は余裕を持って選びましょう。
また、ストレージや容量が大きいほど、性能や耐久性も上がります。常にストレージの空き容量がいっぱいの場合は、ストレージの寿命も短くなります。
そのため予算に余裕がある場合は、512GBや1TBなどの容量の大きなストレージがおすすめです。
パソコンのSSDの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンのストレージには種類があります。
使用しているパソコンがSSDかHDDかわからない場合の確認方法と、ストレージの空き容量を調べる方法を紹介します。
Windows10、Windows11、Macの場合の確認方法を紹介しますので、参考にしてください。
Windows10、11の場合、ストレージの空き容量の確認方法は以下のとおりです。
ストレージの空き容量を確認する方法はいろいろありますが、簡単にできる方法は以下の2つです。
Windows10、Windows11の手順は、ほとんど同じです。Windows11で、スタートメニューに設定がない場合は、「スタート」から右上の「すべてのアプリ」、「設定」の順にクリックしてください。
【エクスプローラーから確認する】
Windowsがインストールされているドライブは、「ローカル ディスク (C:)」です。ストレージの空き容量を確認する場合は、「ローカルディスク(C:)」を確認してください。
【設定から確認する方法】
参考:富士通 [Windows 10] ハードディスクの空き容量を調べる方法を教えてください。
そもそもパソコンに搭載しているストレージの種類がわからない場合は、以下の手順で確認してください。
【ストレージの種類を確認する方法】
「ドライブの最適化」が表示され、「メディアの種類」にハードディスクドライブと表示されていたらHDD、「ソリッドステートドライブ」と表示されていたらSSDを搭載しています。
Macの場合は、次の手順でストレージの空き容量を確認します。
ストレージをクリックすると、空き容量が確認できます。アプリや書類にカーソルを合わせると、それぞれの項目の表示もできます。
参考:Apple Macの使用済み/利用可能ストレージ領域を表示する
パソコンは、内部ストレージの容量が不足すると動作が遅くなる、新たなデータを保存できないなどの不具合が起こります。
ストレージ容量がいっぱいになった場合は、以下の手順でストレージ容量を減らすことができます。Windowsの場合とMacの場合の対処方法をそれぞれ解説します。
Windowsでストレージを減らす方法は以下の方法があります。
順番に見ていきましょう。
不要なプログラムを削除することで、パソコンのストレージ容量を減らせます。
【プログラムの削除の手順】
パソコンに必要なプログラムを削除すると、パソコンに不具合が起こる可能性もあります。重要なプログラムを誤って削除しないようにしましょう。
名前や用途がわからないプログラムは、不用意に削除しないのがおすすめです。
ディスククリーンアップは、Windowsに備わった不要なデータを自動的に削除できる機能です。
パソコンを使用していると、アプリで作成された一時ファイルや、Webページを閲覧した際にインターネット一時ファイルなどが保存されます。これらの不要なファイルを安全に削除することで、ストレージ容量を減らします。
【ディスククリーンアップの手順】
参考:NEC LAVIE公式サイト Windows 10でディスククリーンアップを実行してディスクの空き領域を増やす方法
Macの場合、ストレージ容量を減らす方法は、以下の3つの方法があります。
順番に解説します。
Macはより多くのストレージを確保するために、ストレージを最適化できます。
【ストレージを最適化の手順】
おすすめを確認し、最適化の方法を選びます。
選べる方法は、以下の4つです。
iCloudに保存を選べば、ストレージが必要になると写真などのデータをiCloudに保存し、インターネット上で利用できるようになります。データは必要に応じてダウンロードでき、最近使ったファイルや最適化済みの写真は常にMac上に保存されます。
Macのストレージ容量を減らす最も簡単な方法は、ゴミ箱を空にすることです。Finderアイコンをクリックし、画面左上の「Finder>ゴミ箱を空にする」から実行できます。
ゴミ箱は一定期間ごとに自動で削除することもできます。設定方法は以下のとおりです。
この設定により、30日経過したデータが自動で削除されるようになります。
使用ストレージを確認し、アプリの占める割合が多い場合はアプリも削除しましょう。
Finderからアプリケーションを選択し、不要なアプリがないかを確認しましょう。サイズ順に並び替えて、容量の大きいアプリを調べることもできます。
パソコンのストレージ容量をどうしても減らせない場合は、ストレージ容量を増やす方法もあります。
ストレージ容量に余裕がある方が、パソコンには負荷がかかりません。ストレージ容量がいっぱいになって不具合が起こる前に、ストレージ容量を増やす対策を行いましょう。
ストレージ容量が足りない場合や、ストレージが故障した場合は、ストレージの換装が必要です。ストレージを換装する場合は、使用しているストレージをHDDやSSDに交換することもできます。
ストレージを交換する前には、データ移行を行いましょう。事前に、パソコンの内蔵HDD・SSDから、新しいHDDやSSDにクローンを作成しておけば、換装後今までと同じようにパソコンを使用できます。
【HDD・SSDへ換装する手順】
電源を入れてBIOS画面で正常に動作することを確認します。ビープ音が鳴るなどの問題なく起動すれば、HDD・SSDの交換は成功です。
HDD・SSD交換後は、Windowsのインストールを行います。パソコンの初期化後の作業と同様に、Windowsをインストールします。
パソコンのストレージ容量が足りない場合は、オンラインストレージや外付けストレージを活用する方法もあります。
オンラインストレージは、サーバー上にデータを保存できるサービスです。インターネットに接続できるデバイスがあればいつでもデータにアクセスでき、周辺機器を購入する必要もありません。
オンラインストレージサービスは、無料で利用できるものもありますが、ほとんどが月額料金を支払い利用するサブスクリプション型のサービスです。サービスによって料金や容量が異なるため、自分に合ったサービスを選びましょう。
USBメモリやハードディスクなどの外付けストレージは、パソコンに接続してパソコン内のデータを保存できます。パソコン内のデータ容量で足りない場合や、データを持ち運びしたい場合にも便利です。
外付けストレージは、パソコンを買い替えても、そのまま利用できる点もメリットです。
パソコンのストレージ容量が足りず、空き容量も増やせない場合は、パソコンの買い替えもおすすめです。
そもそも経年劣化でストレージが不調な場合やパソコン購入から時間が経過しストレージ容量を圧迫している場合、ストレージだけ交換するよりもパソコンを買い替えた方が快適に使用できる可能性が高いです。
パソコンが古い場合はストレージだけを交換しても他の不具合が起こる可能性もあるため、買い替えを検討しましょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分も必要ですが、パソコンは簡単に処分できません。パソコンを手軽に処分したいなら、パソコン処分.comがおすすめです。
パソコン処分.comでは、不要になったパソコンを着払いで送るだけで完全無料でパソコンを処分できます。平日と隔週土曜日であれば持ち込みも可能で、事前の連絡も不要。
データ消去も、もちろん無料。有資格者が総務省のガイドラインに準拠した方法でデータ消去を行うため、安心して依頼できます。
パソコンのストレージとは、パソコン内の写真や動画などを保存する場所です。HDDとSSDがあり、HDDは大容量で低価格、SSDはデータの高速処理が可能で省電力、静かなどのメリットがあります。
ストレージのデータ容量がいっぱいになると、パソコンの動作が遅くなる、新しいデータを保存できなくなるなどの不具合が起こるようになります。
ストレージ容量がいっぱいになったら、保存しているデータを減らし空き容量を増やしましょう。
ストレージ容量がいっぱいになったら、ストレージを換装する方法もありますが、パソコンが古い場合は買い替えもおすすめです。
パソコンを買い替え、古いパソコンを処分する場合は、パソコン処分.comの利用を検討しましょう。
グラボには、補助電源がついているもの、ついていないものがあります。
グラボは、消費電力が大きいデバイスのため、直接電源を取るために補助電源が必要です。しかし、補助電源は本当に必要なのかと感じる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、グラボの補助電源の意味を解説します。つなぎ方やピンが足りない場合の対処法も合わせて解説しますので、参考にしてください。
【この記事でわかること】
グラボは、映像を映し出すためのデバイスです。
グラボはマザーボードのPCI Expressスロットに接続し、そこから給電されています。しかし、マザーボードのPCI Expressスロットは最大75Wまでしか給電できません。
エントリーモデルのグラボはそれだけで十分ですが、ミドルレンジ、ハイエンドモデルになると電力が足りなくなります。
グラボの電力が足りないと、性能を十分に発揮できなかったり、フリーズしたりするため、不具合を起こさないために補助電源を利用します。
補助電源つきのグラボは、電源ユニットに接続しなければ起動しなかったり、動作が不安定になったりします。
新たに別の電源ユニットは不要で、既存のPCI Expressコネクタをグラボにつなぎます。
グラボの必要性に関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
グラボを購入する前には、電源ユニットのコネクタのピンの数をチェックしましょう。
必要なコネクタはグラボによって異なります。コネクタの種類を間違えると故障の原因にもなるためよく確認しましょう。
グラボの挿し込み口の穴が、6つ空いていたら6ピン、8つ空いていたら8ピンのコネクタが必要です。
補助電源コネクタには、グラボに挿すためのコネクタにピンがあり、6ピンは最大75W、8ピンは最大150Wまで給電できます。
8ピンは、6+2ピンに分離できるようになっており、合わせて8ピンにしたり、6ピンだけでも使用できる便利なコネクタです。
グラボに必要なピンの数は、メーカー公式サイトなどのグラボの商品説明に記載されています。ピンの数が合わなければつなげられないため、PCI Expressコネクタのピンの数と合わせて確認しましょう。
消費電力が大きいグラボは、補助電源コネクタを複数組み合わせることによって、必要な電力を補います。
給電できる電力は、以下のとおりです。
グラボ | マザーボード からの電力 | 補助電源 | 補助電源 | 補助電源 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
補助電源なし | 75W | - | - | - | 75W |
6ピン×1 | 75W | 75W | - | - | 150W |
6ピン×2 | 75W | 75W | 75W | - | 225W |
8ピン×1 | 75W | 150W | - | - | 225W |
6ピン+8ピン | 75W | 75W | 150W | - | 300W |
8ピン×2 | 75W | 150W | 150W | - | 375W |
8ピン×3 | 75W | 150W | 150W | 150W | 525W |
このようにピンの数から、グラボの消費電力を知ることもできます。この表を参考に、使用している電源がこれだけの電力を給電できるのかを確認しましょう。
グラボに挿し込める補助電源コネクタは、電源ユニットに付属しています。グラボなどの拡張ボードはPCI Expressコネクタから給電を受けるため、追加用の電源端子の意味でPCI Express補助電源端子と呼ばれることもあります。
ただし、電源ユニットによってはPCI Expressコネクタがないものもあります。
PCI Expressコネクタは、PCケースを空けて電源ユニットから出ているケーブルの有無で確認します。例えば、電源ユニットのコネクタが6+2ピンと6ピンを備えている場合は最大で8ピン+6ピンのグラボを搭載できます。
コネクタがない場合、補助電源つきのグラボを搭載できません。どうしても搭載したい場合は、補助電源なしのグラボを検討したり、電源ユニットを交換したりしましょう。
コネクタのピンが足りない場合は、補助電源変換コネクタを利用します。
例えば、8ピンが必要なグラボを取り付けたいのに、6ピンしかない場合に、補助電源変換コネクタを使用すれば足りない2ピンを補えます。
変換コネクタは、パソコンのパーツショップなどで購入できます。電源までの長さを考慮し、グラボと電源ユニットのコネクタに合わせて購入しましょう。
ただし、電源は6ピン(75W)の出力を想定しているため、無理やり8ピン(150W)に変換すると、ケーブルが耐えられなくなり発火などの危険もあります。
変換コネクタを利用すれば、グラボの取り付けはできますが、リスクもあるため自己責任で行いましょう。
ピンが合わない場合は、グラボや電源ユニット、パソコンの買い替えがおすすめです。
また、コネクタの向きが悪く接続しにくい場合は、コネクタの向きをPCケースのサイドパネル側からマザーボード側にする変換アダプターもあります。
グラボ周辺のスペースに余裕がない場合や、ケーブル配線を整理する場合などに便利です。
補助電源なしのグラボは、性能を抑え消費電力を抑えているため、マザーボードからの電力だけで動作します。
補助電源なしのグラボのメリットやデメリットは、次のとおりです。
それぞれ解説します。
補助電源なしのグラボは、最大電源容量の少ないパソコンでも搭載できます。
パソコンの最大電力が少なくグラボの取り付けをあきらめた場合も、補助電源なしのグラボであれば取り付けできます。
補助電源なしのグラボは、取り付けも簡単です。
コネクタは不要のため、ケーブルの種類や配線を考える必要がありません。グラボをマザーボードに挿すだけのため、初心者でも簡単に取り付け可能です。
補助電源なしのグラボは、補助電源ありのグラボと比較するとサイズがコンパクトです。
そのため、小型のデスクトップパソコンやスリムタワータイプにも搭載可能です。グラボは高性能なものになると、発熱も大きくなるため冷却ファンも大型のものが多くなり、パソコンのスペースを圧迫します。
補助電源なしのグラボは、パソコンの空きスペースに余裕がない場合も搭載できます。
消費電力を抑えるために、グラボの性能が低いことがデメリットです。
高性能なグラボほど、消費電力も大きくなります。軽いゲームをしたい、画面映りを少しだけ良くしたいなど、高スペックのグラボが不要な場合は、補助電源なしでも問題なく使用できます。
同じ型のグラボでも、モデルによって補助電源あり、なしで分かれていることがあります。
補助電源なしモデルは消費電力が少ないことが多いのですが、同じ型のグラボの場合、消費電力がほとんど変わらないことがあります。
消費電力が変わらない場合、マザーボードからの電力だけでまかなうため負担が大きくなります。
補助電源がある方が負担が少なく、結果的にマザーボードの寿命が長くなる可能性もあります。
通常グラボを購入すると、電源ケーブルが付属されており、取り付け方法も記載されています。
グラボの補助電源のつなぎ方の手順は、以下のとおりです。
コネクタを挿し込む際には、6ピンには6ピン、8ピンには8ピンに挿し込みましょう。6+2ピンは、組み合わせることでどちらにも挿し込めます。
ピンはそれぞれ挿し込む向きが決まっており、間違えるとスムーズに接続できません。うまく接続できれば、コネクタがロックされ簡単に抜けなくなります。
電源コネクタとグラボは、どちらを先に挿し込んでも問題ありません。
グラボの補助電源を取り付ける際には、下記の注意点があります。
これらを間違えると、グラボや補助電源の故障だけでなく、最悪の場合ケーブルからの発火や爆発の危険性もあります。
それぞれ、詳しく確認していきましょう。
グラボには消費電力があり、グラボメーカー公式サイトの商品説明欄でも確認できます。この消費電力をもとに、コネクタを選びます。
グラボはマザーボードから、最大75W給電されます。そのため足りない電力を補助電源から取る必要があります。
例えば、消費電力が300Wのグラボを搭載するなら、75Wとは別に補助電源から225Wが必要になります。
補助電源コネクタは6ピン+8ピンまたは、余裕を持って8ピン+8ピンでも問題ありません。
補助電源コネクタのつなぎ方を、間違えないようにしましょう。グラボに挿し込む際は、コネクタの形状や方向をチェックして下さい。
コネクタには、挿す方向があります。コネクタの「PCI-E」の文字を目安に方向を確認しましょう。コネクタを挿す方向を間違えると、故障する可能性もあるため注意が必要です。
変換コネクタを利用し、1つのコネクタを無理やり複数に分配するのはやめましょう。たこ足配線のようになり、発火や故障のリスクがあります。
電源ユニットは、パソコン全体に給電しており、最大供給電力量が決まっています。
グラボの消費電力量だけでなくパソコンの全てのパーツの電力量を合わせて、容量を超えないようにしなければ、パソコンはうまく動作しなくなり、急に電源が落ちるなどの不具合が起こります。
最悪の場合、ケーブルの発火や爆発の危険性もあるため、容量を超えないように十分注意しましょう。
使用している電源ユニットの容量は、PCケースを開け電源ユニットのラベルで確認できます。「TOTAL ○○W MAX」などと記載があるため容量を確認しましょう。
パソコンパーツ全体の消費電力量を調べるのは難しいのですが、大まかな数値としては、グラボの消費電力に300Wを加えた数値がパソコンパーツ全体の消費電力になります。
グラボは、公式サイトにも推奨電源容量が記載されています。
一般的なグラボを搭載したパソコンの場合、容量は500Wほどで十分なことが多いのですが、高性能なグラボは700Wや80Wの電源ユニットが必要な場合もあります。
もし、容量が足りない場合は、電源ユニットを買い替える必要があります。
しかし、電源ユニットの交換は、使用しているケーブル類が多く、接続するコネクタを間違えて無理やり挿し込むと故障や発火などのトラブルが起こる可能性もあります。
交換が難しい場合は、パソコンの買い替えを検討しましょう。そもそも欲しいグラボを搭載したパソコンに買い替えれば、容量を心配する必要もありません。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンは処分しましょう。
パソコンを処分する方法はさまざまありますが、無料で簡単に処分するならパソコン処分.comがおすすめです。
利用方法は、不要になったパソコンを段ボール箱に詰め、着払いで配送するだけです。事前の連絡は一切不要のため、パソコンを処分したい時にすぐに処分できます。
データ消去はパソコンの知識を持ったスタッフが無料で行うため、手間なく安全に処分できることもメリットです。
故障したパソコンや古いパソコン、自作パソコンも無料で処分できます。
パソコンを安く買う方法に関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
パソコンを安く買う方法は?店舗よりもネット通販がおすすめ>>
グラボは消費電力が多いデバイスで、高性能なものほどたくさんの電力が必要です。
グラボはマザーボードから給電されますが、電力が足りない場合は補助電源が必要です。電源ユニットの補助電源コネクタでつなぎ、ピンの数が足りない場合は変換コネクタを利用します。ただし変換コネクタの利用はリスクもあるため、自己責任で行いましょう。
容量が足りない場合は、電源ユニットの交換が必要です。電源ユニットの交換が難しい場合はパソコンの買い替えも検討しましょう。
パソコンを買い替えたら、手軽にパソコンを処分できるパソコン処分.comの利用を検討してみてください。
グラボにはメモリが搭載されており、パソコン本体のメモリとは別のものです。
高いグラフィック性能が必要な作業をする場合、GPUの性能が重要になりますが、GPUの性能を考慮する際に重視されるのがメモリです。
この記事では、グラボのメモリの意味や役割について解説し、メモリ不足になったときに起こる症状なども解説します。
グラボのメモリがよくわからない、グラボが気になる方はぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
グラボのメモリはGPUメモリ(VRAM)と呼ばれ、グラフィック機能に特化したメモリです。
グラフィック処理を行う場合に、データを一時的に保存するためのメモリで、パソコンのメインメモリとは役割が異なります。グラボのメモリは、特にゲームプレイや3DCAD、WEBデザインなど高画質の処理が必要となる作業で重要です。
GPUがデータを処理する際、メインメモリにあるデータをその都度読み込むと、データに遅延が生じます。そのため、あらかじめ映像処理を行ったデータをVRAMに保存しておくことで、素早くデータを取り出し滑らかな映像を映し出せます。
VRAMの容量が大きければ大きいほど、一時保存できるデータ容量が増え、データの読込速度も向上し、スムーズな描写ができるようになります。VRAMが不足すると、一度に複数の色を使った映像を表示できません。
パソコンのメインメモリ(RAM)は、CPUとストレージの橋渡しの役割を担い、パソコン全般の一般的なデータを保存します。
対して、グラボメモリ(VRAM)はグラフィックに関係するデータのみを保存します。メインメモリとグラボメモリはよく似ていますが、保存するデータの内容が違います。
グラボメモリもメインメモリと同様に、グラボのスペックを左右するほど重要で、メモリ容量が多ければ多いほど作業効率も上がります。
グラボメモリの容量が多いと、次のメリットがあります。
滑らかな映像をスムーズに、きれいに映し出すために、グラボメモリは重要です。
グラボの必要性に関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
現在使用しているパソコンに搭載しているグラボを確認するには、次の手順で行います。
そもそも、パソコンにグラボを搭載しているのか、どんなグラボを搭載しているのか、わからない場合に確認してみましょう。
Windows10でグラボメモリを確認する方法は、下記のとおりです。
グラフィックアダプターの「専用ビデオメモリ」の容量が、グラボのメモリ容量です。
Windows11の場合は、次の手順で確認してください。
グラフィックアダプターの「専用ビデオメモリ」に、グラボのメモリ容量が表示されます。
グラボメモリは用途によって必要な容量が異なりますが、基本的に容量が多いほど有利になります。
ただし、メモリ容量が多いほど高価になる傾向があるため、予算に余裕がある場合は最新で容量が多めのグラボを購入するのがおすすめです。
用途別に必要なグラボメモリ容量の目安を、下記にまとめました。グラボ選びの参考にしてください。
用途 | メモリ容量 |
---|---|
・映像処理は行わない | 1GB |
・4Kなど高画質の動画視聴 | 2GB |
・複数の画面に高画質の映像を映す ・複数のアプリケーションを立ち上げる | 4GB |
・最新のゲームはプレイしない ・ゲームの画質にはこだわらない | 6GB |
・大規模は3DCADを使用する ・4Kなど高画質、高フレームレートでゲームをプレイする | 8GB |
・ほとんどの用途で使える | 16GB |
今後も最新ゲームをプレイする場合は、8GB以上のメモリを選びましょう。グラボのメモリは多い方が有利になるため、余裕を持たせるためにも推奨スペックよりも多い容量を選ぶのがおすすめです。
VRなど重い映像処理が必要なゲームでは、グラボメモリ16GB推奨のゲームも増えており、必要なメモリ容量が増えつつあります。
処理した画像を一時的に保存するVRAMが不足すると、一部の色が表現されない、フレームレートの低下などが起こり、映像がきれいに表示されない不具合が起こります。
使用しているパソコンの、グラボメモリの使用量を確認する方法を解説します。
CPU内蔵のオンボードグラフィックを使用している場合は、メインメモリからどれだけグラボメモリに割り当てられているのかも確認できます。
使用率の項目を確認すれば、グラボのメモリが不足しているかを確認可能。VRAMの使用率が90%など高くなると、フレームレートが急落するなどの不具合が起こり、満足にゲームをプレイできない可能性もあります。
グラボメモリの使用量を参考に、グラボの購入を検討しましょう。
グラボメモリの使用量は、タスクマネージャーから確認できます。
【Windows10の場合】
専用GPUメモリ使用量から、グラボメモリの使用量を確認します。
また、共有GPUメモリは、メインメモリからグラボメモリに割り当てられたメモリです。通常、グラボメモリが足りている場合は使用されませんが、オンボードグラフィックを使用している場合は、メインメモリから共有して使用します。
参考:Windows 10でタスクマネージャーからGPUの状態を確認する方法
タスクマネージャーでは、グラボの温度も確認できます。
パフォーマンスのGPU、共有GPUメモリの下に、GPU温度が表示されています。
グラボは発熱しやすいパーツのため、合わせて確認するといいでしょう。GPUは、各メーカーにより、最高温度が設定されています。最高温度よりも10℃程度低い温度を保つようにしましょう。
グラボの温度が高すぎる場合は、グラボの掃除や室温を下げる、ファンの回転数を上げるなどの対策が有効です。
グラボのメモリが不足すると、次のような症状が起こります。
これらの症状が現れたら、グラボのメモリ不足を疑いましょう。
それぞれ、解説していきます。
グラボのメモリが不足すると、処理した映像を保存できる量も少なくなります。メモリに保存できるデータ量が減るため、映像を映し出すスピードに処理速度が間に合わないようになり遅延が起こります。
そのため、映像の一部しか表示されない、一部の色が表現できないなど、映像がきれいに映らないなどの不具合が起こり、最悪の場合は、再生がストップすることもあります。
特に4Kや8Kなどの高画質の映像やVRを楽しみたい場合は、グラボのメモリ容量が重要です。
グラボのメモリ容量が不足し処理速度が遅くなると、フレームレートが低下します。フレームレートが低下すると、映像がカクついたり、ゲーム中にパソコンが停止したりします。
仮想通貨のマイニングや動画のエンコードなども、グラボのメモリ容量が不足すると、一向にデータ処理が進まず、作業効率が下がる恐れがあります。
一分一秒を争うゲームをしている場合は、フレームレートの低下は致命傷になりかねません。そのため、グラボのメモリはできるだけ余裕のある大きい容量がおすすめです。
グラボメモリに余裕がなく、パソコンに負荷がかかるがかかる場合は、パソコンが頻繁にフリーズすることがあります。
パソコンがフリーズすると、それまでの作業内容が失われ、最初から作業をやり直すことになります。また保存していたデータも消失するなど、取り返しの付かないことにもなりかねません。
GPUメモリ不足を感じたら、早めにグラボの増設やパソコンの買い替えを検討しましょう。
グラボのメモリ不足を解消するには、次の方法があります。
それぞれ順番に解説します。
CPUにグラフィック機能が内蔵されている場合は、グラボは必要ありません。テキスト中心の事務作業やインターネットの閲覧、通常画質の動画鑑賞程度であれば問題ありません。
しかし、PCゲームをプレイしたり、高画質の動画視聴、動画編集などをする場合は、グラボが必要です。
もしも、内蔵グラフィックを使用している場合は、グラボを増設することでメモリ不足を解消できます。
グラボの増設手順は、以下のとおりです。
グラボを購入する前に、1~3を確認しましょう。事前に確認しておかなければ、購入したグラボがパソコンに取り付けられないことにもなりかねません。
グラボにはさまざまな大きさがあり、PCケースに入る大きさのグラボでなければグラボを増設できません。グラボはマザーボードのスロットに挿しこむため、空きスロットの確認も必要です。
グラボは消費電力の大きいパーツです。そのため、補助電源付きのものがあったり、直接電源を取るものもあります。パソコンの電源容量が足りない場合や、補助電源コネクタがない場合は、グラボの搭載は難しいでしょう。
パソコンに取り付けられるグラボを購入したら、4以降の手順に沿ってグラボを取り付けましょう。
パソコンに搭載しているグラボがメモリ不足になった場合は、今よりも高性能のグラボに乗せ換えることでメモリ不足を解消できます。
グラボを交換する場合は、メモリ容量だけに着目するのではなく、GPUの性能も重視して選びましょう。より新しく高性能なグラボには、見合った容量のメモリが搭載されています。
グラボのメモリにもメインメモリと同じように規格があり、新しい規格のメモリは古い世代のメモリよりも高性能です。
グラボを交換する場合、増設の際と同じようにマザーボードのスロットやPCケース、電源容量の確認を忘れないようにしましょう。
グラボ交換の手順は、下記のとおりです。
グラボの交換作業は、それほど難しいものではありません。グラボを新しく交換するだけで、メモリ不足が解消し美しい映像が楽しめるようになります。
グラボの増設や交換が難しい場合は、グラボを搭載したパソコンへの買い替えもおすすめです。
最初からグラボが搭載されたパソコンを買えば、マザーボードの仕様やPCケースの大きさ、電源の容量などを気にする必要はありません。
予算が許せば、できるだけ高性能なグラボでメモリ容量の多いものがおすすめです。グラボのメモリ容量は多ければ多いほど有利です。
しかし、メモリ容量がいくら大きくても、古い規格のメモリは最新のメモリと比べるとスペックが落ちます。メモリ容量だけにとらわれず、できるだけ最新のGPUを搭載したパソコンを選びましょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。古いパソコンの処分は、リサイクルや下取りに出したり、データ消去したりと手間がかかります。
パソコン処分.comなら、無料で不要になったパソコンを処分できます。パソコンを送るだけで、すぐにパソコンを処分できます。事前の連絡も不要、データ消去も無料のため、安心して簡単にパソコンを処分できます。
最後にグラボメモリの選び方のポイントは、次の2つです。
順番に解説します。
グラボメモリの容量は、できるだけ多い方がいいでしょう。グラボは同じスペックでもメモリ容量が違うモデルもあります。
スペックの高いグラボを購入したいが、予算が合わない場合などは、グラボメモリ容量に注目してグラボを選ぶのもおすすめです。
グラボに搭載されているGPUは、できるだけ最新のものを選びましょう。
GPUは新しい方が、最新のゲームに対応するなど、より新しい環境に最適化されてます。古いGPUでメモリ容量が多いものよりも、最新のGPUでメモリ容量が少ないもののほうがおすすめです。
グラボのメーカーや選び方に関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
グラボのメーカーはどこがいい?メーカーによる違いや特徴も解説!>>
グラボのメモリは、メインメモリとは意味が異なり、グラフィックに特化したデータを保存する場所です。
グラボのメモリが不足すると、映像の色がきれいに表現できない、映像の一部が欠けるなど、きれいな映像が楽しめなくなります。フレームレートも低下し、ゲームをプレイ中にカクつくなど、快適にゲームもできません。
処理速度が遅くなり、パソコンに負荷がかかりすぎると頻繁にフリーズし、パソコンがクラッシュする恐れもあります。
グラボのメモリ不足を解消するには、グラボの増設や交換がおすすめです。新しいグラボを購入する際には、大きさや空きスロット、電源容量などに注意しましょう。
グラボの増設や交換が難しい場合は、パソコンの買い替えもおすすめです。新しいグラボが搭載された新しいパソコンは、新しい環境にも適応しており、最新のゲームを快適に楽しめるようになります。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンは処分しましょう。連絡不要でパソコンを送るだけでパソコンを処分できるパソコン処分.comなら、処分にかかる費用は無料です。
パソコンのデータ消去も無料で行ってくれるため、安心して簡単にパソコンを処分できます。
グラボは、3Dゲームをプレイしたい場合は基本的に必須です。
動画編集の場合は必須ではありませんが、グラボがあれば作業が快適です。しかし、グラボは高価なパーツのため、本当に必要なの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
この記事では、グラボの必要性がわからない人のために、パソコンのグラボについて徹底的に解説します。
グラボ搭載のパソコンに買い替えるべきかを迷っている方は、参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
グラボとはグラフィックボードの略で、パソコンに映像を映し出すためのパーツであるGPUを搭載した基板のことです。
グラボを搭載しているパソコンは、映像の処理能力が高く、3Dゲームや動画編集、画像編集などをサクサクと快適に行えます。
マルチディスプレイの場合も、映像がカクつくこともなくきれいに複数の映像を映し出すことができます。
グラボを搭載していないパソコンでも、CPUにグラフィック機能があれば映像出力できます。CPUにグラフィック機能があるものをオンボードグラフィックと言います。
オンボードグラフィックがないパソコンは、グラボがなければ映像を映し出せません。CPUの型番、Intelでは最後がF、AMDでは無印または最後がXのCPUにはオンボードグラフィック性能がないため、グラボの搭載が必要です。
また、オンボードグラフィックは、グラボと比べると性能がかなり低めです。そのため、高画質の映像を映したり、モデリングをしたりと高いグラフィック性能を要求される場合は、グラボが必要になります。
グラボに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
パソコンのグラボ(グラフィックボード)とは?役割などを簡単に解説>>
パソコンにはグラボを搭載していなくても、オンボードグラフィックがあれば映像を映し出せます。そのため、グラボの必要性がわかりにくいかもしれません。
オンボードグラフィックはグラボと比較すると性能が低いため、高いグラフィック性能が必要な場合は快適に作業できません。
グラボを搭載したパソコンでは、次のことができます。
グラボがあれば、これらの作業が快適に行えます。一方で、グラボは非常に高額なパーツのためこれらの作業を行わない場合は不要です。
それぞれ、詳しく解説します。
グラボがあれば、3DゲームやVRを快適に楽しめます。
ゲームによっては、オンボードグラフィックで楽しめるものもあります。しかし、グラフィック性能が低い場合、カクつくなど滑らかな映像を楽しめず、満足にゲームをプレイすることもできません。
VRを楽しみたい場合も、グラボが必須。グラボ非搭載のパソコンでは、まともに動かすこともできません。VRを楽しみたい場合は、グラボが圧倒的に重要なパーツとなります。
グラボの性能が高ければ高いほど、高画質でフレームレートが高いゲームを楽しめるようになります。
グラボがあれば、パソコンでイラストを描いたり、動画編集もサクサク快適にこなせます。
例えば、3DCADで製図をする場合、細かい描写が必要になるため、高い処理能力があるグラボが必須です。
動画編集をする場合、グラボは必須ではありません。
しかし、動画編集で映像効果をつけるときにはパソコン内部で大量の演算が行われており、グラボがあることで高速な処理が可能になります。
動画編集でのGPUの役割は、映像のグラフィック出力だけでなく、レタリングやエンコード、プレビューをスムーズに行うこともあります。
特に容量の大きな動画を扱ったり、1日に何本もエンコード作業したりする場合は、グラボがあることで作業時間が短縮されるため、作業効率が上がります。
グラボがあれば、PCゲームの配信も可能です。
グラボがなくてもPCゲームの配信はできますが、画質をできるだけ落とす、パソコンに負荷がかかるゲームの配信はしないなどの条件が付き、快適に動画配信ができる状況とは言えません。
PCゲームの配信のクオリティは、グラボの性能に左右されます。グラボの性能が低ければ、ゲームの画質や解像度、フレームレートに影響します。
画質や解像度が低いゲーム配信は、視聴者の定着率も下がる傾向があるため、ゲーム配信のクオリティは重要です。
スペックの高いグラボがあれば、クオリティの高いゲーム配信も可能です。
WEBプログラミングではグラボは不要ですが、科学技術計算やAIプログラミング、3Dゲームプログラミングなどを行う場合は、グラボがあれば処理スピードが向上します。
CPUは、演算装置であるコアを数個しか搭載していないのに対し、GPUは数千以上搭載されています。
スペックの高い大きなコアを持つCPUに対し、GPUはたくさんの小さなコアがあるため単純で膨大な作業を処理することが得意です。
そのため、大量の演算処理が必要となる作業は、GPUを搭載している方が作業効率が上がります。
グラボがあれば、3画面以上の画面に出力ができるようになります。
グラボがないパソコンでは、2画面までしか出力できません。そのため、3画面以上のディスプレイを並べ、プログラミングや株のトレードなど、効率よく作業したい場合は、グラボが必要です。
3画面以上のディスプレイを使いたい場合は、マルチディスプレイアダプターを使用する方法もありますが、動作が安定しません。
安定して3画面以上のディスプレイを使いたい場合は、グラボの搭載がおすすめです。
グラボがあれば、仮想通貨のマイニングで収益を得られます。
マイニングとは採掘の意味で、仮想通貨の新しいブロックを生成するための承認作業のことを指します。
マイニングでは膨大な計算量が必要で、たくさんの演算処理が得意なグラボが必須の作業です。
日本では電気代が高くマイニングで収益を得ることは難しいと言われていますが、マイニングの成果はグラボの性能にかかっています。
マイニングでは、仮想通貨とGPUの相性が重要となるため、それぞれに合ったGPUを選ぶ必要もあります。
グラボは、必ずしもパソコンに必要なパーツではありません。グラボがなくてもオンボードグラフィックがあれば、パソコンに映像を映し出せるためです。
オンボードグラフィックの性能で十分な作業しかしない場合は、グラボは不要なケースもあります。
ここでは、内蔵GPUやAPUについて解説します。グラボは高価なパーツのため、本当に必要かを確認し購入を検討しましょう。
内蔵GPUとは、CPUに内蔵されたGPUのことで、オンボードグラフィックとも言います。
IntelのCPUでは、型番の末尾にFが、AMDなら末尾にGが付いていれば、グラフィック性能があるCPUです。
オンボードグラフィックがあれば、CPUの性能だけで映像を映し出せます。しかし、性能はグラボと比較すると比べ物にならないほど低くなり、最新の3Dゲームや4Kなどの高画質動画の編集などは難しくなります。
ただし、オンボードグラフィックでも、重い3Dゲームをしない、データ量の多い動画編集をしない場合などは、問題なく使用できます。また、重いゲームをプレイする場合でも、設定を下げればプレイできるほど、オンボードグラフィックの性能も向上しています。
オンボードグラフィックはCPUにグラフィック性能が搭載されているため、追加でグラボの費用がかからず、消費電力が少なく、幅広い用途で使いやすいメリットもあります。
そのため、重い3Dゲームを高いフレームレートでプレイしたい、重い動画編集を頻繁に行いたい場合などを除けば、GPUが不要なケースも多くなっています。
APUとは、CPUメーカー「AMD」の内蔵GPUを搭載したCPUのことを言います。内蔵GPUと同じ意味で、AMDが製造したものをAPUと呼びます。
IntelもAMDも同じ内蔵GPUですが、AMDのAPUのほうが性能が上と言われています。
ここまでグラボの必要性について、解説しました。
以上のことから、グラボが必要な人と不要な人は次のように分かれます。
グラボが必要な人 | グラボが不要な人 |
---|---|
・高画質で3DゲームやVRもプレイしたい ・動画編集者、画像編集者、ゲーム配信者 ・高度なプログラミング作業をする ・3画面以上のディスプレイを使いたい ・4Kや8Kを楽しみたい ・仮想通貨のマイニングをする | ・ゲームは全くプレイしない ・動画編集や画像編集はしない ・4Kや8Kの画像は見ない ・消費電力が気になる |
グラボの性能によって、ゲームの操作性や、動画編集の快適性が大きく変わります。
そのため、パソコンで3Dゲームを楽しむ人や、動画編集者はスペックの高いグラボを搭載するほど、作業の快適性も向上します。
また複数の画面でパソコンを使いたい人にも、グラボの搭載がおすすめです。3つ以上のモニターを接続したい場合、グラボがなければ映像を出力できません。
しかし、ゲームを全くプレイしない人で、今後予定もない人はグラボは不要です。また、グラボを搭載すると消費電力が大きくなるため、電気代や発熱が気になる場合は、グラボ非搭載のパソコンを選ぶのもいいでしょう。
グラボのドライバは、グラボを正常に動作させるために必要なものです。
グラボのドライバは、公式サイトからパソコンにダウンロードしインストールできます。自分のグラボの型番を確認し、インストールしましょう。
パソコンに搭載されているグラボは、Windows10であればタスクマネージャーから確認できます。
もしくはタスクバー空白部で右クリックして「タスク マネージャー(K)」を選択
グラボのドライバをインストールすると、定期的に更新が必要です。グラボのドライバの更新は、動作を最適化し、安定してより高い性能を発揮するために必要です。
グラボのドライバを更新すると、不具合が改善されたり、最新タイトルに対応できるようになったりするメリットがあります。
GPUのメーカーによって、ドライバはバグの修正や機能性の改善のためにアップデートを繰り返しています。ドライバを更新することで、常に最新の状態でグラボを安定して使用できます。
オーバークロックとは、グラボの動作周波数をメーカーが設定した定格クロックよりも上げて性能を引き上げることです。
CPU同様に、グラボでもオーバークロックできます。グラボをオーバークロックするメリットは、処理速度の向上。PCゲームをプレイする場合において、フレームレートや画質が向上し、場合によっては20%程度処理速度を向上させることも可能です。
一方デメリットは、消費電力が増え、発熱量も増えるため排熱処理がうまくいかないとパソコンのパフォーマンスが低下し動作が不安定になる可能性があることです。
排熱処理のために、冷却ファンの回転数が上がり騒音によるデメリットもあります。特に、発熱はダメージを与えるため、GPUの寿命を縮める原因にもなります。
また、オーバークロックすると、メーカーの規格外で動作することになるため、メーカー保証の対象外にもなります。
グラボをオーバークロックすると、フレームレートや画質の向上といったメリットがありますが、少し上がる程度です。
メリットよりも保証が切れるなどのデメリットの方が大きいため、グラボのオーバークロックを検討するよりも、高性能のグラボへの交換やパソコンの買い替えがおすすめです。
パソコンにグラボを搭載していない場合は、グラボを購入し増設する必要があります。
しかし、PCケース内にグラボのスペースが必要など、グラボを購入する前には注意点もあります。
グラボを購入する前のその他の注意点は、以下のとおりです。
順番に解説します。
PCゲームは、プレイするゲームによって必要なグラボのスペックが大きく異なります。
グラボのスペックが不足すると、満足にゲームをプレイできません。プレイしたいゲームに必要なスペックは、各ゲームの公式サイトやプラットフォーム「Steam」などで確認できます。
今後新しいゲームを追加する可能性がある、などの場合は、なるべく高いスペックのグラボを購入しておくと、買い替えの回数を減らすこともできます。
参考:Steam
グラボは、メーカーや世代、性能などにより大きさが異なります。パソコンにグラボが入る空きスペースがない場合は、グラボを増設できません。
PCケースには形状の違いがあり、PCケースに収まらない大きさのグラボを搭載することはできません。
ケースを閉じずにグラボを搭載することもできますが、ホコリの侵入や冷却性能が落ちるなど、トラブルが起こる可能性もあるためPCケースに収まるサイズのグラボを選びましょう。
PCケースがフルタワーやミドルタワーの場合は、拡張性が高く空きスペースが大きいため冷却ファンを搭載したグラボも対応できます。
しかし、それよりも小さいミニタワーやスリム型などになると、冷却ファンが小さめのグラボしか搭載できない可能性もあります。
そのためグラボを購入する際には、まずPCケースに収まるサイズであることを確認しましょう。
グラボは、マザーボードのPCI Expressスロットに取り付けます。
そのため、空きスロットがあることを確認する必要があります。空きスロットがない場合は、マザーボードやパソコンの買い替えが必要になります。
グラボは、多くの電力を必要とするパーツです。
グラボを搭載することで、パソコンの電源出力が不足し、パソコンの動作が不安定になり、突然シャットダウンしたり、起動しなくなったりします。
最悪の場合は、シャットダウンによりデータを消失する可能性もあります。グラボを購入する際には、パソコンの電源出力で問題ないかを確認しましょう。
またグラボの中には、電源ユニットから直接電力を取り込む補助電源がついているモデルがあります。
補助電源付きのグラボは、PCI Express電源コネクタ(補助電源コネクタ)ケーブルを使用するため、電源ユニットに必要なコネクタがあることを確認する必要もあります。
グラボの性能を十分に発揮するためには、パソコンの他のパーツの性能も重要になります。
例えば、CPUが性能不足の場合、グラボの処理が遅くなるなど十分に性能を発揮できません。
いくら高性能なグラボを搭載しても、パソコン内の他のパーツの性能が低い場合は、グラボ搭載の効果が低くなります。
そのため、グラボを購入する際には、パソコンの他のパーツの性能も十分に確認する必要があります。
グラボを後から増設するのは、スペースの問題など難しいこともあります。
しかし、プレイしたいゲームが発売された、動画配信を始めた、など、パソコンを持っていてもグラボが必要になるケースもよくあります。
グラボの増設が難しい場合は、グラボを搭載したパソコンへの買い替えがおすすめです。最初から、グラボを搭載したパソコンを選んでおけば、グラボが搭載できるのか、電源は足りるのか、他のパソコンパーツとの相性などを悩む必要はありません。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分も必要ですが、パソコンは簡単に処分できません。
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パソコン処分.comは不要になったパソコンを段ボール箱に詰め、着払いで送るだけで無料でパソコンを処分できます。
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グラボは、高いグラフィック性能が求められる作業や大量の演算処理が必要な場合、マルチディスプレイで作業したい場合、仮想通貨のマイニングなどをする場合に必要です。
グラボはパソコンに映像を映し出すためのパーツですが、オンボードグラフィックによりグラボがなくても映像を映し出せます。
最近はオンボードグラフィックの性能が向上し、グラボが不要になるケースも増えています。
しかし、グラボとオンボードグラフィックの性能は、まだまだ雲泥の差があります。そのため、高画質の映像が必要な場合はグラボが必要です。
グラボは使用しているパソコンに、増設することも可能です。しかし、条件が合わない場合はグラボを搭載したパソコンへの買い替えを検討しましょう。
パソコンを買い替え、古いパソコンを処分する場合は、パソコン処分.comの利用を検討しましょう。
パソコンのグラフィックボード(グラボ)は、PCゲームや動画編集をする人だけでなく、ハイスペックなパソコンでサクサク作業したい人にもおすすめです。
しかし、グラボのメーカーは種類も多く選び方で迷う人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、数あるグラボメーカーの中からおすすめをピックアップし、特徴や違いを解説します。
グラボの選び方も解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
グラボとは、グラフィックボードの略で、パソコンにきれいな映像を映し出すためのパーツです。
CPUにグラフィック性能が内蔵されている場合は、グラボは不要ですが、3Dゲームや設計などで3D作業をする場合や、高解像度の映像を楽しみたい場合は、グラボを搭載する必要があります。
グラボはさまざまなメーカーから発売されており、メーカーによって以下のような違いがあります。
それぞれの違いを、順番に見ていきましょう。
グラボは大きく分けて、リファレンスモデルとオリジナルモデルに分かれています。
グラボは、グラボの頭脳であるGPUを基板に搭載したものです。さまざまなメーカーからグラボが販売されていますが、搭載しているGPUは同一のものが使用されているため、基本性能は大きく変わりません。
GPUを製造しているメーカーが製造したグラボのことをリファレンスモデル、その他の販売メーカーが製造したグラボをオリジナルモデルと言います。
リファレンスモデルは、安全に動作するように余裕のある設計がされており、通常よりも動作クロックが低く設定されています。
GPUメーカーの強みを活かし、リファレンスモデルに先行して販売されるため、最新のグラボが使えます。比較的サイズが小さいことや、GPUがオーバークロックされていないため安定していること、無理なオーバースペックをしていないため寿命が長いこともメリットです。
オリジナルモデルは、性能重視でメーカー独自の設計がされており、本来のGPUの性能よりも少し高い性能を発揮します。GPUがオーバークロックされ熱を発しやすくなるため、大型の冷却ファンなどを搭載し冷却性能が高いことが特徴です。
また透明ケースで光るLEDなど独自のデザインでおしゃれなものも多いため、デザイン重視でグラボを使いたい人にもおすすめです。
リファレンスモデルは、GPU発売当初には大きく流通しますが、その後はオリジナルモデルが主流となることも特徴です。
モデル | 特徴 |
---|---|
リファレンスモデル | ・GPUメーカーのAMD ・NVIDIAが販売 ・動作クロックが低めで性能が安定している ・最新のグラボが使える ・サイズが小さい ・寿命が長い |
オリジナルモデル | ・GPUメーカー以外のメーカーが販売 ・クロック周波数が高めで高性能 ・冷却性能が高い ・おしゃれなデザイン |
グラボにはGPUが搭載されており、GPUメーカーは、AMDとNVIDIAの2種類です。
グラボメーカーによって、AMDのみ、NVIDIAのみ、どちらも扱うパターンに分かれます。
ここでは、それぞれのGPUメーカーの違いを解説します。
NVIDIAは世界的にも有名なメーカーで、ゲーミングPCのグラボにも多数採用されています。中でも人気なのが「GeForce」で、多くのゲームプレイヤーから高い人気を誇ります。
優れた映像処理能力があり、動作も安定。ゲーム映像の処理にも高い能力を発揮します。
「GeForce」シリーズには、RTXやGTXなどの種類があります。高性能モデルのRTXは光の処理能力が高く、臨場感のある光の表現を実現しています。
多くの人に人気があり世界的に普及していることから、トラブルの際でも問い合わせしやすいこともメリットです。
国内での取り扱いも多い主流な製品のため、在庫も見つけやすいでしょう。
AMDは半導体製造でも知られるメーカーで、パソコンのCPU「Ryzen」シリーズも製造しているメーカーです。
AMDが製造するGPUは、「Radeon」シリーズ。家庭用ゲーム機のPS5やPS4、Xboxなどのグラボ、AppleのMac Proなどにも採用されています。
「Radeon」シリーズはNVIDIAに比べるとコスパが高く、比較的低価格で購入可能です。国内での流通量は少ないものの、NVIDIAと同等の性能を持ち、省電力性能に優れています。
グラボメーカーによる大きな違いは保証期間や保証内容にあります。
グラボはめったに故障するパーツではありませんが、相性が悪いと取り付けできない可能性もあり、手厚い保証があると安心です。
下記にメーカーごとの保証期間をまとめました。グラボのメーカー選びの参考にしてください。
メーカー | 保証期間 | 延長保証 |
---|---|---|
ASUS | 1年 | なし |
MSI | 1年 | なし |
GIGABYTE | 2年 | 製品登録で2年延長 |
ZOTAC | 1年 | 延長保証加入で2年延長(有料) |
ELSA | 2年 | なし |
玄人志向 | 1年(GALAKUROモデルは3年保証) | なし |
Palit | 1年 | パソコン保険に加入で最大3年(有料) |
標準保証を比較すると、最も保証期間が長いのは玄人志向の「GALAKURO」です。できるだけ長い保証期間が欲しい場合は、「GALAKURO」を検討しましょう。
次に注目なのが「ZOTAC」です。標準の保証期間は1年ですが、有料で保証期間を3年まで延長できます。
またZOTACのグラボには、封印シールがありません。グラボには封印シールが貼られており、分解する際などに封印シールをはがすと保証の対象外になります。
しかし、ZOTACの場合は封印シールがないため、分解しても保証内容に変更はありません。分解した際に故障した場合は保証されませんが、分解OKなことはZOTACの大きな強みです。
パソコンのグラボに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
パソコンのグラボ(グラフィックボード)とは?役割などを簡単に解説>>
種類の多いグラボメーカー、何を基準に選べばいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは数あるグラボメーカーの中から、おすすめのメーカーを取り上げました。
グラボのおすすめメーカーは、以下の7つです。
それぞれの特徴や違いについて、解説します。
ASUSは、グラボメーカーとしては抜群の知名度を誇る台湾のメーカーです。
パソコンやパソコンパーツ、周辺機器の販売も手がけており、マザーボードメーカーとしても有名です。独自のゲーミングブランド「ROG STRIX GAMING」があり、ゲームユーザーに人気があります。
ASUSのグラボは、大型ファンで高い冷却性能と、高いデザイン性が魅力です。高品質のグラボを取り扱っていますが、その分価格は高めです。
排熱性能が優秀なため、マシンパワーが必要なゲーミングPCにおすすめです。
参考:ASUS 日本
MSIは台湾のメーカーのコンピューター関連メーカーで、世界的に有名なマザーボードやグラボメーカーです。
高い冷却性能や、静音性を備えており、高いオーバークロック技術を備えています。上位モデルには、ライトアップエフェクトも搭載されており、デザインにこだわりのある人にも人気です。
GPUやメモリ、冷却性能などを細かく指定して選べるため、条件に合ったグラボが見つかりやすいメーカーです。
参考:MSI ジャパン
GIGABYTEも台湾のパソコン周辺機器メーカー。マザーボードやCPUクーラーの販売も手がけており、主力商品はマザーボードです。
独自のゲーミングブランド「AORUS Gaming」があり、ゲーミングPCも販売にも力を入れており、低価格のエントリーモデルから高性能なハイエンドモデルまでグラボの種類も豊富です。
多くのゲーマーのニーズを満たすため幅広いモデルを展開しており、ゲーム特化のグラボを探している場合はチェックしてみましょう。
ZOTACは香港のコンピューター・ハードウェアメーカーで、コスパが高いグラボメーカーとしても有名です。
安価で性能が高いグラボが多いため、はじめて購入するグラボにおすすめ。他社よりも薄型で小型のグラボが多く、スリムなパソコンを自作したい人にも最適です。
封印シールがなく、分解しても故障しなければ保証の対象となることもポイントです。GPUは、Radeonの取り扱いはなく、GeForceのみとなります。
ELSAは、ドイツのグラボメーカーです。安定性能に目を向けているメーカーで、他社がデザインにもこだわる中、シンプルなデザインで丈夫なグラボを販売しています。
長期間使用することを想定し、衝撃やホコリに強く、メンテナンスの際にケガをしないように角が取れたデザインにするなど、ユーザーのために工夫されています。
ELSAは他のメーカーが1年保証の中、最大3年保証とサポート面も魅力です。
参考:エルザジャパン
玄人志向は、数少ない国内メーカーの1つで、パソコン周辺機器メーカーです。ハイエンドのグラボは、「GALAKURO」で3年保証がついています。
サポートには力を入れていないため、ある程度知識のある人におすすめですが、その分高性能で安価な製品が多く、コスパ重視のユーザーにもおすすめです。
安い価格で提供するため、パッケージを簡略化したり、日本語マニュアルの用意がなかったりとパソコンの知識がある人をターゲットとしています。
参考:玄人志向
台湾の老舗メーカーで、MSI、ASUS、GIGABYTEなどと並ぶ大手グラボメーカーです。国内ではドスパラが唯一の代理店として、Palitの販売を手がけています。
Palitの魅力は、なんといっても価格の安さです。パッケージ、カタログ、サポートを極力減らし、ドスパラが直輸入していることから安い価格を実現しています。
グラボ本体に2つのBIOSを搭載しており、オーバークロックに失敗した場合、片方が故障してももう片方が作動します。
世界シェアは大きいのですが、国内の販売台数が少ないためマイナーなメーカーと言われています。しかし、取り扱いしているグラボの種類は豊富です。
参考:ドスパラ
種類が豊富なグラボメーカーですが、中にはおすすめしないメーカーもあります。
おすすめしないメーカーの特徴は、次の2つです。
それぞれの理由を詳しく解説していきます。
知名度が低く、価格も安いグラボを購入するのはやめましょう。
はじめてグラボを購入する場合はとくに、この記事で紹介した有名メーカーのグラボを購入するのが無難です。
有名メーカーのグラボは取扱数が多く、保証もしっかりしているため万が一の場合も安心です。
知名度が低く、価格も安いグラボは性能に問題がないことをしっかり確認しましょう。
グラボは、メーカーによって価格帯が異なります。
高価なグラボは性能も高めですが、高価すぎる場合はなかなか購入できません。PCを自作する場合などは特に、グラボだけに費用をかけることもできないため、予算に合ったグラボを選びましょう。
はじめてグラボを購入する場合は、コスパの良いモデルを選び、用途や使用感によって高性能モデルに上げていくのがおすすめです。
グラボはPCゲームや動画編集の際に必要なのが、グラボ。
グラボを交換したい、グラボ搭載のパソコンが欲しい場合は、グラボを選ぶ必要があります。
グラボを選ぶ際のポイントは、次の8点です。
それぞれ順番に、グラボを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
グラボにはGPUという、グラボの頭脳のようなパーツがあります。GPUが搭載された基板のことをグラフィックボード(グラボ)と呼びます。
GPUはパソコンでいえば、CPUのようなもので、GPUのスペックがそのままグラボのスペックと言っても過言ではありません。
GPUには、AMDとNVIDIAの主要なメーカーが2社あり、同じGPUチップでも、独自にオーバークロックしているものもあるため性能には差があります。
GPUのスペックはベンチマークの数値で確認できます。
購入する際には、ベンチマークのクロック周波数を確認しましょう。
GPUのように、グラボにも専用メモリが搭載されています。通常メモリと同様に、メモリは多いほど有利になり、滑らかな映像を楽しめるようになります。
美しい映像を楽しみたい場合は、ビデオメモリ容量が多いグラボがおすすめですが、ビデオメモリ容量が多いほど価格も高くなるため注意が必要です。
グラボは非常に発熱しやすいパーツで、高解像度のオンラインゲームやモニターを使うと負荷がかかりかなりの高温になります。
グラボが高温になると、パソコンは十分な性能を発揮できません。故障の原因にもなるため、冷却性能は重要です。
ほとんどのグラボは、大型の冷却ファンや複数のファンを搭載するなど冷却性能を高める工夫がされています。
しかし、冷却ファンの数が増えたり、大型になったりすると、グラボも大型になるため、サイズには注意が必要です。
グラボの性能を十分に発揮するためにも、冷却性能をチェックしましょう。
グラボを取り付ける場合は、手持ちのパソコンやモニターに対応していることを確認しましょう。
パソコンやモニターのインターフェースを事前に確認し、接続できるグラボを選ぶ必要があります。
例えば、モニターがHDMI端子の場合は、HDMIを搭載したグラボが必要です。別の端子のグラボを選んでしまうと、別途変換ケーブルが必要になります。
余計な出費を抑えるためにも、事前にモニターやパソコンのインターフェースの確認を忘れないようにしましょう。
グラボは消費電力の高いパーツで、高性能なほど消費電力も高くなります。
そのため、グラボによっては補助電源があり、電源から直接電力を取り入れるモデルもありますが、市販のパソコンの場合、電源容量に余裕がなく、グラボ用の補助電源ピンがないパソコンも多いです。
電源が足りない場合は、パソコンの電源が急に落ちるなどのトラブルにつながる場合もあります。
補助電源が必要なグラボは、メーカーのホームページによって確認できます。パソコンの電源容量が少ない場合は、省電力のグラボを選ぶのも1つです。
グラボを購入する場合は、事前にパソコンを開け、PCケースのサイズを確認しましょう。
グラボを購入してもPCケースに入るサイズでなければ、取り付けできません。
ノートパソコンの場合は、グラボの増設が難しいため、外付けのグラボなどを検討しましょう。
プレイするゲームが決まっている場合は、推奨スペックをチェックしましょう。
プレイしたいゲームの公式ホームページには、ゲームを快適にプレイするために必要なGPUのスペックやメモリ容量が記載されています。
4kなど高解像度や120㎐などの高いリフレッシュレートでゲームをプレイしたい場合は、推奨スペック以上のグラボを選べばラグもなく美しい映像を楽しめるでしょう。
記載された推奨スペックを満たすグラボでなければ、ゲームをプレイできないため注意しましょう。
グラボは、デザイン性に優れる製品も多いため、好みのデザインで選ぶ方法もあります。
アクリルケースを使用し、PC内部が見えるようなスケルトンモデルのグラボなど、おしゃれなデザインのグラボも多いです。
LEDを搭載し、さまざまな色に発色するモデルもあり、好みのデザインを選ぶことで自分だけのオリジナルなパソコンにすることもできます。
手持ちのパソコンにグラボが搭載されているか、どんなグラボが搭載されているか、わからなくなることもあります。
ここでは、Windows10の場合のグラボの確認方法を2つ紹介します。
順番に解説します。
グラボは、パソコンのタスクマネージャーから次の手順で確認可能です。
DirectX診断ツールとは、Windowsに搭載されている機能。グラボを確認する手順は以下の通りです。
グラボを増設したい場合、手持ちのパソコンにグラボの増設スペースが必要。増設スペースがない場合は、グラボを増設できません。また、ノートパソコンの場合は、もともとグラボを増設できないモデルも多いです。
どうしても、きれいな映像でゲームをしたい、サクサク動画編集をこなしたい場合は、グラボを搭載したパソコンへの買い替えを検討しましょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。パソコンを買い替える場合は下取りも利用できますが、下取りする場合はデータを完全に消去する必要があります。
パソコンは小型家電リサイクルの対象のため、粗大ゴミに出すこともできません。
そこでおすすめなのが、無料で処分できるパソコン処分.comです。
パソコン処分.comの利用方法は、不要になったパソコンを段ボール箱に詰め、着払いで送るだけ。平日と隔週土曜日であれば持ち込みも可能で、事前の連絡も不要です。
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グラボはメーカーによって、保証内容や搭載しているGPUに違いがあります。
搭載しているGPUが同じ製品であれば、基本的な性能は大きく変わりません。ただし、メーカーによって独自にオーバークロックしていたり、冷却性能が異なったりすることで、メーカーによって多少の性能の違いがあります。
グラボを購入する際にはクロック周波数を確認し、用途に合ったスペックのグラボを購入しましょう。
パソコンを買い替え、パソコンの処分が必要になった場合は、パソコン処分.comを利用しましょう。
パソコンは、家電量販店やインターネットサイトなどで販売されています。
いざパソコンを買うとなると、どこで買うのがいいんだろうと悩む方もいるのではないでしょうか。
パソコンは買う場所によって特徴があり、買えるパソコンの種類や価格が異なります。
そこでこの記事では、パソコンを買う場所やおすすめの人、おすすめのパソコンメーカーを紹介します。
パソコンをどこで買うべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
パソコンを買うなら、どこで買うのがいいのでしょうか。
主に次の3つの場所が選択肢に上がります。
それぞれ特徴やメリット、デメリットを順番に解説します。
ヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラなどの家電量販店では、いろいろなメーカーのパソコンを実際に見て、触って選ぶことができます。
特にNEC、富士通、Dynabookのパソコンは、家電量販店での販売に力を入れており、取り扱いが豊富です。
またAppleのパソコンはどこで買っても同じ価格のため、ポイントが付く分、家電量販店での購入がお得になることもあります。
販売員との交渉次第では値引きをしてくれることもあり、お得に感じるかもしれません。しかし、家電量販店では人件費やマージンなどのコストがかかっているため、パソコンの価格が高いことが多いです。
家電量販店で価格の安いパソコンを見つけたら、スペックや年式を確認しましょう。低スペックで、年式も古いパソコンを在庫処分などのためにセール価格で販売していることもあるためです。
家電量販店の販売員にアドバイスを求めると、ほとんどの場合は在庫が多いなど早く売りたい商品をおすすめします。できるだけクレームが付かないように、多くのソフトが付いたスペックの割に高価なパソコンをすすめられることもあります。
そのため、家電量販店でパソコンを買うなら販売員におすすめを聞かないで、自分で決めることを心がけましょう。
家電量販店でパソコンを買うメリットは、パソコンをすぐに持ち帰りできることです。タイミングによっては展示品を安く買えることもあります。
家電量販店は、とにかく早くパソコンが欲しい人にはおすすめです。
【家電量販店のメリット】
【家電量販店のデメリット】
パソコンをインターネットで検索すると出てくるのが、Amazonや楽天などのECサイト。
さまざまなメーカーのパソコンを購入でき、特にAmazonでは即納品が多く、お急ぎ便で注文すれば最短当日に届くこともあります。
ECサイトでは比較的安くパソコンを買えますが、パソコンの詳しいスペックが確認できない場合も。スペックがわからないままパソコンを買うと、スペック不足でパソコンが使えないということもあります。
また、ECサイトでは延長保証が付けられないこともあります。通常の1年保証のみのため、長期保証を付けて安心したい人には向いていません。
しかしながらインターネットショップでは、価格を比較しやすいこともメリットです。家電量販店の場合は、店舗を実際に回る必要がありますが、インターネットショップではショップやサイトごとに簡単に価格を比較できます。
Amazonや楽天の場合、アカウントがあれば基本情報の入力が簡単で、ポイントが貯まり、セールで安く購入できることもあります。
【Amazonや楽天などのECサイトのメリット】
【Amazonや楽天などのECサイトのデメリット】
パソコンメーカーには、それぞれメーカーの直販サイトがあります。また、BTOショップとは、パソコンを受注生産しているサイトです。
メーカーの直販サイトやBTOショップのメリットは価格が安く、パソコン構成をある程度自由にカスタマイズできることです。
CPUのスペックやメモリやストレージの容量などを選べるため、必要なスペックや予算に合わせてパソコンを選べます。
長期保証が購入できたり、無料でついていたりするため初心者にもおすすめ。キャンペーンやセールの開催や割引クーポンの配布などで、家電量販店よりも安い価格でパソコンを購入できます。
ただし、即納モデルを除き、受注生産になるため納期がかかることもあります。また、NEC、富士通、Dynabookは家電量販店での販売に力を入れているため、直販サイトが安くなりにくい傾向があります。
その他のメーカーは、ほとんどの場合家電量販店よりも直販サイトが安くなります。キャンセルなどのアウトレット品を格安で販売していることもあるため、パソコンを安く買いたい人は、一度直販サイトをチェックしてみましょう。
【メーカー直販サイト、BTOショップのメリット】
【メーカー直販サイト、BTOショップのデメリット】
結局パソコンはどこで買うのがいいのか、結論は人によって違います。
家電量販店、ECサイト、メーカー直販サイトやBTOショップの特徴から、それぞれおすすめの人は次のような人です。
【家電量販店はこんな人におすすめ】
【ECサイトはこんな人におすすめ】
【メーカー直販サイト・BTOショップがおすすめの人】
以上をふまえて、結局パソコンを買うならどこがいいのか、パターン別に紹介します。
パソコンがよくわからない初心者の方は、家電量販店で実際に説明を聞き、パソコンを選ぶのもおすすめです。
ただし、家電量販店では、販売員が売りたいパソコンをおすすめするため、言われるまま買ってしまうと後悔する可能性があります。
少しでもパソコンを安く買いたいなら、店舗でパソコンの説明やアドバイスをもらい、その後インターネットで価格を比較し検討するのもいいでしょう。
NEC、富士通、Dynabookなどのパソコンは高価ですが、サポートが手厚く初心者向けです。家電量販店での販売に力を入れているため、インターネットサイトよりも安く買える可能性もあります。
パソコンがある程度わかる方でとにかく安くパソコンを買いたいなら、パソコンメーカー直販サイトやECサイトでパソコンを買うのがおすすめです。
欲しいパソコンのメーカーやスペックを決めて、サイト間で価格を比較して買いましょう。
インターネットサイトではキャンペーンやセール、クーポンの配布などが豊富です。パソコンを安く買える時期を逃さないように、こまめにサイトをチェックしましょう。
パソコンを安く買う方法に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンを安く買う方法は?店舗よりもネット通販がおすすめ>>
パソコンに詳しく、できるだけ安くスペックの高いパソコンが欲しいなら、BTOショップがおすすめです。
自由にパーツを選べるため、欲しい構成のパソコンを安価で購入できます。自作PCに比べ、パーツ選びのハードルも低いため自作は難しいが、スペックの高いPCが欲しい方におすすめです。
BTOパソコンの安い時期に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンが安い時期はいつ?BTOパソコンの安い時期も解説>>
パソコンをとにかく安く買いたいと思う方の中には、フリマアプリやヤフオクでパソコンを買うことを検討している方もいるかもしれません。
フリマアプリやヤフオクで購入できるのは、主に中古パソコン。
信頼できる中古パソコンショップの場合は、パソコンの外装や中身の状態などを詳しく記載しています。保証がついていることもあり、ある程度安心して購入できます。
しかし、フリマアプリやヤフオクでは、出品者がパソコン状態を詳しく教えてくれるとは限りません。
万が一購入したパソコンの状態が思った以上に悪い場合でも、保証もなく返品もできません。格安のパソコンを購入してみたら、ほとんど使えないジャンク品だったということもあります。
よほどのことがない限り、フリマアプリやヤフオクでの購入は避けましょう。
中古パソコンの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
中古パソコンの選び方!CPUやノートPCのチェックポイント>>
パソコンメーカーはそれぞれ特徴が異なり、パソコンを買うなら、どのメーカーで買うかも重要になります。
パソコンメーカーは、大きく分けて次の3つがあります。
初心者には、サポートが充実している国産メーカーがおすすめ。少しでも安くパソコンを買いたいなら海外メーカー、好きなパーツを自由に組み合わせて好みのスペックのパソコンが欲しいならBTOメーカーがおすすめです。
それぞれの特徴を、詳しく見ていきましょう。
国産メーカーの特徴は、サポートが手厚いことです。
マニュアルもわかりやすく、初期設定が不安な初心者にもおすすめです。マニュアルを見ても初期設定が難しい場合は、電話やチャットでサポートを受けたり、出張設定サポートを受けたりもできます。
最初から入っているソフトも多く、やりたいことがすぐにできるため初心者には扱いやすいでしょう。
サポートやソフトが充実している分、価格は高めに設定されています。
それぞれのメーカーの特徴を簡単にまとめると、次のとおりです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
NEC | ・国内販売台数最多で初心者におすすめ ・電話サポートが無料 ・マニュアルもわかりやすい |
富士通 | ・スーパーコンピューター京を開発 ・初心者にも使いやすい設計 |
Dynabook(東芝) | ・耐久性が高い ・軽量・薄型のノートパソコンが多い ・1部の機種はメーカーの2年保証付き ・海外保証付き(制限あり) |
Panasonic | ・ノートパソコンを中心に販売 ・性能が高く携帯しやすい ・耐久性が高い |
VAIO | ・SONYが事業を売却 ・高級で高性能のパソコンが多い |
海外メーカーは、高品質でありながら抑えられた価格が魅力のメーカーが豊富です。
コスパが高いパソコンが多い一方で、日本語のマニュアルがないこともありサポートはあまり充実していません。
パソコンの設定も自分で行う必要があるため、ある程度パソコンの知識が必要です。海外メーカーのパソコンには、最初から入っているソフトが少なく、自分で必要なソフトを追加する必要もあります。
全体的にコスパのいいモデルが多いため、ある程度パソコンの知識があり、安いパソコンが欲しい人におすすめです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
HP | ・個人向けが多い ・デザインや性能が良い |
Dell | ・コスパがいい ・高品質で低価格 |
Lenovo | ・キーボード操作がしやすい ・高品質で低価格 |
Microsoft | ・surfaceを販売している ・タブレットにもノートパソコンにもなる2in1が特徴 ・高品質で使いやすい ・価格が高い |
Apple | ・優れたデザイン性と高いブランド力 ・ファンが多い ・価格が高い |
BTOメーカーは、受注生産でパソコンを販売しているメーカーです。
CPUやメモリ、ストレージなどを細かくカスタマイズできるため、予算に合わせて好みのパソコンを購入できます。
スペックの高いパソコンから、コスパ抜群のモデルまで自由に選択できるため、人気も高まっています。
常に何かしらのキャンペーンを開催しており、クーポンの配布などもさかんなことから、スペックの高いパソコンを安く買いたい人におすすめです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
マウスコンピューター | ・一般的なパソコンからハイエンドモデルまで豊富なラインナップ ・人気が高い・価格が安い |
ドスパラ | ・ゲーミングPC(GALLERIA)が人気 ・価格が安い |
パソコン工房 | ・ラインナップが豊富 ・価格が安い |
ここではパソコンメーカーの中から、おすすめを9社紹介します。
それぞれ、おすすめの人は以下の通りです。
最もおすすめ | ・マウスコンピューター |
とにかく安く買いたい | ・マウスコンピューター ・Dell ・Lenovo ・HP ・パソコン工房 ・ドスパラ |
ゲーミングPCが欲しい | ・マウスコンピューター ・パソコン工房 ・ドスパラ |
初心者向け | ・NEC ・東芝(Dynabook) ・富士通 |
それぞれの特徴を、詳しく見ていきましょう。
「マウス、マウス~」のCMで話題になった、BTOパソコンメーカーです。
一般的なモデルからクリエイターモデルまで、用途に合わせて幅広いラインナップをそろえています。パソコンに詳しくない人でも購入しやすいように、24時間365日のサポートもあり、初心者でも安心です。
コスパも高く、思った以上に安いパソコンを買うこともできます。カスタマイズ可能で、デザインも良く、デメリットがあまりないおすすめメーカーです。
アメリカのパソコンメーカーで、世界シェア率もトップクラス。ビジネスモデルが中心です。
ゲーミングPC、ノートパソコン、デスクトップと全ての種類のパソコンの取り扱いがあります。
コスパの高い製品が多く、とにかく安くパソコンを買いたい人に向いています。しかし、上位モデルは高額で価格差が大きくなっています。
海外から輸入されるため納期がかかり、サポートもあまり手厚いとは言えません。パソコンで困ったことがある場合には、ある程度自分で解決できる人におすすめです。
参考:Dell公式サイト
パソコンのBTOメーカーの老舗で、地味ながら信頼性は抜群です。パソコンにある程度詳しい方に人気のメーカーです。
通常のデスクトップパソコンからゲーミングPCまで、ラインナップが豊富で全ての製品のコスパが高くなっています。
全国に店舗があり修理なども行っているため、近くに店舗がある場合はサポートも安心です。
スペックの高いパソコンを安く買いたい人は、一度チェックしてみるといいでしょう。
参考:パソコン工房公式サイト
全国に店舗があるパソコンのBTOメーカーです。
パソコンの知識があまりなくても、標準構成でも買いやすくなっています。パーツが無料アップグレードできたり、セール価格があったりと、高性能なパソコンを安く買えることが多いです。
ゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」が人気で、コスパの高いゲーミングPCが欲しい方には人気の高いメーカーです。
ゲーミングPCの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
ゲーミングPCの選び方!ゲームタイトル別に初心者にもわかりやすく解説>>
参考:ドスパラ公式サイト
IBMから分離した中国メーカーです。世界シェア率も高く、コストパフォーマンスは最高レベルで、ビジネスモデルが中心です。
キーボードの操作性には定評があり、IBMからのファンも多いメーカー。ノートパソコンやデスクトップ、ゲーミングPCなど幅広いラインナップで、全ての製品の価格が安く設定されています。
参考:Lenovo公式サイト
HPは、アメリカに本社を構える会社で「ヒューレット・パッカード」の略です。デザイン性とコスパに優れたメーカーです。
他の海外メーカー同様に幅広いラインナップをそろえています。特に小型のノートパソコンが人気で、おしゃれでコスパのいいパソコンが欲しい人に人気です。
海外メーカーですが、日本向けの製品は東京の工場で生産されています。
参考:HP公式サイト
NECは国内シェアのトップを誇るメーカーで、初心者向けのノートパソコンや一体型が製品の中心です。
品質やデザイン性に優れたノートパソコンが魅力ですが、コスパはあまり高くありません。
その分、徹底したサポートや初心者にも扱いやすいソフトなどを初期から備えており、読みやすい説明書などで初心者でも困らない工夫がされています。
ただし、ゲームや動画編集などの高度な作業には、あまり向いていません。
パソコンのスペックが低い割に価格が高いことがあるため、パソコンを買う前にはスペックをよく確認しましょう。
参考:NEC公式サイト
ノートパソコン専門のメーカーで、シャープと東芝の合弁会社がDynabookです。
高い技術力で、モバイルノートの性能が良く、軽量、コンパクトでありながら、丈夫で駆動時間が長いと、ビジネスシーンでの人気も高くなっています。
もちろんサポートも手厚いため、大学生向けのパソコンとしても人気があります。全体的に高価な価格帯です。
富士通は国産メーカーの中でも、インテリアを重視したおしゃれなデザインが多いです。
世界最軽量のモバイルノートを販売するなど安いパソコンとは異なる特徴があります。価格は海外メーカーと比較すると高めですが、その分手厚いサポートが魅力で初心者でも安心です。
初心者向けの製品が多めですが、ビジネス系のパソコンにも力を入れており、豊富なラインナップがあります。
高齢者向けのデザインやサポートがあり、パソコンに不慣れな方でも心配ありません。
参考:富士通公式サイト
パソコンを買うならどこがいいのか、結論は人それぞれです。
とにかく安くパソコンが欲しい場合は、インターネットで海外メーカーのパソコンやBTOメーカーのパソコンを買うのがおすすめです。
しかし、パソコンに詳しくない初心者は、価格が高くてもサポートが手厚い国内メーカーのパソコンを家電量販店で買うのもいいでしょう。
それぞれの特徴を知り、目的に合った場所でパソコンを買いましょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。
パソコン処分.comでは、無料でパソコンを処分できます。利用方法は簡単で、24時間365日いつでもパソコンを箱に詰めて配送するだけ。
事前連絡も不要、データ消去も無料のため面倒な作業は一切ありません。
パソコンを買いたいけど、予算の決め方がわからない
予算10万円でパソコンが買える?
このように、パソコンを買うときには予算について悩みますよね。パソコンは、3万円程度で買えるものから30万円以上する高価なパソコンもあります。
基本的にパソコンは、価格が高いほど高性能ですが、用途によっては高性能なパソコンはオーバースペックになることもあります。
結論、予算の決め方はパソコンの用途によって異なります。また、パソコンの性能ごとの予算の相場を知っておくことで、予算オーバーする心配も減ります。
この記事では、パソコンの予算の平均や予算別に買えるパソコンについて解説します。パソコンの予算の決め方がわからない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
【この記事でわかること】
パソコンを買うと決めたら、最初に決めるのが予算です。パソコンの予算を決めるのは難しいかもしれませんが、まずは自分の生活からパソコンに充てられる費用を考えましょう。
パソコンの予算を決める際に、チェックしたいことは次の4点。
予算だけを決めてパソコンを選ぶと、スペックが低すぎて使い物にならないなど失敗する可能性があります。予算を加味しつつ、これらのポイントも一緒に考えると後悔しないパソコンを選べます。
順番に、見ていきましょう。
パソコンの予算を決めるためには、パソコンを使って何がしたいのかを決めることが重要です。
例えばインターネット閲覧ができれば十分な人と、PCゲームをしたい人に必要なパソコンのスペックが異なるため、パソコンの予算も異なります。
基本的にパソコンは価格が高いほど高性能ですが、高性能で高価格のパソコンを買えばいいというものでもありません。
例えばインターネット閲覧をしたいだけの人に30万円もするハイスペックゲーミングパソコンは不要で、完全にオーバースペックです。
反対に、できるだけ安いパソコンが欲しいと予算だけを気にしてパソコンを選ぶと、やりたいことができないパソコンを買ってしまうことにもなります。
パソコンの用途によって、次に紹介するスペックを決めていきましょう。
パソコンの用途によって、パソコンに必要なスペックが異なります。基本的にスペックが高いパソコンほど、価格も高くなります。
スペックの決め方のポイントは、やりたいことを余裕をもってできるスペックを選ぶこと。少し余裕があれば、後々やりたいことの幅が増えても対応できます。
予算に余裕がない場合は難しいかもしれませんが、予算内でできるだけスペックの高いパソコンを選ぶことが後悔しないコツです。
パソコンのスペックを決めるときには、次の点を確認しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
CPUはパソコンの頭脳ともいえるパーツで、パソコンスペックに大きく関わります。CPUには世代があり、スペックが高く世代が新しいものほど価格が高くなります。
CPUメーカーには、Intel、AMDがありますが、予算を抑えたい場合はAMDがおすすめ。同等のCPUなら、Intel「Core i シリーズ」よりもAMD「Ryzenシリーズ」の方が価格が安い傾向があります。
CPUのスペックの目安は下記の通りです。
CPUの種類 | 用途 |
---|---|
Celeron/PentiumAthlon | ・インターネット閲覧、メールやSNSの利用 |
Core i 3・Ryzen 3 | ・インターネットや動画閲覧、文書作成 ・ビデオ通話 |
Core i 5・Ryzen 5 | ・マルチタスク可能 ・簡単な画像、動画編集 ・インターネットや動画閲覧 |
Core i 7・Ryzen 7 | ・3Dの映像処理、高画質な動画編集 ・PCゲームを快適にプレイできる |
Core i 9・Ryzen 9 | ・高画質でゲームを快適にプレイできる ・4Kでの動画編集 |
参考:Intel インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー
CPUは予算内で買える中で、最も高いスペックを選ぶのがおすすめです。CPUは、スペックが高ければ高いほど、負荷がかかる作業も快適にこなせます。
将来的に、動画編集がしたい、ゲーム配信がしたいなど、用途が増えた場合でもスペックに余裕があればパソコンを買い替える必要がありません。
CPUの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
CPUの選び方!初心者にもわかりやすく性能や用途別に解説>>
グラボは、パソコンに絶対に必要なパーツではありません。
CPUにはグラフィック機能を備えているものも多く、マザーボードにも出力端子を備えていることから、グラボがなくても映像出力ができます。
しかし、パソコンで高画質な画像や映像を映し出したい場合は独立したグラボが必要です。例えば、3D画像のオンラインゲームや4Kの映像を楽しみたい場合は、グラボを搭載したパソコンを選びましょう。
高解像度の映像出力が不要な場合は、グラボを搭載していないパソコンを選べば予算を抑えることも可能です。
グラボに関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンのグラボ(グラフィックボード)とは?役割などを簡単に解説>>
メモリは、パソコンのデータを一時的に保存する場所で、メモリ容量が大きいほど、複数の作業が快適に行えます。
メモリは、基本的に容量が大きくなるほど価格も上がります。しかし、過剰にメモリを搭載しても処理速度が大幅に向上することはないため、適切なメモリ容量を知ることが予算内に納めるコツにもなります。
一般的な使用であれば、メモリは8GBがおすすめ。ゲーミングPCであれば、16GB以上のメモリを搭載したパソコンを選びましょう。
メモリ容量 | 用途 |
---|---|
4GB | ・インターネット閲覧(単体) ・Officeソフトでの文書作成(単体) |
8GB | ・迷ったら8GBがおすすめ ・Officeソフトで文書作成 ・インターネット閲覧 ・複数のタブを開く |
16GB | ・3Dゲーム ・複数のソフトの起動 ・画像編集 ・イラスト作成 ・動画編集 ・複数のアプリを開くことがある |
32GB | ・ゲーム実況 ・4K動画編集、高画質の画像処理 ・3Dモデリング制作 ・本格的なクリエイティブ作業 |
64GB | ・サーバーの構築 ・大きい画像の編集 |
パソコンのメモリの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
ストレージは、音楽や動画や文書などのファイルを保存するために必要なパーツ。
ストレージにはHDDとSSDの2種類があり、HDDは安価で大容量、SSDは高速で耐久性が高いが高価とそれぞれ特徴があります。
ストレージは、基本的にSSDがおすすめ。高速のためパソコンの作業が快適になります。
価格が高いことを除いてはSSDのほうがメリットが大きいため、特別な理由がない限りはSSDがおすすめです。予算が少ない場合は、HDDを搭載すると予算を抑えられます。
パソコンに搭載するストレージの容量の目安は、下記の通りです。
ストレージ容量 | 用途 |
---|---|
128GB | ・ライトユーザー ・たまに文書などを保存する程度 ・インターネットの閲覧も少数 |
256GB | ・文書などの保存 ・動画や写真も保存する ・ある態度インターネットの閲覧もする ・時々ゲームもする |
512GB | ・動画編集や動画保存を気にせずにする ・文書などの保存を頻繁にする ・3DのPCゲームをするなら最低ライン |
1TB | ・4K動画編集や動画保存を頻繁にする ・文書などの保存を頻繁にする ・3DのPCゲームをする |
ストレージは容量が大きいほど価格も上がるため、上記の目安を参考に予算に合わせて選びましょう。
SSDとHDDの違いやSSDの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
どっちを選ぶ?HDDとSSDの違い!寿命や速度を徹底比較>>
パソコンにはノートパソコン、デスクトップパソコンがあり、購入するときにはどちらかを決める必要があります。
外出先でも、パソコンを使いたいならノートパソコン一択ですが、主に自宅でパソコンを使用する場合は、デスクトップパソコンも検討しましょう。
デスクトップパソコン、ノートパソコンのメリットとデメリットをまとめると、次のようになります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
デスクトップパソコン | ・周辺機器が増設しやすい ・拡張性が高い ・価格の割にスペックが安い ・大画面で作業できる ・楽な姿勢で作業できる ・周辺機器が故障した場合に周辺機器だけの買い替えができる | ・持ち運びできない ・設置スペースが必要 ・周辺機器を別途買う必要がある |
ノートパソコン | ・持ち運びできる ・省エネルギー ・省スペース ・配線が少ない | ・スペックの割に価格が高い ・バッテリー寿命がある ・カスタマイズ性が低い |
価格を抑えてスペックの高いパソコンを買いたい場合は、デスクトップパソコンがおすすめです。
スペックの割に価格が安いコスパのいいパソコンが多く、同じ価格であればノートパソコンよりも高性能なパソコンを購入できます。
パソコンのメーカーにはそれぞれ特徴があり、同じスペックでもメーカーによって価格も異なります。
予算に合わせて、パソコンメーカーを選ぶことも大切です。代表的なパソコンメーカーの特徴を、一覧表にまとめました。
パソコンメーカー | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
大手電機メーカー (富士通、NEC、VAIO、Panasonicなど) | ・サポートが充実 ・初心者でも安心 ・初期ソフトが充実 | 価格が高め |
海外メーカー (Dell、Lenovo、HPなど) | ・サポートが少ない ・初期ソフトがほとんどない | コスパが高いモデルが多い |
BTOメーカー (マウスコンピューター、ドスパラなど) | ・自由にカスタマイズできる ・サポートが少ない ・パソコンの知識がある程度必要 ・拡張性が高い | コスパが高い |
MicrosoftやApple | ・おしゃれなデザイン | 価格が高め |
以上の特徴から自分に合ったメーカーを選びましょう。
例えば、予算が高くても充実したサポートが欲しい場合は、国内の大手電機メーカー製のパソコンがおすすめ、サポートは不要でコスパが高いモデルが欲しい場合は、海外メーカー製がおすすめです。
予算を決めるときにもう一つ覚えておきたいのが、パソコンの価格の目安です。
パソコンの平均価格を知らずにパソコンを探すと、1万円でハイエンドのパソコンを探すなど無謀な探し方をするようになります。
一般的なパソコンの価格の目安は10万円です。10万円あれば、Webサイトの閲覧やメール、SNSの利用、Officeソフトの利用などが問題なく可能です。
PCゲームや動画編集などがしたい場合には、価格の目安は15万円程度になります。15万円の予算があれば、スペックが高いパソコンを購入できるため、長期間使用するために余裕をもって予算をとるのもおすすめです。
ここでは、パソコン別に価格の目安を紹介します。
欲しいパソコンの予算の相場を知り、予算を決める目安にしましょう。
パソコンのクラス | 用途 | 予算 |
---|---|---|
エントリーモデル | ・価格を抑えてパソコンを購入したい ・インターネット閲覧、SNSの利用がメイン ・最低限のスペック | 5万円以下 |
ミドルクラス | ・インターネット閲覧やSNSの利用 ・Officeソフトの利用 ・軽いゲームのプレイ | 5~10万円程度 |
ハイスペックモデル | ・複数ソフトの起動 ・ゲーミングPCも選べる ・動画や画像編集 | 10~15万円 |
ハイエンド | ・本格的な動画編集 ・最新のゲームを快適にプレイしたい ・クリエーター向け | 15万円以上 |
ここからは、予算に合わせて買えるパソコンのスペックを詳しく紹介していきます。
パソコンの予算が決まっている場合は、参考にしてください。
予算5万円のパソコンならエントリーモデル~ミドルクラスのパソコンが購入できます。高いスペックは不要だが、ちょっとした作業ができるパソコンが欲しいという方におすすめです。
5万円以下のパソコンでも、インターネットの閲覧、メールやSNSの利用、事務作業などに十分使えるパソコンが購入できます。
しかし、予算5万円では、ゲーミングPCやOfficeソフトを搭載したパソコンの購入は難しくなります。
CPUは、価格が安いノートパソコンの場合は特にCeleron/Pentium、Athlonがよく使用されています。日常使いには問題ありませんが、できればCore i 3、Ryzen 3以上のCPUを選んでおけば、将来的に用途が増えても使用できます。
【5万円で買えるパソコンの具体的なスペックの目安】
CPU | Celeron/Pentium、Athlon、Core i 3、Ryzen 3 |
GPU | なし |
メモリ | 4~8GB |
ストレージ | SSD125~256GB |
Officeソフト | なし |
予算10万円なら、ミドルクラスからハイスペックのパソコンが購入可能です。
10万円のパソコンは、インターネットの閲覧や動画閲覧、Officeソフトの使用も全く問題ありません。
プログラミングや軽いPCゲームにも使用でき、機種によっては、光学ドライブやSDカードリーダーを搭載していることもあります。
予算10万円となると、選択肢は少ないですがグラボを搭載したゲーミングPCも選択できます。ただし高画質のゲームや高いスペックが必要なゲームはできない場合が多いです。
10万円のパソコンは、高画質のオンラインゲームや4K映像は必要ないが、ある程度快適にパソコンを使え、事務などの作業がメインの方におすすめです。
【10万円で買えるパソコンの具体的なスペックの目安】
CPU | Core i 3~Core i 5、Ryzen 3~Ryzen 5 |
GPU | GeForce GTX 1650など |
メモリ | 4~8GB |
ストレージ | SSD256~512GB |
Officeソフト | 選べる |
予算15万円になると、CPUはCore i 7以上のハイスペックのものを選べるなど、かなりハイスペックのパソコンが購入できます。
15万円の予算があればゲーミングPCも選択できるため、PCゲームも快適にプレイできます。しかし、グラボの性能はあまり高くないため、高画質のゲームをプレイするのは難しいかもしれません。
CPUがハイスペックのため、パソコンに負荷がかかる動画編集なども問題なくこなせます。10万円以下のパソコンよりもメモリが多くなるため、マルチタスクも快適です。
【15万円で買えるパソコンの具体的なスペックの目安】
CPU | Core i 7、Ryzen 7 |
GPU | Geforce GTX 1650 Super / 1660 Super / 2060など |
メモリ | 16GB~ |
ストレージ | SSD256~512GB |
Officeソフト | 選べる |
20万円以上になると、ハイエンドモデルのパソコンが選択できます。
インターネット閲覧やOfficeソフトの使用などの使用はもちろん問題ありません。また、動画や画像編集や3Dモデリングなどのクリエイティブ作業も可能。
高画質なゲームなども快適にプレイできます。ハイエンドモデルのパソコンを選択できるためほとんどの用途で使用でき、スペックが低くて使い物にならないと失敗することはほとんどありません。
【20万円で買えるパソコンの具体的なスペックの目安】
CPU | Core i 7、Ryzen 7 |
GPU | Geforce RTX 2070 SUPER |
メモリ | 16GB~ |
ストレージ | SSD256~512GB |
Officeソフト | 選べる |
パソコンの予算を決めるのは、パソコンの用途を考慮する必要があり一筋縄ではいきません。ここでは、パソコンの予算を決める場合に、注意した方がいいことを3つ紹介します。
パソコンを選ぶときには、ノートパソコンかデスクトップパソコンを選びます。
持ち運ぶ必要がある場合はノートパソコン一択ですが、持ち運ぶ必要がなく、価格を抑えてスペックの高いパソコンが欲しい場合は、デスクトップパソコンがおすすめです。
価格が同じならノートパソコンよりも、デスクトップパソコンの方がスペックが高くなります。というのも、ノートパソコンは小型化、軽量化のためにパーツを小型化する必要や、発熱やバッテリーを抑えるためにスペックを抑える必要があるためです。
そのため、ゲーミングPCなどスペックの高いパソコンを選ぶ場合は、デスクトップパソコンがおすすめ。しかし、ノートパソコンでもゲーミングPCやスペックの高いパソコンもあるため、持ち運びが必要な場合はノートパソコンを検討しましょう。
パソコンの場合、最初に決めた予算だけでパソコンを選ぶと失敗する可能性があります。
パソコンの選び方は、パソコンで何がしたいのか用途を考え、必要なスペックを考えます。そのスペックがどうしても予算内に収まらない場合は、予算を上げる、もしくは何かをあきらめざるを得なくなります。
予算だけでスペックの低いパソコンを買ってしまうと、やりたいことができない無駄なパソコンを買うことにもなりかねません。
なるべく安いメーカーのパソコンを買う、BTOパソコンを選ぶ、デスクトップパソコンを選ぶ、分割払いで買うなどで予算を抑える方法もあります。
パソコンメーカーによっては、時期によってセールをしたり、クーポンが配布されたりと安く買えることもあります。
できる限り予算内で買えるパソコンを探し、必要な機能やスペックが予算内では買えない場合は予算を上げることも検討しましょう。
予算が少ない場合は、中古パソコンも選択肢に入ることもありますが、中古パソコンの選び方は難しいため注意が必要です。
パソコンのCPUは世代によって、スペックが異なりますが、型番を詳しく調べる必要があり、判断しにくいことも。ノートパソコンの場合は、バッテリーの使用状況もよく確認する必要もあります。
特にメルカリやヤフオクなどの個人間の取引は、パソコンの本当の状態が分かりづらいため判断しにくくなります。
個人売買では、万が一動作不良がある場合でも保証されません。中古パソコンを選ぶ場合は、信頼できる中古パソコンショップでの購入がおすすめです。
中古パソコンの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
中古パソコンの選び方!CPUやノートPCのチェックポイント>>
パソコンの予算を決めたら、できるだけ予算内に納めたいものです。パソコンには安く買う方法があり、実践することで予算内でスペックの高いパソコンを購入できます。
パソコンを安く買うためには、次の12個の方法があります。
パソコンには3月、12月など安く購入できる時期があります。セールを利用して安い時期に購入しましょう。
また、店舗よりもメーカー直販店での購入がおすすめ。メーカー直販店では、パソコンの構成も選べるため、予算に合わせて思い通りのパソコンを購入できます。
メーカー直販店ではキャンペーンや割引クーポンの配布も行っているため、こまめにチェックしておくと思いがけず安いパソコンを見つけることもあります。
パソコンを安く買う方法については、下記記事でも詳しく紹介しています。パソコンを予算内に収めるためにも、ぜひ参考にしてください。
パソコンを安く買う方法は?店舗よりもネット通販がおすすめ>>
パソコンの予算を決める場合は、まずパソコンで何がしたいかを考えましょう。用途によって必要なパソコンのスペックが異なるため、予算も異なります。
予算を知るためには、パソコンの平均価格(相場)を知ることも重要。必要な用途の平均価格を参考に予算を決めてみてください。
予算だけで低いスペックのパソコンを選ぶのはやめましょう。スペックが低すぎて、やりたいことができないパソコンを購入してしまっては意味がありません。
パソコンを安く買う方法を参考に、予算内でできるだけスペックの高いパソコンを購入することがパソコン買い替えを成功させるポイントになります。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンは処分する必要があります。
パソコン処分.comなら、いつでも無料でパソコンが処分できるのでおすすめです。
利用方法は、不要になったパソコンを段ボール箱に詰めて着払いで送るだけ。平日と隔週土曜日であれば持ち込みも可能で、事前の連絡も不要です。
データ消去は、総務省のガイドラインに準拠した方法で有資格者が無料で行うため安心。いつでも完全無料で、手軽にパソコンが処分できることがメリットです。
パソコンは数十万円もする高価なもののため、少しでも安く買いたいと思いますよね。
結論、パソコンは店舗よりもネット通販で買うのがおすすめ。
パソコンを安く買う方法を知っていれば、スペックの高いパソコンを安く買うことができます。
この記事では、パソコンを安く買う方法についてメーカー別の方法や安く買うときの注意点を解説します。
パソコンを少しでも安く買いたいと思う人は、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
パソコンを安く買うためには、いくつか方法があります。
ここでは、覚えておきたい方法を13個厳選して紹介します。
順番に、見ていきましょう。
パソコンには、安く買える時期があります。
1年の中で、パソコンが安く買える時期は3月。
大手家電量販店の決算期は、3月、9月。3月は総決算セール、9月は半期決算セールで、特に3月は新生活セールなどとも重なり、パソコンが安い時期になります。
国内メーカーのパソコンは毎年1月、5月、9月のモデルチェンジがあり、モデルチェンジ前もパソコンが安くなるねらい目の時期です。
他にも、パソコンにはセールの時期があります。メーカーの直販サイトでは、頻繁にセールを開催していることもあるため、気になるメーカーの直販サイトはこまめにチェックしましょう。
パソコンが安い時期に関しては下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンが安い時期はいつ?BTOパソコンの安い時期も解説>>
パソコンは家電量販店など店舗よりも、ネット通販で買う方がほとんどの場合は安く買えます。理由は、ネット通販では人件費やテナント料などのコストがかかっていない分、パソコンの価格が安くできるためです。
店舗で購入するメリットは、実際にパソコンに触れられること、すぐに持ち帰りできることですが、スペックの割に性能が低いことも多く、セール時でもネット通販よりも価格が高いことも多いです。
一方、ネット通販では、価格の割にスペックが高く、自分の好みにカスタマイズすることもできます。つまり、安い価格でスペックの高いパソコンを買えるということです。
とにかく安くパソコンを買うためには、店舗よりもネット通販を選びましょう。実機に触れてみたい場合は、店舗で実機に触れてからネット通販で買うのが理想です。
メーカーの直販品は、それぞれのメーカーの直販サイトで販売されています。メーカーの直販サイトには、クーポンが配布されることもよくあります。キャンペーンも豊富で、毎日のように開催されています。
ネットで買えるので、店舗へ行く時間や交通費がかからないこともメリット。ラインナップも豊富なため、好みのパソコンを選べます。
メーカーの直販サイトは安いだけでなく、パソコンのパーツをある程度カスタマイズもできるため、自分にぴったりのパソコンを買えます。
なるべくパソコンを安く買いたいなら、アウトレット品もおすすめです。
アウトレット品とは、いわば売れ残りのパソコン。未使用品のパソコンのため、中古パソコンとは異なります。
例えば、外箱が傷ついたもの、返品されたもの、キャンセル品、型落ち品などが、アウトレット品にあたり、パソコンの性能には問題ありません。
中にはパソコンの外見に傷がついたり、生産過程の色むらがあることも。アウトレット品には、アウトレット品となる理由があるため、買う際には理由も確認しましょう。
新品であれば選べるパソコンのカラーなども、アウトレット品は選べません。基本的に1点ものが多いため、気に入ったパソコンが見つかれば買うぐらいのスタンスがいいでしょう。
アウトレット品の1つでもありますが、型落ちのパソコンもねらい目です。
型落ちのパソコンとは、新製品のパソコンが発売されたため古くなったパソコンのこと。型落ちのパソコンも中古パソコンではありません。
パソコンは、基本的に春、夏、秋冬と年3回モデルチェンジがあります。例えば、最新の2022年夏モデルが販売されると、それまで最新モデルだった2022年春モデルは型落ち品となり、価格も安くなります。
型落ち品はいわば、売れ残りの不良在庫のようなもの。メーカーはできるだけ早く売りたいため、値段を下げて売ろうとします。
パソコンの新モデルが発売される直前や直後は、型落ち品が出やすく、セールとも重なりやすい時期のため、パソコンを安く買えることが多くなります。
ただし、型落ち品もアウトレット品と同様、選択肢の幅は狭いため、好みにぴったり合ったパソコンを見つけることは難しい場合もあるでしょう。
BTOパソコンとは、Build To Orderの略で受注生産のパソコンのこと。既製品のパソコンよりも、価格が安いことが多いです。
BTOパソコンであれば、CPUのスペックやメモリ、ストレージの容量などを細かく選べます。用途に合ったパーツを組み合わせられるため、自分にぴったりのパソコンが買えることが魅力です。
BTOパソコンが安い理由は、ネット通販を主流としているため、人件費やテナント料が抑えられることや、選択できるパーツを大量入荷することで単価を下げていることなどがあります。
中には、自作パソコンよりも安く買えることもあるため、好みのパソコンを組みたい場合はBTOパソコンを検討するのもいいでしょう。
ただし、BTOパソコンは届くまで現物を見られません。パソコンのカスタマイズには、ある程度の知識が必要な面もあります。届くまでに日数がかかることもあるため、すぐにパソコンが手元に欲しい方には向いていません。
BTOパソコンに関しては下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンには、必要ない機能がついていることもよくあります。
例えば、ブルーレイディスクを見ないならブルーレイドライブ、パソコンで年賀状を作らないなら年賀状ソフトは不要です。
他にも不要な機能の例としては、テレビチューナー、高画質モニター、Officeソフト、セキュリティソフト、タッチパネル、生体認証機能など。
パソコンはソフトや機能が多いほど、価格も高くなります。タッチパネルを除く機能は、必要であれば後から付けることも可能です。ただし、Officeソフトはパソコンを買うときに付ける方が安い場合もあります。
自分にとって必要な機能やソフトを見極め、絞ることでパソコンを安く買うことも可能です。
パソコンを買うときには、今使っているパソコンを下取りに出せることがあります。
例えば、Apple社のApple Tradeinでは、Macを買い替える場合に下取りを利用でき、そのまま値引きするか、Apple Storeで使用できるポイントに交換してくれます。
そのほか、家電量販店やパソコンメーカーでもパソコンを買い替える際には古いパソコンを下取りしてくれることがあります。
OSのバージョンなどのスペックやパソコンの状態によって下取り価格には幅がありますが、数百円〜数万円程度の価格で下取りできるため、その分割引になります。
下取りキャンペーンを開催している場合は、通常よりも増額して下取りしてくれる場合もあります。
ただし古すぎるパソコンや電源が付かないパソコンなどは、下取りの対象外となる場合もあるため事前に確認しましょう。
パソコンは、学割で買えることもあります。
下記のメーカーでは、学割を利用可能。学割には、安い他にも保証が長くなる、ローンの手数料がかからない、保護者も対象などのメリットがあります。
学割は入学や進級のタイミングでセールと同時に使えることもあり、パソコンがいつもよりも安く買えることもあります。
学生や学生の家族なら、一度下記メーカーの学割をチェックしてみてください。
メーカー | 主な特典 | メーカーサイト |
---|---|---|
Lenovo | ・最大57%オフ ・4年保証が選べる ・ローン手数料をLenovoが負担 | 学生ストア |
HP | ・パソコン本体が特別価格 ・Officeが搭載 ・サポートや保証付き | HPの学割! |
NEC LAVIE | ・学生向けクーポン ・パソコンの買い取り査定5,000円増額 ・あんしん保証4年版または5年版が選べる | 学生優待 |
富士通 | ・学生向け特別クーポン ・メーカー4年保証 ・Office4年保証付き学生向け限定モデル ・予算や目的に合わせてカスタマイズできる | 学割キャンペーン |
Dell | ・通常の割引クーポンからさらに2%割引 ・プレミアムサポート、プレミアムサポートプラスが最大50%オフ ・オンラインで相談できる | 学割キャンペーン |
Microsoft(Surface) | ・学生割引価格で購入できる ・60日間返品可能 ・無料オンラインサポート | Microsoft Store 限定 学生割引 |
Apple Store | ・学割価格で買える ・下取り増額 ・修理サービス、サポート期間を延長 | 学生割引 |
パソコンメーカーの直販サイトには、割引クーポンが配布されていることがあります。
ネット通販でパソコンを販売するメーカーは、割引クーポンも豊富です。パソコンを1円でも安く買うためには、割引クーポンを必ずチェックしましょう。
注意点は、クーポンは自動適用にならないことがある点。クーポンコードを取得し、入力してはじめて適用となる場合もあります。
ネット通販でパソコンを買う場合は、クーポンが配布されていないか、クーポンコードを入力したか、などを必ず確認しましょう。
ネット通販でパソコンを買う場合は、曜日や時間にもチェックが必要です。
サイトによっては、曜日ごとに価格に変動があり、特に土日は週末限定キャンペーンが開催され、パソコンが非常に安いこともあります。
同様に夜になるとパソコンが安い、タイムセールなども要チェックです。
これらのキャンペーンは、メーカーによって異なるため、欲しいパソコンメーカーのサイトはこまめにチェックしましょう。
またサイトのメルマガなどがあれば、登録しておくのがおすすめ。メルマガでキャンペーンやセールの情報が流れたり、メルマガ限定クーポンが配布されることもあります。
家電量販店でパソコンを買う場合に限りますが、インターネット契約を合わせるとパソコンが劇的に安くなることがあります。
インターネット契約を長年見直していない場合は、パソコンの購入に合わせてインターネット回線の見直しをするのもおすすめです。
基本的に多くの家電量販店では、インターネット契約とパソコンを同時販売しており、お得に買えることが多いです。
ただし、インターネット契約にスマホのセット割を適用している場合、選ぶインターネット回線によっては、割引の適用がなくなる場合があるため注意が必要です。
少しでもパソコンを安く買いたいと思ったら、価格にばかりとらわれてしまいがちですが注意点もあります。
次の4つの点には、注意しましょう。
順番に、解説します。
パソコンの価格の安さは、スペックによって異なります。
例えば、10万円のパソコンが安いか、高いかは、パソコンのスペックやメーカーなどによります。つまり、10万円という価格だけを見ても、そのパソコンが安いか高いかは判断できないのです。
パソコンの安さを判断する場合は、スペックの割に安いと考えることが重要。少しでも安いパソコンを買いたい気持ちはわかりますが、価格だけにとらわれずスペックにも注目しましょう。
必要なスペックのパソコンの相場を知ることで、スペックの割に安い、高いを判断できるようになりますよ。
安いパソコンを買う場合は、パソコンの用途をしっかりと考えてからがおすすめです。
例えば、PCゲームをするためのパソコンが欲しい場合、CPUがCore i 5以上のスペックが理想ですが、価格だけを見てCore i 3のパソコンを買うと、プレイしたいゲームが満足にできないことになりかねません。
このように用途を考えずに、価格だけを見てパソコンを決めると、必要な作業が満足にできないパソコンを買い後悔することになってしまいます。
パソコンの用途が決まっていれば、不要な機能をしぼりこみ価格を抑えることも可能です。
少しでもパソコンを安く買うためには、事前にパソコンで何がしたいのか、用途をしっかりと考えましょう。
アウトレット品や型落ち品は、基本的に売れ残りのパソコンです。中古品と異なり新品ですが、パソコンの外観や外箱に傷があったり、色むらが合ったりします。
返品やキャンセル品もアウトレット品となり基本的に1点もののため、選択肢はとても少なくなります。
アウトレット品はすでに出来上がった商品のため、カスタマイズもほとんどできません。型落ち品の場合は、あるパーツだけは型落ち品で他のパーツは最新などと選択できることもあります。
選択肢は少なくなりますが、アウトレット品や型落ち品は性能には全く問題ないのにパソコンを安く買えるため、用途に合ったパソコンが見つかった場合は検討しましょう。
中古パソコンを買う場合は、新品のパソコンを買うよりもパソコンの知識が必要です。中古パソコンは見た目はきれいでも、パーツが古かったり、ノートパソコンではバッテリーが寿命だったりします。
特にメルカリやヤフオクなどの個人間の取引では、中古パソコンの情報を完全に知ることが難しい場合もあり、見分けが難しくなります。
中古パソコンは保証なども少ないことが多いため、信頼できるショップで買うようにしましょう。
中古パソコンに関しては下記記事でも詳しく紹介しています。
中古パソコンの選び方!CPUやノートPCのチェックポイント>>
ここからは、主なパソコンメーカーごとに、パソコンを安く買う方法を紹介します。
欲しいメーカーがある場合は、ぜひ参考にしてください。
NECのパソコンは、家電量販店などでは価格が高いイメージですが、NECの直販店Directショップなら安く買うこともできます。
NEC Directではクーポンを利用して、NECのパソコンを安く買えます。NEC Directを利用する場合は、事前にNEC Directのメルマガ会員登録がおすすめです。メルマガ会員には、次のような特典があります。
NEC Directショップでこれらの割引を利用すると、通常よりもさらに安くパソコンが買えます。
NEC Directでは常に何かしらのキャンペーンが開催されており、メルマガ登録しておけばキャンペーン情報を入手することもできます。
NECの直営店であるDirectショップは、楽天市場にも出店しています。
楽天市場で買うと、楽天ポイントが貯まるメリットもあります。楽天ポイントが倍増するキャンペーンが開催中であれば、ポイントがかなり貯まるためお得に買えるでしょう。
日本の老舗である富士通のパソコンは初心者にも使いやすく、幅広い層に人気ですが、価格が高いことがネックです。富士通のパソコンを安く買う方法は下記の通りです。
富士通のパソコンを安く買うなら、富士通直販 WEB MARTをチェックしましょう。
割引クーポンの配布やキャンペーンが常に開催されており、かなりの低価格で富士通のパソコンが買えます。
さらにアカウント登録をすれば、通常よりも安い価格でパソコンを買うことも可能。アカウント登録すると下記の特典があります。
富士通のパソコンは、直販サイトだけでなく楽天市場やヤマダウェブコムなどの通販サイトでも買えます。これらの通販サイトでは、それぞれのサイトでのポイントが貯まるため、ポイント分お得に買えますよ。
Panasonicのレッツノートは高額なパソコンのため、少しでも安く買いたいと思いますよね。Panasonicレッツノートを安く買う方法は次の通りです。
レッツノートを安く買うためには、公式直販サイトPanasonic Storeの利用がおすすめです。
Panasonic Storeでは割引クーポンがもらえ、会員ランク特典に応じてポイント率がアップしたり、限定セールが開催されることも。
Panasonic Storeでは、パソコンをカスタマイズできるため好みに合ったパソコンを買うことも可能です。
また、メルマガに登録すると次のメリットもあります。
新品再生特別モデルとは、いわばアウトレット品。展示品や返品商品に対し新品同様に再生した商品のため、こだわりがなければかなりお得です。
楽天市場などでは家電量販店のサイトでレッツノートを買えます。直販店ではないためカスタマイズはできませんが、ポイント還元率が高いキャンペーン期間を狙えばお得に買えます。
MacなどApple製品は価格も高く、安く買う方法はないと思いがちですが、Macにも安く買う方法があります。
AppleStoreでは、学割が利用できたり、整備済品や旧モデルの型落ち品を買えたりします。
整備済品や型落ち品は、Apple認定のアウトレット品で、1年間の保証も付きます。モデルが古い場合もありますが、Apple認定製品で安心して買えるため新製品にこだわりがなければおすすめです。
AppleStoreではパソコンを買い替える場合は下取りを利用できます。下取りに出すパソコンはMacでもWindowsでも可能で、最大102,340円の割引または、AppleStoreで使用できるギフトカードにもできます。
Amazonでの販売は、Appleが行っています。AmazonでMacを買うと、Amazonのポイントが付き、期間限定セールやプライムデーなどでMacが安く販売されることもあります。Macを安く買いたいなら、Amazonにも注目です。
MicrosoftのSurfaceはコスパがよく、タブレットにもなるなど使い勝手もいいパソコンです。MicrosoftのSurfaceを安く買うには次の方法があります。
Microsoftの公式直販サイトMicrosoft Storeでは、クーポンの配布はありませんがキャンペーン開催時にはお買い得商品を買うことができます。
購入から60日間は返品も無料のため安心です。パソコンの構成も選べるため、好みのパソコンが買えます。
Microsoft Storeでは学割も利用できます。幼稚園から大学生の生徒や関係者、保護者であれば利用でき、数万円の割引でSurfaceを購入できます。
Amazonや楽天などの通販サイトを利用してSurfaceを買えば、ポイントが付く分お得です。大型キャンペーン開催時には、10%ものポイントが付くこともあります。
マウスコンピューターは、パソコンを好みにカスタマイズできるBTOパソコンのメーカー。ハイスペックのゲーミングPCなどを安く買えることから人気です。
マウスの公式オンラインショップでは、残念ながらクーポンは配布されていません。しかし、多くのセールが開催されているため組み合わせることでお得にパソコンが買えます。
訳あり特価品やアウトレットセールも開催されており、どちらもアウトレット品ながらカスタマイズも可能です。
また、マウスコンピューター飯山工場では、年に1回現地で格安のパソコンを販売するセールが開催されます。70%オフなどありえないほど安い価格でパソコンが販売されることもあるため一見の価値があります。
ただし、2020年以降は開催されていません。次回の開催も未定のため、マウスコンピューターの情報をこまめチェックしましょう。
ドスパラは、スペックの高いパソコンを安く買えることで人気のメーカー。ただでさえ安い価格ですが、次の方法でさらに安く買うこともできます。
ドスパラでは、1年中ほとんど何かしらのセールを開催しています。ただし、内容はセールによって違うため、値引き率が高い時や魅力的なサービスがつくときなどを狙いましょう。
ドスパラではアウトレット品も販売されています。イベントで利用されたものや、キャンセル品のため新品同様。選択肢は狭くなりますが、用途に合ったパソコンが見つかれば格安で買えます。
またドスパラでは、会員登録による特典も充実。
「Dospara Club Members」とモバイル会員に入会することで、以下の特典も得られます。
ドスパラは楽天ペイで支払いをするとポイント還元率が上がるキャンペーンを定期的に行っています。会員登録していれば、ドスパラポイントと楽天ポイントの二重取りも可能です。
ドスパラのパソコンを安く買いたい場合は、直販サイトをチェックしてみましょう。
パソコン工房は、パソコンを好みにカスタマイズして買える人気メーカーです。もともとコスパのいい商品が多いのですが、さらに安く買う方法を紹介します。
パソコン工房のパソコンを安く買うなら、公式直販サイトを必ず確認しましょう。
割引クーポンの配布やキャンペーンが随時開催され、びっくりするほど安い価格でパソコンを買えます。
特に8月5日は「パソコン工房の日」のため、通常よりも大型キャンペーンを開催しています。通常よりもさらに安い価格になるため、パソコン工房のパソコンを安く買うなら必ずチェックしましょう。
さらにWEB会員に登録すると、次のような特典もあります。
パソコン工房のパソコンは、楽天市場やPayPayモールでも購入可能。これらの店舗では、楽天ポイントやPayPayポイントを貯められます。
HPのパソコンは、スペックの割に性能が高く世界でも人気があります。もともとコスパのいいパソコンですが、さらに安く買う方法は次の通りです。
HPのパソコンを安く買うなら公式直販サイトがおすすめ。公式直販サイトではキャンペーンやセールが随時開催されています。
特におすすめなのが週末限定セールで、毎週金曜日~日曜日にパソコンの価格が下がります。最大50%オフになるアウトレットセールも開催されているため、一度直販サイトを見てみるのもいいでしょう。
HPのパソコンは、購入時に好みのパーツを選びカスタマイズも可能。その際にパーツが割引されていることがあり、スペックの高いパーツを安い価格で付けられます。
HPでは、商品を購入すると登録できる「HP Directplus ゴールドクラブ」があり、登録しておくと下記のような会員限定特典が利用できます。
学生や保護者であれば、学割も利用可能。学割専用のサイトも用意されており、割引価格でパソコンを買えます。
Dellのパソコンは世界中で人気が高く、ノートパソコンやゲーミングPCなどのラインナップも豊富です。Dellのパソコンを安く買う方法は次の通りです。
Dellのパソコンを安く買うなら、絶対にチェックしたいのが直販サイトです。割引クーポンの配布やキャンペーンが随時開催され、通常よりも安い価格でDellのパソコンが買えます。
一部の商品に限らず、ほとんどの商品が安くなっているため、Dellのパソコンが欲しいならチェック必須です。
学生や60歳以上のシニアなら、さらに安くDellのパソコンが買えます。通常のキャンペーンやクーポンと併用して割引が適用されるため、かなりお得になります。
デルEメールマガジンに登録すると、次のメリットもあります。
デルEメールマガジンではキャンペーン情報だけでなく、プレゼントが当たるキャンペーンが開催されることもありますよ。
Dellには、アウトレット品を取り扱う専門のサイトがあります。完成品のため選択肢は非常に少なくなりますが、かなりの安い価格のためチェックしてみるのもおすすめです。
コスパのいいノートパソコンとして人気の高いLenovo。出荷台数も世界最大と人気のメーカーです。もともと安いLenovoのパソコンですが、さらに安く買うには次の方法があります。
Lenovoも他のパソコン同様、公式直販サイトで買うのが安いです。
公式直販サイトで利用できるE-クーポンは随時配布されていますが、内容が変わることがあります。具体的には、ナイトクーポンや週末クーポンがあり、昼間や平日に買うよりも割引率が高くなっています。
学割も利用できるため、学生やその家族は必見です。
また、メルマガに登録すると、次の特典がもらえます。
限定クーポンだけでなく、パソコンが無料で当たるキャンペーンもあります。無料で登録できるため、登録しておいて損はないでしょう。
パソコンは高価な買い物のため、少しでも安く買いたいものです。この記事で紹介したパソコンを安く買う方法は、次の13個です。
パソコンは、基本的に店舗で買うよりもネット通販で買う方がお得です。パソコンを買いたいと思ったら、まずは気になるメーカーの直販サイトを確認しましょう。
気になるメーカーがあれば、メルマガ登録もおすすめ。お得なクーポンが配布されるため、通常よりも安くパソコンを買えます。
パソコンを安く買うためには、パソコンが壊れる前に買い替えを検討しましょう。パソコンが安く買える方法を、じっくりと比較できます。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。パソコンは小型家電リサイクルの対象のため、粗大ゴミなどで簡単に処分できません。
そこでおすすめなのが、無料で処分できるパソコン処分.comです。
パソコン処分.comの利用方法は、不要になったパソコンを段ボール箱に詰めて着払いで送るだけ。平日と隔週土曜日であれば持ち込みも可能で、事前の連絡も不要です。
データ消去は、総務省のガイドラインに準拠した方法で有資格者が無料で行うため安心です。
パソコン処分.comならいつでも完全無料で、手軽にパソコンが処分できることがメリットです。
パソコンを購入するなら、少しでも安い時期に買いたいと思いますよね。
パソコンには、いつもより安く買える時期があります。パソコンを安い時期に買えば、いつもよりもスペックの高いものをいつもより安く購入できます。
安い時期にパソコンを買うためには、故障する前に余裕をもって買い替えるのがおすすめです。
そこでこの記事では、パソコンが安い時期を詳しく解説します。BTOパソコンの安い時期も合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【この記事でわかること】
パソコンを安く買える時期は、次の5つです。
中でも、最もパソコンが安い時期は3月です。
理由は、決算期のセールがあるから。他のセールと比較しても、大幅に割引される可能性が高いでしょう。
それでは、他の時期についても順番に見ていきましょう。
特に家電量販店では、定期的にセールが開催されます。
店舗独自のセールを行っていることもありますが、ここでは、代表的なセールを紹介します。
ゴールデンウイーク前やお盆前は、セールが開催されることが多い時期です。
特にお盆前は、ボーナス時期とも重なるためボーナスセールが開催され安く買える可能性も高いでしょう。サマーセールなど、季節に合わせたセールが行われることもあります。
年末年始は秋冬のモデルチェンジやボーナス、クリスマスなどのイベントとセールが重なり、他のセールよりも安い可能性が高くなります。
ねらい目は、12月半ば。モデルチェンジ後の春夏モデルが、特に安くなっている可能性があります。
年始は福袋などで他の商品とセットになって販売されていることがよくあるため、パソコンだけを安く買うなら年末がおすすめです。
パソコンのモデルチェンジの時期には、旧モデルが安く買える可能性があります。
モデルチェンジの時期は、毎年1月、5月、9月です。国内メーカーは、年3回と頻繁にモデルチェンジを行うため、その時期に合わせて1世代前の型落ちモデルを狙うのもいいでしょう。
CPUの世代交代の時期も、パソコンの価格に影響します。
CPUは、1~2年おきの早いスパンで新しい世代が発売されます。CPUのスペックは、世代が新しくなるごとにどんどん向上します。
世代が新しいCPUが発売される時期には、前の世代のCPUを搭載したパソコンは型落ちとなり安く販売されます。
2022年8月現在、Intelの最新のCPUは第11世代。過去のCPUの発売日は、以下の通りです。
世代 | 発売日 |
---|---|
第7世代 | 2017年1月6日 |
第8世代 | 2017年11月2日 |
第9世代 | 2018年10月20日 |
第10世代 | 2020年4月30日 |
第11世代 | 2021年3月30日 |
このように、CPUの発売月に決まりはありませんが、概ね春・秋ごろが多い印象です。
最新のCPUを搭載にこだわりがない場合は、CPUの世代交代の時期をチェックし、1つ前の世代のCPUを搭載したパソコンを検討するのもいいでしょう。
CPUの選び方やCPUに関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
パソコンのCPUとは?性能や種類、見方をわかりやすく解説>>
CPUの選び方!初心者にもわかりやすく性能や用途別に解説>>
決算期とは、家電量販店の決算期に行われるセールで、ノルマ達成などのためにいつもよりも安い価格で販売されます。
大手家電量販店では、年に2回決算セールが行われることが多くなります。
というのも、大手家電メーカーでは、ヤマダ電機、ケーズデンキ、エディオン、ヨドバシカメラの中間決算が9月、総決算が3月。ビックカメラとコジマは、決算時期が2月と8月と決算期が2回あるためです。
3月には他のセールが開催されることも多いため、1年の中で最も安くパソコンを買える時期です。
ゆっくりとパソコンを見たいなら、店舗が混雑する年末年始よりも比較的空いている決算期がおすすめです。決算期は値下げ交渉しやすいことも魅力。直販サイトなどの情報をもとに、うまく交渉すればお得に買えますよ。
メーカー直販モデルのパソコンは、自分の好みにカスタマイズできることが魅力。家電量販店などで買うよりも、安い価格で買えることが多く人気があります。
いつも安いことが多い直販モデルですが、さらに安くなるタイミングがセールの開催時期です。タイムセールやクーポンの配布などを行っていることもあるため、メール会員に登録してこまめに情報をチェックしましょう。
BTOパソコンとは、「Build To Order」の略で好みのパーツを組み合わせることができる受注生産のパソコンです。
BTOパソコンは通常から安いことが多いのですが、さらに安いのがセールの時期。
BTOパソコンは、毎月セールを行っているメーカーもあります。しかしセールの内容は毎月同じではなく、無料でパーツがついてくるなど値引きではないこともあります。
大幅値引きされることが多いのは、一般的なパソコンと同じように年末年始や決算期、ボーナス時期などの1月、3月、7月、12月頃です。
特に3月は、進学や就職のシーズンでもあるため、パソコンの需要も高まります。決算期でもあるため、BTOパソコンが最も安い時期でもあります。
BTOパソコンに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
ゲーミングPCとは、主に快適にゲームをプレイするために、グラボが搭載されスペックの高いCPUを搭載しています。
ゲーミングPCは、頻繁にセールやキャンペーンが行われています。しかし、時期は不定期のため、欲しいゲーミングPCがある場合は頻繁にサイトを確認しましょう。
ゲーミングPCが安い時期も、3月です。パソコンが売れる時期のため、割引率の高いセールや送料無料キャンペーンなども開催されます。
6月のボーナスセール、12月の年末年始セールも価格が下がりやすくねらい目です。
複数のキャンペーンが同時に開催されることもあり、ゲームソフトのプレゼントやキャッシュバックなどの特典がつくこともあります。
またゲーミングPCは、グラボが新発売する時期やCPUの世代交代の時期もねらい目。旧型のパーツを搭載したゲーミングPCが一斉にセール価格で販売されます。
グラボは約2年に1回、CPUはほぼ毎年新製品がリリースされるため、最新パーツにこだわりのない人にはおすすめです。
ゲーミングPCに関しては下記記事でも詳しく解説しています。
ゲーミングPCとは?一般的なPCとの違いや必要性を初心者向けに解説>>
ゲーミングPCの選び方!ゲームタイトル別に初心者にもわかりやすく解説>>
ここからはパソコンメーカーを国内メーカー、海外メーカーに分けて、安い時期を解説します。少しでも安い価格で買うために、メーカーごとに安い時期を見極めましょう。
国内大手メーカー、富士通、NEC、東芝、Panasonicなどが安い時期は、まずはモデルチェンジ時期です。
パソコンは次のように、モデルチェンジが行われます。
新モデルが発売され型落ちモデルを買うなら、新モデルが発売される1ヶ月前がおすすめ。型落ちモデルの値下げが始まります。
また国内メーカーでは、家電量販店でも多くの取り扱いがあります。そのため決算期や新生活応援セールなどが行われる3月が最も安い時期です。
また半期決算がある9月も同様にねらい目。決算時期は特に、店舗側も売りたい気持ちが強いため、値下げ交渉もしやすいでしょう。
海外メーカーは、国内メーカーのように定期的なモデルチェンジ時期がありません。モデルチェンジ時期は、海外メーカーのパソコンも安く買えるため欲しいメーカーのパソコンは定期的にモデルチェンジの情報をチェックしておきましょう。
また海外メーカーの特徴として、円高の時には安く買えることが挙げられます。反対に円安の時には、価格が上がることもあるため為替の動きにも注意しましょう。
Appleで販売しているのは、Macです。Macはもともと高価なため、できるだけ安く買いたいと思う人も多いですよね。
しかし、Appleにはセール時期がほとんどないため安い時期が存在しません。稀にセールがあったとしても不定期のため、予想もできません。
Macを安く買うためには、Macならではの方法があります。これらの方法を利用して、少しでもMacを安く買いましょう。
順番に紹介します。
セールが少ないAppleのMacですが、新製品が発売される時期には旧モデルが安くなります。
Macのモデルチェンジ時期は、しっかりしたきまりがないため確実な時期はわかりません。
Macのモデルチェンジは、年に1度のマイナーチェンジ、数年に一度のフルモデルチェンジがあり、価格が大きく安くなるのはフルモデルチェンジの時期です。
過去の販売実績から、おおよその周期を予測すると次のようになります。
これらの時期には、安くなった旧モデルを買えます。少しでも安くMacを買いたいなら、モデルチェンジの周期を覚えて狙うのがおすすめです。
MacをApple公式サイトで買うと、学割・教職員割引を利用できます。iPadは最大15,000円、Macは最大41,000円割引されます。
Appleの学割は、学生だけでなく、その両親も利用可能。AppleCare+ for Macも割引価格で利用できるため、かなりお得です。
参考:Apple 新しいMacやiPadは、Appleの学生・教職員価格で購入できます。
整備済み製品は、Apple認定製品の中古品です。Appleがしっかりと整備しており1年間の特別保証もついています。新製品にこだわりがない場合は、整備済みのMacを買うのもいい方法です。
AppleでMacを買い替えるなら、下取り制度を利用しましょう。
下取りはMacでもWindowでも利用可能で、最大10万円以上の割引または、Apple Storeのギフトカードがもらえます。
AppleStoreでMacを購入する場合は、その場で下取り分を割引してくれることもあります。
パソコンを安い時期に買うといつもよりも安く買えますが、さらに安くなる方法もあります。
ここでは、代表的な方法を3つ紹介します。
順番に見ていきましょう。
家電量販店では、値下げ交渉ができることもあります。特に、3月の決算期は少しでも多く売りたいため、柔軟に値下げ交渉に対応してくれることも多くなります。
他店の価格やインターネットの価格を引き合いに出して、交渉してみましょう。
パソコンを安く買うためには、型落ち品やアウトレット品もおすすめ。モデルチェンジ時期に1世代前のパソコンを買えば、型落ちとはいえ最新モデルに近くなります。
スペックの高いパソコンを、いつもより安く買える可能性が高くなります。アウトレット品は、いわば売れ残りのパソコンです。少し古くはなりますが、気にならない場合は検討してもいいでしょう。
メーカーの直販サイトは、家電量販店よりも価格が安い傾向です。直販サイトはセールが豊富でクーポンを配布していることもよくあります。
中にはタイムセールを行うサイトもあるため、欲しいパソコンのメーカーのサイトはこまめにチェックしましょう。
パソコンの買い替えは、購入から3~5年がおすすめと言われています。
パソコンを長期間使用していると、ソフトウェアやハードウェアの不具合などの故障が目立つようになるためです。
また、次のタイミングも買い替える目安になります。
OSのアップデートは、OSのサポート期間に関係します。OSがアップデートして、OSのサポート期間が終了すると、ウィルス感染のリスク、不具合の修正がされないなどの問題があります。
またノートパソコンの場合は、バッテリーの寿命が来たら買い替えがおすすめ。バッテリーの寿命の場合は、バッテリー交換も1つの方法ですが、費用が高いため、思い切って買い替えがおすすめです。
パソコンは故障する前に買い替えましょう。
というのも、急に故障した場合、十分に検討できずに新しいパソコンを買うことになり、本当にほしいものが買えない可能性があるためです。
そのほかにも下記の理由があります。
故障する前であれば、パソコンが安い時期に余裕をもって買い替えできます。
また、パソコンを買い替えたらデータ移行が必要ですが、故障した後はデータの取り出しが難しくなることも。最悪の場合、データの復元ができなくなる可能性もあるため、故障する前に買い替えデータ移行しておくのがおすすめです。
パソコンの寿命が近づくと、次のような症状が起こります。
パソコンにこれらの症状が現れたら、寿命が近いサイン。焦げたようなにおいがする場合は、発火の恐れもあり危険なため、早急に買い替えを検討しましょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。パソコンを買い替える場合は下取りを利用すると、安く買えることもありますが、下取りする場合はデータを完全に消去する必要があります。
パソコンは小型家電リサイクルの対象のため、粗大ゴミなどに出すこともできません。
そこでおすすめなのが、無料で処分できるパソコン処分.comです。
パソコン処分.comの利用方法は、不要になったパソコンを段ボール箱に詰め、コンビニなどから着払いで送るだけ。平日と隔週土曜日であれば持ち込みも可能で、事前の連絡も不要です。
データ消去は無料で、総務省のガイドラインに準拠した方法で有資格者が行うため安心です。
いつでも完全無料で、手軽にパソコンが処分できることがメリットですよ。
パソコンが最も安い時期は、決算期でもある3月です。
パソコンを安く買うなら、3月を狙いましょう。その他、5月のゴールデンウィーク前、6月のボーナス時期、8月のお盆前、12月、1月の年末年始なども安い時期です。
また、モデルチェンジ時期も型落ちモデルとなった機種が安く買えることが多いでしょう。型落ちモデルを狙うなら、モデルチェンジ1ヶ月前頃がおすすめです。
BTOパソコンは頻繁にセールを行っていることも多いのですが、基本的に一般的なパソコンと同じころにセールが開催されることが多くなります。
パソコンは故障する前に買い替えがおすすめです。余裕をもって安い時期に買うためにも、快適に使用できないようになったら買い替えを検討しましょう。
古いパソコンは、パソコン処分.comなら無料で処分可能です。
パソコンとはパーソナルコンピューターの略で、個人向けに作られたコンピューターのことです。
パソコンには形状や外観、OS、メーカーなどの種類がありますが、どんな種類があるのかわからない、どうやって選べばいいのかわからないという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、パソコンの種類について、初心者にもわかりやすく解説します。パソコンの種類の調べ方や選び方も解説しますので、ぜひ、参考にしてください。
【この記事でわかること】
パソコンの形状は大きく分けて、次の3種類があります。
簡単に説明すると、デスクトップ型は大きく持ち運びできないパソコン、小型で持ち運び可能なパソコンがノートパソコンです。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
【特徴】
デスクトップパソコンは、机の上などに置いて使用するパソコンのこと。
デスクトップパソコンは本体が大きく持ち運びが難しく、設置するためにはスペースの確保が必要です。
デスクトップパソコンは、同価格帯のノートパソコンと比較するとスペックが高め。本体が大きくパーツを内蔵するスペースに余裕があるため、高性能なパーツを使用しやすく、パソコンのスペックも高くなります。
拡張性も高めで、パソコンの知識があればパーツの交換や追加を行い、自分の好みにカスタマイズしやすいことも魅力です。
性能に対する価格が安く、コスパに優れるモデルが多いです。
PCケースの取り外しも簡単なので、パソコン内部の清掃もしやすく、メンテナンス性にも優れています。
デスクトップパソコンは、モニター、キーボード、マウスなどの周辺機器は通常別売り。そのため、デスクトップパソコンを選べば好みの周辺機器を選ぶこともできます。
デスクトップパソコンには、次の3種類があります。
タワー型は一般的なデスクトップパソコンで、会社や学校でよく見かける、モニターの横に本体を縦にして並べているパソコンのことです。タワー型の中にも、大型・中型・小型の種類があり、サイズが大きいほど、スペックが高い傾向です。
タワー型は本体サイズが大きいため、設置場所の確保が必要です。しかし、本体が大きい分パーツ交換や増設などのカスタマイズが容易で、スペックの高いパソコンを作ることも可能です。
省スペース型は、超小型のデスクトップパソコンなので設置場所に困りません。タワー型よりも小型でそこそこのスペックを維持できることが魅力ですが、通常サイズのパーツが使用できないこともあり、拡張性はタワー型よりも劣ります。
一体型とは、パソコンとモニターが一体になったデスクトップパソコンです。メーカーによっては、キーボードやマウスもセットで販売されており、周辺機器を選ぶ手間がかかりません。
デザインが統一されており配線が少ないため、デザイン性に優れています。しかし、一体型は他のデスクトップパソコンに比べ、スペックが低いことがデメリットです。
構造上、パーツ交換や増設も難しいため、拡張性には劣ります。
【特徴】
ノートパソコンは、二つ折りにできて持ち運びができるパソコンのこと。バッテリーを内蔵しているため、電源がない場所でも使用できます。
モニターやキーボード、タッチパッドなどの周辺機器が一体となっています。
ノートパソコンは、省スペースで設置可能で、13.3インチのノートパソコンであれば、A4サイズ1枚程度の場所に設置できます。外出先では膝の上に乗せて使用することも可能で、置き場所に困りません。
ノートパソコンには、低消費電力のCPUが搭載されており、電気代があまりかからないこともメリットです。
ノートパソコンには次の4種類があります。
画面サイズが大き目な、15.6インチ以上のノートパソコンが大画面ノートです。携帯性は低くなりますが、画面サイズが大きいため文字なども見やすくなります。本体が大きい分、キーボードも大きく、種類によってはテンキーが搭載されており入力もしやすいです。
画面サイズが13.3インチ以下の持ち運びに便利なノートパソコンが、モバイルノート。A4ノートと同じ程度の大きさで、重さも1.3㎏未満と軽く、携帯性に優れています。頻繁に持ち歩くことを前提に作られているため、丈夫な作りで衝撃に強いことも特徴です。
2in1とは、タブレットとしても使用できるノートパソコンです。ノートパソコンとして使用できるキーボードが搭載され、タブレットとしても使用できるようにタッチパネルにも対応しているため、用途の応じて使い分けできることが魅力。しかし、タブレットよりも少し重く、構造が複雑なため価格が高い傾向があります。
ゲーミングノートは、グラボを搭載したハイスペックなパソコンです。
高度な3Dゲームをしたい場合や動画編集をしたい場合におすすめです。本体は重くて分厚いため、持ち運びしにくい点には注意が必要です。
タブレットは、A4~B6程度のサイズでタッチパネルを搭載している板状のパソコンで、キーボードを搭載していません。キーボードを使用する際は、画面上に仮想キーボードを呼び出します。
ほとんど全ての操作をタッチで行い、持ち運びしやすいように軽量で省電力に長けています。
スペックはノートパソコンよりも低く、重いデータの処理など負荷がかかる作業には向いていません。基本的にパソコンと同じ機能をタブレットも持っていますが、パソコンと同じようにできないこともあり、全く同じようには使用できません。
パソコンは、搭載しているOSの種類によっても分けられます。
OSとはOperating Systemの略で、パソコンを使用しやすいように基本となるシステムのことで、OSがなければパソコンは動作しません。
パソコンに搭載しているOSの種類は、主に次の3種類です。
パソコンのOSは主にWindowsとMacの2種類があります。さらに最近では、Googleが開発したChromeOSを搭載したパソコンも増えてきており、2020年にはMacOSのシェア率を超え人気となっています。
OSの代表格はWindowsで、一般的なパソコンのOSのs全世界におけるシェア率は約80%と、ほとんどの人がWindowsを使用しています。
OS選びに迷ったら、Windowsを選んでおけば間違いありません。
参考:GeekWire
それぞれのOSの特徴について、詳しく見ていきましょう。
【特徴】
Windowsは、アメリカのMicrosoft社が開発したOSです。
一般的なパソコンにインストールされているのは、ほとんどがWindows。1983年にWindows1.0をリリース、1995年リリースされたWindows95は世界を変えたとして有名です。その後も新しいバージョンをリリースし続けており、最新バージョンはWindows11です。
Windowsはソフトだけでも購入可能で、さまざまなパソコンにインストール可能。Windowsが搭載されたパソコンは、種類が多く価格の幅も広いです。
基本的にパソコンを購入する際には、最も新しいバージョンを選ぶことがおすすめですが、使用するアプリによっては使用できないバージョンもあります。また、Windowsは他のOSに比べ、セキュリティには脆弱な面もあるため注意が必要です。
【特徴】
Apple社のMacが搭載しているのがMacOSです。MacOSが搭載されたパソコンは価格が高めの傾向です。
MacとはAppleが販売するパソコンのブランド名で、ハードウェアからソフトウェアまでAppleが製造、販売しており、MacOSはソフトだけでは購入できず、原則パソコン本体とセットで購入します。
Mac OS X Public Betaが2000年にリリースされ、次々と新しいバージョンをリリースしており、最新のバージョンは、2022年にリリースされたmacOS Montereyです。
Macは基本的に、購入時にOSのバージョンを選べないため使用しているアプリが対応しているかを確認しましょう。
MacOSは、Windowsに比べ、デザインもスタイリッシュ。クリエイター向けのソフトに対応しグラフィック性能にも優れていますが、対応するゲームやフリーソフトは少なめです。直観的に使用できるため、使いやすく人気があります。
【特徴】
ChromeOSは、Googleが開発したOSです。常にアップデートされ続け、最新バージョンを使用するため、パソコンを選ぶ際にバージョンを選択することはありません。ちなみに最新バージョンは、Ver.101です。
Googleのサービスを使用しやすくセキュリティも高いため、教育機関から人気があります。
ChromeOSが搭載されたパソコンは、価格が安いことも魅力の1つ。2万円程度で購入できるパソコンもあります。Windows、MacOSと比較すると、動作が軽く起動の速さはトップです。
使用しているパソコンのメーカーやOSなどがわからない場合は、パソコンから調べることも可能です。
以上3つの調べ方を紹介します。
まずは、OSの見分け方から紹介します。
Windows、MacOS、ChromeOSのうち、そもそもどのOSを使用しているのかわからない場合は説明書やパソコンが入っていた外箱でも確認できます。
説明書や外箱がない場合は、パソコンの画面やモニター、キーボードなどにあるマークを確認しましょう。
それぞれのOSの見分け方は次の通りです。
OSの種類 | 見分け方 |
---|---|
Windows | キーボードや画面の左下、中央に格子のマークがある |
MacOS | home画面下に笑顔のマークがある モニターの下や裏にリンゴのマークがある |
ChromeOS | ホーム画面下に◎のマークがある |
使用しているOSがわかったら、次はOSのバージョンの調べ方です。
パソコンに不具合がある場合などは、OSのバージョンやメーカー、型番などがわかればスムーズに解決方法を探せます。
それぞれの調べ方を紹介します。
Windowsの場合は、システム情報からパソコンの情報を確認できます。ここではWindows10を例に挙げて紹介します。
システム情報は、右下の検索ボックスに「msinfo32」と入力し、エンターを押しても検索できます。
システム情報では、OS名やメーカー、型番などが確認できます。
項目 | 記載例など |
---|---|
OS名 | Microsoft Windows 10 Home |
システム製造元 | メーカー(例:NEC) |
システムモデル | 型番 |
システムの種類 | ビット数(×86:32ビット、×64ビット:64ビット) |
OSのバージョンを確認するためには、バージョン情報を確認します。
参考:Microsoft 使用中の Windows オペレーティング システムのバージョンを確認する
Windowsには、8や10、11などのバージョンがあります。さらにその中でもエディションに分かれています。
エディションは、Windows○○の後ろにある英字によって見分けます。例えば、Windows10の場合、次のエディションがあります。
エディション | 特徴 |
---|---|
Home | 一般個人向け |
Pro | 主に企業向け |
Enterprise | Proよりもさらに上級のビジネス向け |
Education | 教育機関向け |
パソコンの用途によってエディションを選びますが、一般家庭で使用する場合は、Homeを選択するといいでしょう。
Macの場合、メーカーはAppleのみです。
バージョンや型番は下記の手順で確認できます。
このMacについてで調べる
システム情報で調べる
システム情報AppでもMacのモデルやシリアル番号が確認可能です。
「このApp」を開き、システム情報のウィンドウ左側で「ハードウェア」を選択します。
MacOSは、常にアップデートされ続けているため、パソコンを選ぶ際にOSのバージョンを選ぶ必要はありません。
Chromebookの型番は、ブラウザの検索バーに「chrome://system」と入力することで、使用中のChromebookの型番を確認できます。
メーカーによっては、パソコンの底面に貼ってあるシールで確認することも可能です。
パソコンの種類がわかったところで、パソコンの選び方を紹介します。
基本的にチェックするのは次の項目です。
順番に見ていきましょう。
パソコンには3種類のOSがありますが、紹介した特徴からそれぞれおすすめの人は以下の通りです。
OS | おすすめの人 |
---|---|
Windows | ・パソコン初心者 ・ライトユーザー ・家族で共有するパソコンが購入したい ・文系の学生 |
MacOS | ・デザイナーや音楽制作者 ・動画や写真編集者 ・音楽制作者 ・クリエイティブ作業がしたい人 ・理系、芸術系の学生 |
ChromeOS | ・小学生~高校生 ・高齢者 |
どんなユーザーでも問題なく使用できるのは、Windowsです。Windowsは汎用性が高く、強いこだわりがない場合は、Windowsを選ぶのが無難です。
OS選びに迷った場合は、Windowsを選びましょう。
パソコンのスペックは主に次の点を確認します。
パソコンのスペックは、用途や予算によって選び方が異なります。
それぞれの選び方をまとめると次の通りです。
機能 | 選び方 |
---|---|
CPU | ・予算と用途によって選ぶ ・スペックが高いとパソコンがサクサク動く ・長く使用するなら「Core」「Ryzen」シリーズ ・数字が大きい方がスペックが高い |
メモリ | ・最低ラインは4GB ・長く使用するなら8GBがおすすめ ・動画の編集やゲームをするなら16GB ・増設や交換も可能 |
ストレージ | ・多い方がいい ・HDDとSSDがある ・HDDは安価で大容量 ・SSDは高価で高速、耐久性も高い ・基本的にSSDがおすすめ ・容量は256GB以上がおすすめ |
インターフェース | ・外部端子の種類を確認する |
CPU、メモリ、ストレージの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
CPUの選び方!初心者にもわかりやすく性能や用途別に解説>>
どっちを選ぶ?HDDとSSDの違い!寿命や速度を徹底比較>>
Officeソフトがあれば、文書作成するならWord、表計算はExcel、プレゼンテーションはPowerPoint、メールソフトはOutlookが使用できます。それぞれ、家庭用でもビジネス用でも使用可能です。
Officeソフトが入ったパソコンの購入価格は通常よりも2~3万円程度高くなりますが、使用する予定があるなら最初からOfficeソフト付きを購入するのもいいでしょう。
Officeソフトは後から購入してパソコンにインストールすることも可能。Officeソフトのライセンス1つにつき、2台のパソコンにインストールできます。
Officeがインストールされたパソコンを購入した場合、ライセンスの乗せ換えはできませんが、ソフトを購入した場合はライセンスの乗せ換えも可能のため、パソコンの台数が多い場合や短いサイクルでパソコンを買い替える予定がある場合は、別途Officeソフトの購入もおすすめです。
Officeは、Office365という月1,000円程度で使用できるサブスク形式のものもあります。インストールできる台数が増える、使用できるOneDriveの容量が増えるなどのメリットもあるため、Officeをよく使用する人はOffice365を検討するのもいいでしょう。
デスクトップパソコンの場合は、サイズが大きい方がコスパが高く拡張性も高くなりますが、予算や置き場所のサイズに合わせて本体やモニターの大きさを決めましょう。
ノートパソコンの場合は、サイズが大きいと持ち運びしにくくなります。
携帯性を重視する場合は、13インチ以下がおすすめ。ノートパソコンでも主に家で使う場合は、15.6インチ以上の大型モニターのノートパソコンを選べば、画面が見やすく作業しやすいでしょう。
パソコンのモニターは、大きい方が文字や画面が見やすくなります。デスクトップパソコンの場合は、23.8インチ程度の大きさが標準サイズでコスパも高くなります。
モニターは光沢の有無や解像度も重要です。
光沢があるタイプをグレア、光沢のないタイプをノングレアと呼び、作業のしやすさを考慮するならノングレアがおすすめです。
解像度は高いほど映像が美しく細やかで、文字はくっきりと表示されます。表示領域も広くなるため、作業もしやすいでしょう。
PCモニターの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
PCモニターの選び方!ゲームやテレワークなど用途別おすすめを紹介>>
パソコンを購入する場合、新品か中古かで悩むこともあります。
中古パソコンのメリットは、低価格でスペックの高いパソコンを購入できることです。しかし、CPUの世代やバッテリー容量など、確認項目も多く、パソコン購入初心者にはハードルが高いため基本的におすすめしません。
しかし、予算の都合などで中古パソコンがほしい場合は、信頼できる店舗での購入がおすすめです。フリマアプリなど個人間の売買はトラブルの可能性もあるため、避けましょう。
中古パソコンの選び方に関しては、下記記事でも詳しく紹介しています。
中古パソコンの選び方!CPUやノートPCのチェックポイント>>
パソコンメーカーの種類は主に次の4つ。
それぞれ特徴が異なるため、自分にあったメーカーもパソコンを選びましょう。
国内メーカーには富士通、NEC、東芝、SONY、Panasonicなどがあります。主なブランドは、富士通のESPRIMOとLIFEBOOK、NECのLAVIE、東芝のDynabook、SONYのVAIO、Panasonicのレッツノートなどです。
国内メーカーは、初期設定なども簡単にできるようにあらかじめソフトがインストールされていることも多く、特に初心者におすすめです。
サポートが充実しており、電話による使い方のサポートや修理相談も万全。中には、インターネットで画面共有して操作を教えてくれるなど手厚いサポートが受けられるメーカーもあります。
パソコンの使い方に不安がある場合や万全のサポートを受けたい場合は、国内メーカーがおすすめです。
海外メーカーのパソコンとしては、DELL、HP、Lenovo、ASUS、Aserなどがあります。世界のパソコン市場では、DELL、HP、Lenovoはトップ3のシェアを誇ります。
これらの海外メーカーはコスパが非常に高く、国内メーカーと比較すると価格が安いことが魅力です。
その分サポートや初期ソフトが少ないため、ある程度トラブルがあった場合は自分で解決できるような、パソコンにある程度なれている人におすすめです。
OSメーカーのMicrosoftやAppleが販売するパソコンは、おしゃれで独自のパソコンを持ちたい人におすすめです。
MacはMacOSを搭載しており、おしゃれなデザインも魅力です。Windowsに比べると販売店舗が少なく、Appleストアで主に販売しています。
Microsoftが販売しているのは、SurfaceでWindowsを最大限に活用できる仕様で、2in1のノートパソコンが主流です。
タッチパネルやペン操作もでき、さまざまな使い方が可能。その分、少し価格は高めの傾向です。
パソコンパーツなどを販売するメーカーは、パソコンを販売していることもあります。マウスコンピューター、ドスパラ、パソコン工房、FRONTIERなどがあります。
BTOパソコンとは、自分の好みに合わせてパーツを選択し、用途に合ったパソコンを購入できる受注生産のパソコンのことです。
自作は細かいパーツまで全て自分で決める必要があるためハードルも高いのですが、BTOパソコンであれば、スペックを決めれば注文は簡単です。
受注後の発送も3日程度と早いBTOメーカーもあるため、パソコンのある程度詳しい人やこだわりがある人におすすめです。
パソコンには、形状の違いや搭載しているOSの違い、メーカーの違いなどさまざまな種類があります。
例えば、デスクトップパソコンとノートパソコンの場合、設置スペースがありスペックの高いパソコンをできるだけ安く購入したい場合はデスクトップパソコン、持ち運びたい場合はノートパソコンを選択するのがおすすめです。
パソコンのOSや型番などの種類は、パソコン内の情報や取扱説明書、外箱でも確認可能です。パソコンの不具合がある場合などは、パソコンの情報を確認しましょう。
使用しているパソコンの種類が合わない場合は、パソコンの買い替えもおすすめです。例えば、MacOSが使いづらいと感じたら、Windowsのパソコンに買い替えることで、さまざまなソフトが使えるようになったり、使用感が変わったりします。
パソコンを買い替える場合は、古いパソコンの処分が必要ですが、処分方法にルールがあったり、データ消去の必要があったりと手間や時間がかかります。
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