動画編集をする際に重要となるパーツは複数ありますが、そのうちの1つとして挙げられるのが「メモリ」です。
メモリの容量が少ないとレンダリングに時間がかかったり、ソフトの起動に時間がかかったりします。
とはいっても、初めて動画編集のパソコンを購入する場合「最適なメモリがわからない」といった方も多いのではないでしょうか。
快適な動画編集には、余裕のあるメモリ容量が必要となります。
そこでこの記事では、動画編集で選ぶべきメモリの容量について解説します。
動画編集で最適なメモリの容量がわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
パソコンのメモリとは、CPUが処理したものを一時的に保存する場所です。
CPUは仕事をしている人、メモリはデスクの広さとも例えられます。
メモリの容量が大きければ大きいほど、CPUが処理したデータを多く保存できます。
また、複数のソフトを立ち上げる、快適な動画編集も可能です。
ここでは、メモリ容量別の動画編集をみていきましょう。
メモリの容量によって、できる動画編集が異なってきます。
メモリの容量が不足している場合は、パソコンがクラッシュしたり、レンダリングに時間がかかったりします。
快適な動画編集をするためには、事前にメモリ容量別の動画編集についてみていきましょう。
4GBは型落ちのパソコン、エントリーモデル、格安のパソコンなどに搭載されている容量です。
しかし、4GBのメモリでは動画編集以前に、複数のソフトを立ち上げることもできません。
動画視聴やZoomといった日常的な使用にも支障をきたすため、おすすめできません。
8GBは簡易的な動画編集、720pの動画編集が可能です。
動画編集をするうえで最低限必要なメモリ容量ともいわれ、本格的な動画編集はできません。
動画視聴やネットサーフィンといった通常の使用であれば困ることはないものの、動画編集であれば不便を覚えるレベルの容量です。
動画編集をしたいと思う場合、8GBではストレスを感じるでしょう。
16GBは1080pの動画編集が可能です。
ゲーム実況やライブ配信もでき、日常的な使用であれば満足できるでしょう。
「Adobe Premiere Pro」といった本格的な動画編集もできます。
ただし、1080pより負荷のかかる3D動画や4K動画の編集は時間がかかりすぎてしまいます。
趣味の延長線上で動画編集をしたい場合ならば、不満を感じない可能性が高い容量です。
32GBはレベルの高い動画編集が可能です。
動画クリエイターも32GBのメモリ容量を選んでおり、4Kや3D動画といった負荷のかかる動画編集をスムーズにできます。
今後クオリティの高い動画編集をする場合は、32GBを選べば間違いありません。
結論からいうと1080pの動画編集であれば16GBで十分ですが、本格的な動画編集の場合は32GBのメモリが搭載されたメモリ容量を選ぶべきです。
32GBであれば1080pはもちろんのこと、4Kや3D動画もスムーズに動画編集できます。
メモリ容量が少ないとエンコードに時間がかかったり、動画編集で止まることが多くなったりするため、容量に余裕があるかが重要です。
用途によって選ぶべきメモリ容量は異なりますが、簡易的な動画編集は16GB、本格的であれば32GBと覚えておきましょう。
ここでは、すでに購入したパソコンのメモリの増設を「ノートパソコン」「デスクトップパソコン」別でできるのかをみていきましょう。
すでにパソコンを購入した方は、参考にしてみてください。
ノートパソコンはできるものとできないものがあります。
最大メモリと装着メモリの数値が同じものはメモリの増設はできません。
一方で、数値が異なるものであればメモリの増設は可能です。
もしもノートパソコンで動画編集をするのならば、始めからメモリの容量が16GBもしくは32GBものを購入することをおすすめします。
デスクトップパソコンはメモリ増設が可能です。
電源を抜いてからケースを開けて、メモリを両脇のツメにはまるまで垂直に挿し込むだけです。
メモリ増設はとても簡単であるため、パソコン初心者の方でも問題なくできます。
結論からいうと、メモリは中古で購入しても問題ありません。
故障がしにくいパーツであるため、グラフィックボードやマザーボードのように購入してはいけないといったことはありません。
ただし、現行規格品の場合は新品と価格の差がそれほどないこともあるため、新品を買ったほうがお得なケースもあります。
この記事では、動画編集に必要なパソコンのメモリについて解説しました。
快適な動画編集には容量に余裕のあるメモリを搭載することが重要です。
メモリの容量が不足しているとエンコードに時間がかかったり、ソフトの立ち上げが遅くなってしまったりします。
用途によって必要なメモリの容量は異なるものの、最低限16GBのメモリが搭載されているパソコンを購入しましょう。
また、パソコンをすでに購入している場合は、デスクトップパソコンであれば増設も可能です。
なお、もしもパソコンを買い替えた場合は、パソコン処分.comへパソコン廃棄を依頼しましょう。
パソコン処分.comならば、事前連絡をせずにダンボールを送るだけで、無料でパソコンを処分してくれます。
また、データ消去は専門のスタッフが行ってくれるため、自分で削除する必要はありません。
パソコンをダンボールに入れてデータ処分からパソコン処分を行ってくれるため、安心して依頼できます。
動画編集は簡単なものであればスマホでも可能ですが、高度な編集であればスペックの高いパソコンが必要になってきます。
とはいっても、初めて動画編集をする方にとっては「必要なスペックがわからない」といった方も多いでしょう。
パソコン購入後に「スペック不足で自分のやりたいことができない」とならないためには、事前に動画編集で必要とされるパソコンのスペックを把握しておく必要があります。
そこでこの記事では、動画編集で必要なパソコンのスペックについて解説します。
初めて動画編集をする方はぜひ参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
動画編集時に重要となるパーツは、次の4つです。
動画編集はパソコンにとって負荷の多い作業であるため、高い性能のパーツが必要となります。
低い性能のパーツでは処理に時間がかかったり、編集時に動画が止まってしまったりといったことになります。
ここでは、パーツごとに必要となるスペックをみていきましょう。
CPUは人間でいう脳みそであり、動画編集に大きくかかわってくるパーツです。
CPUの性能が悪いと動画編集はスムーズにできません。
しかし高性能であれば快適に動画編集が可能です。動画編集で必要となるCPUの最低スペックは「Core i5」です。
しかし、これはあくまで1080pの動画編集に限られ、4Kの動画編集をする場合は「Core i7」が必要です。
また、「Core i9」が推奨される場合もありますが、よほど高度な動画編集をしない場合は「Core i7」で事足ります。
「Core i5」以下のCPUは避けるべきですが、あまりにも高性能なCPは宝の持ち腐れとなってしまうため、用途に合わせて選びましょう。
メモリはCPUが処理をする際にデータを一時的に保管する場所です。
CPUが学生だとすると、勉強をする机がメモリです。
メモリは性能というよりも、保存容量が重要です。
メモリの保存容量が低いとレンダリングが遅かったり、エフェクトを多用すると時間がかかったりするため、なるべく容量の多いを選びましょう。
メモリの容量は4GB、8GB、16GB、32GBがほとんどで、最低でも16GBをおすすめします。16GBであれば1080PのYouTube編集や、ライブ配信が可能です。
ただし、4Kの動画編集をする場合は32GBを選びましょう。
容量が32GBであれば、どの動画編集でもストレスなく編集できます。
GPUはグラフィックボードともいわれ、映像に関わる処理を行っているパーツです。
グラフィックボードの性能が高いとCPUの負荷が軽減されるうえ、エンコードが早くなったりプレビューもスムーズになったりします。
グラフィックボードがなくとも動画編集は可能であるものの、快適に動画編集をしたいのならば必須です。
また、パソコンゲームをする方にも必須になります。
1040pの動画編集であれば「NVIDIA GeForce GTXの1600番台」、4Kは「NVIDIA GeForce RTX3070」がおすすめです。
中古のグラフィックボードの購入はおすすめしません。
なぜなら、近年「マイニング」によって大きい負荷がかかった状態の物が多いからです。
マイニングに使われていたグラボは1日中ほとんど稼働していることもあり、寿命を早く迎える可能性があります。
そのため、GPUを中古で購入するのはおすすめしません。
メルカリやヤフオクといった個人出品はもちろんのこと、小売店での購入も避けましょう。
結論からいうと、性能・価格面を重視する場合はデスクトップパソコンを選ぶべきです。
しかし、持ち運びをしたいのならばノートパソコンです。
ここでは、デスクトップとノートパソコンのメリットとデメリットをみていきましょう。
デスクトップパソコンのメリット
デスクトップパソコンのデメリット
デスクトップパソコンは持ち運びができないものの、ノートパソコンよりもコスパが優れています。
また、内部スペースが広いうえに発熱を抑えるための冷却ファンが豊富であるため、熱暴走しにくいのもメリットです。
さらに、現在パーツを揃えられない方、予算の都合上今すぐにパーツを購入できない方でも、後からパーツを変えられます。
ただし、持ち運びはできません。
ノートパソコンのメリット
ノートパソコンのデメリット
ノートパソコンは持ち運びができるのが最大のメリットです。
ただし、デスクトップパソコンよりも価格が高く、画面が小さいため動画編集がしにくいデメリットがあります。
結論からいうと、コストパフォーマンスならばWindows、こだわりがあるのならばMacです。
一昔前はMacに対応しているソフトは少ないと言われていましたが、現在は充実しているため気にする必要はありません。
予算に関しては同じ性能でもMacの方が価格が高くなっています。
また、Macは基本的に拡張できないため、始めからオプションでアップグレードする必要があります。
airdropを使用したい、他のデバイスもApple製品といった場合でなければ、Windowsで困ることはありません。
動画編集用のパソコンは、メーカーよりもBTOでの購入がおすすめです。
BTOはメーカーよりも自分でパーツを選んでパソコンを作れる自由度の高さが特徴です。
さらに費用もメーカーより安く押さえられており、予算が限られている方でも購入しやすくなっています。
また、パーツを指定した後は組み立てられた状態で届くため、「自作は難しそう」「自作は時間がかかる」といった方にはメリットの大きいものです。
パーツを選ぶのは難しそうと思っている方もいるかもしれませんが、コストを抑えたい方にはおすすめの購入です。
この記事では、動画編集に必要なパソコンのスペックついて解説しました。
快適な動画編集をするには、CPUやメモリ、グラボといったパーツが重要になってきます。
それぞれのパーツの性能が低いと、動画編集時に時間がかかってしまったり、止まったりといった事態が発生します。
高性能過ぎるスペックは必要ないものの、最低限のスペックのパソコンを購入しましょう。また、初心者は中古でパーツを購入するよりも、BTOのほうが手軽なうえにコスパの高いパソコンを購入できます。
なお、もしもパソコンを買い替えた場合は、パソコン処分.comへ依頼しましょう。
パソコン処分.comならば、事前連絡不要かつ無料で処分を行ってくれます。データ消去は専門のスタッフが行ってくれるため、自分でする必要はありません。
ダンボールに入れて送るだけでデータ処分からパソコン処分を行ってくれるため、ほとんど手間が発生しません。
「ゲーミングPCに興味はあるけど、メーカーの違いがわからない」
「スペックの選び方がわからない」
ということはありませんか?
ゲーミングPCの選び方の基本は【どんなゲームがしたいか】にあります。
この記事では
について解説していきます。
ゲーミングPCと通常のパソコンの違いは以下のものがあります。
ゲーミングPCとは文字通りゲームができるPCのことを指しますが、通常のパソコンとの最も大きな違いは【GPU】と呼ばれる映像を処理するためのパーツが採用されている点です。
GPUとはグラフィックボードとも呼ばれ、これがないとごく一部の軽いゲームしかプレイできません。
またメモリも比較的多くなっていることが多く、最低でも16GB以上となります。
ゲームは容量が大きいこともあり、ゲーミングPCはストレージもトータルで数TBと通常のパソコンと比べても非常大きなものとなっています。
ゲーミングPCは主に以下のパーツから構成されています。
これらのパーツを組み合わせるとゲーミングPCが完成しますが、それぞれのパーツごとに目安があります。
プレイしたいゲームの推奨スペックよりも少し上のモデルを選ぶと快適にプレイできるので、やりたいゲームが決まっている人はそれを参考にしましょう。
ここではパーツの選び方について解説していきます。
CPUはパソコンを総合的に管理する最も重要なパーツです。
CPUの性能次第ではGPUの性能を活かしきれなかったりすることもあるので、多少お金がかかっても良いものを選びましょう。
CPUは主に
と2つのメーカーが作っています。
どちらがいいかというと、結論どちらを選んでも問題はありませんので、予算に合わせて選ぶとよいでしょう。
ゲーミングPCには最低でも
にしておくことをおすすめします。
ただし、プレイしたいゲームや画質によってはCore i5・Ryzen 5では性能不足になることもあります。
またGPUを高性能にするのであればCPUの性能も無視できません。
予算が許すようであれば【Core i7・Ryzen 7以上】がおすすめです。
グラフィックボードはゲーミングPCに不可欠のパーツです。
ゲームの性能の多くはGPUの性能に依存します。
性能が高いとはより滑らかに、より美しくゲームを描写できることを指し、フレームレートや解像度によって定義されます。
フレームレートとは一秒間に描写できる回数のことです。
パラパラ漫画を思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、コマ数が多ければ多いほど映像は滑らかになります。
解像度とはどれだけ細かく描写できるかの基準です。
4K解像度はフルHDの4倍細かく描写することができるので、実写と見間違うぐらいの映像をたのしむことができるということになります。
一般的にフレームレートを上げようとすると画質が犠牲になり、逆に画質を上げるとフレームレートは落ちます。
GPUの価格差はこの2つの要素を両立させる性能だと思って間違いありません。
ただプレイするだけならフレームレートを落とし、描写の粗い画質にすれば動くには動きますが、ゲーミングPCをわざわざ買うからにはキレイな映像で楽しみたいはずです。
GPUの選び方はモニターの解像度やプレイするゲームにもよりますが、おおまかに以下を基準にしてください。
GPUは性能によって大きな価格差があります。
4Kに対応したゲームもまだまだ少なく、無理に4Kにしなくても十分に楽しめるので、まずはフルHDで快適にプレイできる【RTX 3060】以上を目安に選んでもよいでしょう。
メモリとは簡単言うと机の広さのようなもので、多ければそれだけ複数のアプリやゲームを立ち上げることができます。
ゲームによっては10GB以上メモリを消費するものもあるので、最低でも16GBは必要です。
ゲームの配信などを考えている場合は32GBや64GBも視野に入れる必要が出てきます。
ゲームは数十GBするものも珍しくないので、ストレージは最低でも1TB以上必要です。
ストレージは読み込みの早いSSDと大容量のHDDがあり、組み合わせるのが一般的です。
SSDにはロードの長いゲームをインストールし、ロードの影響が少ないゲームはHDDに入れておくと効率よく保存することができます。
ゲーミングPCでおすすめのBTOメーカーを紹介していきます。
BTOパソコンについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・業界一の出荷スピード ・初心者でもわかりやすいサイト設計 | ・ノートパソコンのラインナップが少ない |
ドスパラは最も有名なBTOメーカーの一つで、ゲーミングPCでは国内トップの販売台数を誇ります。
GALLERIAというゲーミングPCブランドが有名で、有名なプロゲーマーやストリーマーとのコラボも行っています。
最大のメリットは出荷スピードの速さで、最短翌日には届きます。
また支払いにAmazonのアカウントを使うこともできるので、より柔軟な支払いが可能です。
迷ったら一度ドスパラのサイトを覗いてみましょう。
参考:ドスパラ公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・コスパがいい ・24時間サポート | ・実店舗が少ないので、実際に見る機会がない ・納期に多少時間がかかる |
マウスコンピューターもCMでよく目にするので、知名度が高いメーカーです。
初心者でも安心できるサポート体制が魅力で、24時間365日問い合わせできるのが最大のメリットです。
製品もコスパに優れたモデルから本格的ハイスペックモデルまでラインナップされているので、自分にあったパソコンを選びやすいメーカーといえるでしょう。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・比較的早めの納期(3日) ・スタッフのレベルが高い | ・ノートパソコンの種類は少ない |
ツクモはヤマダ電機グループの傘下にあるメーカーで、同じグループにフロンティアがあります。
ツクモの特徴はスタッフのレベルが高く、ベストなチョイスを提供してくれる点にあります。
プレイしたいゲームと解像度を伝えれば、予算に合わせて最適な組み合わせの提示してくれるので、初心者の人も安心して買い物が可能です。
またパーツを選んで自作したい人向けに組み立て代行サービスも実施しています。
初心者にはハードルの高い作業となりますが、その分価格を抑えることができるので、スタッフに相談してみる価値はあるでしょう。
初心者から上級者までおすすめできるメーカーです。
参考:ツクモ公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・期間限定で大きなセール ・購入前に相談できる | ・納期が遅い ・エントリーグレードが少ない |
フロンティアはツクモと同様にヤマダ電機グループの傘下のメーカーです。
期間限定の大きなセールを定期的に実施しており、時期を狙えば非常にお得に購入することができます。
一方で、エントリーグレードが少ないのでセール中以外は高めの買い物となることが多くなります。
納期に1週間前後かかるので、急ぎPCが欲しい人にはおすすめできません。
参考:フロンティア公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・セール時の割引が大きい ・デザイン性が高い | ・納期が遅め(5日) |
HPはアメリカのPCメーカーですが、日本でシェア1位を獲得したこともあるほどの売上実績があります。
国内モデルは東京の工場で生産され、均一なクオリティで出荷さていることでも定評があります。
ゲーミングPCは「OMEN」というブランド名で販売しており、デスクトップとノートパソコンの両方をラインナップしています。
割引の大きなセールを定期的に実施してるので、ホームページを常にチェックしておくと掘り出し物が見つかることもあります。
サポートもしっかりしているので、初心者にもおすすめです。
参考:HP公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・カスタマイズの幅が大きい ・充実した有料サポート | ・ベーシックサポートはあまりよくない ・納期が遅い(14日) |
DELLはHPと並ぶ世界最大級のPCメーカーで、BTO(受注生産)での販売方式をいち早く開始したメーカーです。
ゲームに特化した「エイリアンウェア」で有名で、ゲーミングPCの先駆け的な存在といえるでしょう。
おすすめポイントは高いカスタマイズ性で、ケースと冷却ファン以外はほぼ自分好みに設定できます。
無料のサポートはあまり充実していませんが、購入時に加入できる有料サポートプランは至れり尽くせりの内容になっているので、不安な人は加入しておきましょう。
参考:DELL 公式サイト
以上、ゲーミングPCの選び方とおすすめのメーカーについて解説してきました。
ゲーミングPCはやみくもにスペックが高いものを選ぶのではなく、自分がプレイしたいゲームや環境に合わせて必要なスペックを決めると後悔が少なくなります。
ゲーミングPCに買い替えた際に不要なパソコンがある場合はパソコン処分.comでの処分がおすすめです。
パソコン処分.comは24時間365日、いつでもパソコンを段ボール箱に詰めて送るだけで処分できます。事前連絡不要のため、面倒な手続きは一切必要ありません。
データ消去は専門の知識を持ったスタッフが無料で対応してくれるため、データを取り出せないような故障したパソコンやHDDが故障したパソコンでも安心して処分できます。
パソコンはどのメーカーでも同じというものでもなく、メーカーごとに特徴や強みがあります。
パソコンを選ぶときのポイントは「パソコンに何を求めるのか」ということが最も重要です。
知識が豊富ならサポートよりもスペックや価格が重要になってきますし、初心者であればサポートが充実したメーカーがよいでしょう。
この記事では
について初心者にもわかりやすく解説していきます。
パソコンを作っているメーカーは主に3つにわけることができます。
それぞれの特徴と主なメーカーを解説していきます。
パソコン専門メーカーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・自分の求める性能にピッタリのものを選べる ・余剰在庫を持たないので、コスパがいい | ・ある程度パソコンの知識が必要 ・出荷まで多少時間がかかることもある |
パソコン専門メーカーはパソコンの販売のみに特化しているメーカーです。
BTOと呼ばれる受注生産の形式が多く、余計な在庫を持たないためコストを下げられるのが特徴です。
また性能も細かくユーザーに合わせて選ぶことができるので、初心者から熟練者まで幅広い層に利用されています。
一方で、受注生産のため出荷までに時間がかかることもあるので、急ぎでパソコンが欲しい人には向かないかもしれません。
また選ぶ際にパソコンの知識が多少必要とされるので、初心者には選びにくい側面もあります。
内資家電メーカーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・ある程度スペックが決まっているので、迷いにくい ・サポートが充実している | ・価格が高め ・人によっては不要なソフトがインストールされている |
国内家電メーカーはパソコン以外にもカメラやドライヤー、洗濯機などの家電も作っているメーカーです。
家電量販店で買うことも可能で、予めスペックが決まったパソコンを販売しているので、初心者でも迷いにくいというメリットがあります。
またサポートも充実している傾向にあり、パソコンにトラブルがあったときに電話やチャットなどで対応してもらえることもメリットといえます。
一方で価格が高めに設定されていることも多く、不要なソフトがインストールされていることもあります。
また自分が求める性能が不足あるいは過剰であることもあり、細かくスペックを選べないこともあるので上級者は敬遠する傾向にあります。
外資メーカーのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・BTOの注文も可能 ・コスパがいい | ・メーカーによってはサポートに不安 ・出荷までに時間がかかるメーカーもある |
外資メーカーはパソコンを中心とした半導体製品で高いシェアを誇る会社が多くなります。
最大の特徴は抜群のコストパフォーマンスで、内資家電メーカーのものよりもかなり安く購入することができます。
またBTOでの注文も可能なメーカーもあり、目的に合ったパソコンを選びやすいといえます。
デメリットとしてはメーカーによってはサポートが充実していない点で、オプションでサポートを付けなければならないこともあります。
また出荷までに多少時間がかかることもあるので、急ぎの人には向いていません。
パソコンメーカーにはそれぞれ特徴と強みがあります。
ここでは何を基準にメーカーを選んでいくかを解説していきます。
パソコン専門メーカーはある程度知識がある人におすすめです。
パソコン専門メーカーはBTOという受注生産方式を採用しており、ユーザーから注文が入ってからパソコンを作ります。
そのためメモリやストレージなど細かくスペックを指定することができるメリットがあります。
内資家電メーカーのパソコンは知識があまりない、パソコン操作に自信がない初心者におすすめです。
スペックはある程度固定されているので、パソコンで何をしたいのかを明確にしておけば目的のモデルを選びやすくなります。
価格は高めに設定されていることが多くなりますが、その分24時間対応だったり、電話でわからない部分を教えてもらえたりと充実したサポートを受けることができます。
外資メーカーのパソコンは初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
コスパに優れたモデルも多く、同程度の性能なら内資家電メーカーのものよりも2~3割ほど安く購入することが可能です。
定期的にセールも実施しているので、安い時期を狙うと更に安く購入できます。
サポートは内資家電メーカーに比べると心もとない部分もありますが、知識がある人であれば問題はないでしょう。
BTOでの受注を受けているメーカーもあるので、好みのスペックに仕上げたいときもおすすめです。
それぞれのメーカーの特徴を解説していきます。
パソコン専門メーカーは自分がほしいスペックが明確にわかっている人に特におすすめです。
特にゲームや動画編集などマシンパワーが必要なパソコンは得意分野といえます。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・業界最速の出荷スピード ・目的のパソコンが探しやすいサイト | ・ノートパソコンのラインナップが少ない |
ドスパラは「GALLERIA」のブランドで有名なBTOショップです。
ゲーミングPCに強みを持ち、有名なプロゲーマーとのコラボモデルなども発売しています。
ドスパラの最大の特徴はとにかく出荷スピードが早いことで、9割以上のパソコンが翌日に出荷されています。
サイトの設計も目的のパソコンを探しやすいデザインとなっているので、初心者でも迷いにくいといえるでしょう。
BTOに慣れ親しんだ人も初心者の人にもおすすめできるメーカーです。
参考:ドスパラ公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・コスパの高いモデル ・BTOメーカーでは珍しい24時間サポート | ・実店舗が少ない ・納期に多少時間がかかる |
マウスコンピューターはマツコ・デラックスや乃木坂46のCMで有名な日本でも有数のBTOメーカーです。
製品の質の高さはもちろんですが、コストパフォーマンスに優れたモデルも多数ラインナップされており、納得感の高い買い物ができます。
サイトは「パソコンで何をしたいのか」を中心に選ぶことができるので初心者でも安心して選ぶことが可能です。
またBTOメーカーでは珍しく24時間のサポートが用意されており、真夜中にパソコンの調子が悪くなってもすぐに問い合わせることができるのも初心者にとって大きなメリットとなります。
高コスパと手厚いサポートで初心者にもおすすめできるメーカーです。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・常に何かしらのセールを実施している ・実店舗数が多いので、直接見に行ける | ・サポート体制がいまいち ・在庫切れが多い ・パソコンの種類が多すぎる |
パソコン工房も日本で有数のBTOメーカーです。
パソコン工房の最大の特徴は「価格が安い」という点にあります。
CPUを一世代前のものを採用するなど、スペックに影響が少ない範囲でコストを抑えることで低価格化を実現しています。
実際に1世代前のCPUでも通常のPC作業にはほとんど影響がないので、よりコストパフォーマンスに優れたモデルが入手可能です。
サポートに関しては返信が遅かったりと充実しているとは言い難い部分もあるので、ある程度自分でパソコンを操作できる人向けのメーカーといえます。
また同じスペック帯のパソコンが非常に多いので、よくよく欲しい物を決めていかないとどれを選んだらいいかわからないということもありえるので、知識のある中級者以上の人におすすめのメーカーです。
参考:パソコン工房公式サイト
内資家電メーカーは初心者やパソコンに詳しくない人におすすめです。
特にサポートが手厚いメーカーが多いので、買ってから不安がある人は内資家電メーカーのパソコンが向いています。
逆にパソコンに詳しい人やサポートが不要な人にとっては割高となるので、積極的に選ぶ必要はありません。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・初心者向けモデルが多い ・軽量なノートパソコンに強み ・モニター一体型やテレビを見られるモデルも | ・価格が高め ・性能はそこまで高くない ・ゲームなどはできない |
NECはもはや説明不要ともいえるほど知名度の高い国内のメーカーです。
初心者向けのパソコンが多く、モニター一体型やテレビが見られるパソコンなどのラインナップも用意されているのが特徴です。
また軽量なノートパソコンに強みをもち、「LAVIE」の名前で広く知られてもいます。
サポートやマニュアルが充実していることも強みで、パソコンの操作が苦手な初心者でも問題なく扱うことができるのもメリットです。
デメリットとしては価格が少々高めなことと、高性能なモデルのラインナップはないことが挙げられます。
ゲームや動画編集などをパワフルにこなすというよりは日常のオフィス作業やWebブラウジングなどをメインとするとよいでしょう。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・初心者向けモデルが多い ・軽量なノートパソコンが多い ・高齢者へのサポートが充実 | ・価格が高め ・性能はそこまで高くない |
富士通も国内では知らない人のほうが少ないメーカーといえるでしょう。
特徴はNECと似ており、軽量のノートパソコンやモニター一体型のパソコンを取り扱っています。
初心者向けの製品が多い傾向にありますが、しっかりとビジネスユースのパソコンも用意してあり、ラインナップは豊富です。
高齢者向けのサポートが充実していることが特徴で、パソコンの苦手な人でも困ることはないでしょう。
参考:富士通 WEB MART
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・ノートパソコンが中心でハイスペック ・ビジネス向け | ・デスクトップモデルはない ・価格が高い |
東芝は「DynaBook」のブランドで有名なノートパソコンを中心に販売しています。
2018年に東芝のパソコン部門ごとシャープに買収されたことを機に社名も「DynaBook株式会社」に変更になっていますが、ラインナップやサポートは以前のまま継続しています。
高性能な軽量ノートパソコンやビジネス向けのパソコンで定評があり、個人向けというよりは法人利用がメインになってきています。
デスクトップのモデルがないことや価格が高めなことが気になる点といえますが、軽量で高性能なパソコンが欲しい人にはおすすめできるメーカーです。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・高級モデルが中心 ・おしゃれなデザイン | ・デスクトップモデルがない ・高価 |
VAIOはソニーのパソコン部門が発売していたパソコンブランドですが、現在では「VAIO株式会社」が開発を行っています。
VAIOは高いデザイン性と高級感のあるラインナップで有名で、他のメーカーとは一線を画するおしゃれなデザインが特徴です。
その分価格は高めに設定されており、さらにデスクトップモデルはありません。
所有する喜びやおしゃれなパソコンが欲しい人におすすめのメーカーです。
参考:VAIOストア
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・ビジネス向けのパソコンが中心 ・頑丈かつ操作性の高い筐体(きょうたい) ・ロングライフバッテリー | ・非常に高価 |
パナソニックはビジネス向けに特化したパソコンで有名で「レッツノート」というブランド名で展開しており、高性能で頑丈なことで定評があります。
ビジネス向けの高性能モデルをブランドイメージとしているため非常に高価に設定されており、個人で利用するメリットはあまりありません。
外資メーカーは価格が安いことが強みのメーカーもあれば、BTOで自分好みのスペックで仕上げられるメーカーまで幅広く存在します。
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・エントリーから本格的なゲーミングPCまで豊富なラインナップ ・日本向けの製品は東京の工場で生産 | ・特になし |
HPはアメリカに本社がある超老舗メーカーで世界的なシェアを誇ります。
BTOの販売形式により余計なコストを削減し、リーズナブルな価格が魅力の一つです。
エントリーモデルのノートパソコンから、高性能なゲーミングPCまで幅広くラインナップされており、初心者から上級者までおすすめできるメーカーです。
また日本国内モデルは東京にある工場で生産されているので、輸送中の破損リスクの低減や品質の維持という点で高い安心感もあります。
参考:HP公式ストア
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・BTOでかなり細かくスペックを設定可能 ・リーズナブルな価格 | ・発送までに時間がかかるモデルもある |
DELLもHPとならぶ世界シェアの高いアメリカのメーカーです。
リーズナブルな価格が魅力の一方で、本格的なゲーミングPCは細かくスペックを設定可能で、上級者でも納得の一台を見つけることも可能です。
デメリットしては発送までに時間がかかることが多く、急ぎでパソコンが必要な人には向きません。
参考:DELL 公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・2in1に強み ・OSも自社のものなのでトラブルが少ない | ・デスクトップはオールインワンのみ ・価格はやや高め |
マイクロソフトは知らない人はいないとは思いますが、Windowsを開発した世界トップクラスの企業です。
SURFACEというノートパソコンとタブレットの機能を一つにしたようなモデルに強みがあり、持ち運びの利便性と高いデザインに定評があります。
自社で開発しているOSに自社のソフトを組み込んでいるため相性が非常によく、トラブルも少ないこともメリットといえます。
参考:マイクロソフト公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・高いデザイン性 ・ブランド力 | ・Macでしかできないことが少ない ・周辺機器は専用のものを使う必要がある ・価格が高い |
言わずとしれたAppleもMacというパソコンを作っています。
iPhoneで馴染み深いかもしれませんが、Appleはもともとパソコンを作っているメーカーです。
昔から高いデザイン性で有名でしたが、そのブランド力も手伝って所有欲を満たしてくれる製品が多く発売されています。
以前はintel製のCPUを使っていましたが、今はMacが自社で開発したMシリーズと呼ばれるCPUを採用し、高い処理能力を実現しています。
デメリットとしてはMacでしかできないことが少ないので、見た目以外で買う理由がないことと、周辺機器の多くで専用品が必要となることです。
Macというブランドに惚れ込んでいる人はそれ以外の選択肢はないので、唯一無二のパソコンといえます。
参考:Apple 公式サイト
おすすめポイント | ここが惜しい |
---|---|
・コスパ抜群 ・高い耐久性 ・ノートからゲーミングPCまで幅広くラインナップ | ・エントリーモデルはややチープ ・サポートはイマイチ |
レノボは中国のパソコンメーカーで、ThinkPadというビジネスモデルで有名です。
非常に堅牢な作りが特徴で、落としたりしてもそう簡単には壊れません。
またコスパも抜群であり、通常のモデルなら6万円台で販売されていることも珍しくありません。
ゲーミングPCも用意されているので、高性能なPCが欲しい人にもおすすめです。
デメリットとしては、エントリーモデルがやや安っぽいことと、サポートにあまり期待できない点が挙げられます。
参考:レノボ公式サイト
以上、パソコンの有名メーカーについて解説してきました。
どのメーカーもそれぞれ強みがありますが、自分がどの程度のパソコンを求めているかによっても選ぶメーカーは変わってきます。
またパソコンに詳しい人であればサポートは最低限でコストを抑えることもできますし、初心者でパソコン操作が苦手であればサポートが充実した内資家電メーカーのものがおすすめです。
新しいパソコンを購入するときに古いパソコンがあれば何かしらの方法で処分しなければなりません。
買い替え時に不要なパソコンを処分するときは無料で処分できるパソコン処分.comでの処分がおすすめです。
パソコン処分.comは24時間365日、いつでもパソコンを段ボール箱に詰めて送るだけで処分できます。事前連絡不要のため、面倒な手続きは一切必要ありません。
データ消去は専門の知識を持ったスタッフが無料で対応してくれるため、データを取り出せないような故障したパソコンやHDDが故障したパソコンでも安心して処分できます。
これからプログラミングを学習して、転職や副業に活用したいと考えている人も多いかと思います。
とはいえ、始めたいけどPCはどんなものが必要なのかわからず、なかなか一歩を踏み出せない人もいらっしゃるのではないでしょうか?
プログラミングに使うPCは、プログラミングの目的や扱うプログラミング言語、データ量の違いなどで必要なスペックが異なります。
実際に自分がやりたいことと予算を考慮したうえでPCを選ぶようにしましょう。
この記事では
について解説していきます。
PCパーツごとに必要なスペックを解説していきます。
PCを選ぶときはIntel Core i5以上を搭載しているものがおすすめです。
CPUの性能はプログラムの処理速度に影響する重要なものです。
また将来的に負荷が高い処理を伴うプログラミングを取り扱う予定の場合は、あらかじめCPUの性能が高いものを購入しておくとよいでしょう。
具体的には
上記以上のモデルがおすすめです。
ゲーム開発の場合は
上記以上のモデルをおすすめします。
ゲーム開発をするとき、膨大なデータを解析したり3Dデータを取り扱うときなど、よりハイスペックなCPUが必要な場合もあります。
メモリは処理速度に影響します。
一般的なアプリの開発やプログラミングの学習をするなら最低でも8GBあれば十分に使用できます。
ノートPCの比較的購入しやすい価格帯のものも、8GBは備えています。
ただしゲーム開発やデータ解析など負荷が高い用途に使用する場合は、16GBや32GBなど上位スペックが必要になります。
用いる言語や開発の内容によって必要なスペックを判断することが大切です。
PCにデータを保管する、または保存する場所をストレージといいます。
プログラミングのために使用するときは256〜512GB程度で問題ありません。
ただし、動画データを多く取り扱い、データが膨大なものを保存しなければならない場合は1TBなどの大容量が必要な時もあります。
ちなみにストレージは読み込みの早いSSDと容量の大きいHDDの2種類があります。
プログラミングには読み込みの早いSSDがおすすめです。
GPUとはグラフィックスプロセッシングユニットの略で画像に関する処理を担うPCの部品です。
AIの開発や3Dデータを使ったゲームの開発などで必要になることもあります。
代表的なGPUはNVIDIA製のGeForceシリーズがあげられます。
基本的にAI開発などの映像に関する用途でない限り、GPUは不要なので一般的なプログラミングならばそこまで気にしなくてもよいでしょう。
プログラミングは入力、表示される文字列が細かいため、一般的なネットサーフィンなどの用途のPCよりも大き目な画面をおすすめします。
8インチ以下は画面が小さすぎて作業に差しさわりが出る可能性があります。
少なくとも12インチ以上を目安に選ぶと作業しやすくなります。
PCを持ち歩くことがある場合、画面が大きくなるとその分PCが重くなるため1〜1.4kg程度を目安にするとよいでしょう。
外出先でPCを持ち運んで作業をする場合、バッテリーの駆動時間が長いものを選びましょう。
少なくとも15時間程度は連続で作業できるものだと、安心して作業を進めることができます。
プログラミングの用途次第では、処理や演算を実行するときにバッテリー消費が通常よりも激しくなることが考えられます。
そのため充電できないところで長い時間作業しないといけないときは、バッテリー駆動時間がさらに長いモデルを選択しましょう。
パソコンにはWindowsとMacの2つのOSがありますが、どちらを選ぶかは目的によって変わってきます。
App StoreにリリースするiOSアプリを開発するときはMacを選ぶとよいでしょう。
iPhoneなどのApple製品のアプリを開発するときは、Xcodeという開発環境を使用するのが一般的です。
Windowsでも開発は可能ですが、開発環境の構築に手間取る可能性が高いです。
ちなみにMacにはWindowsOSをインストールすることが可能です。
初心者が開発するときは、Apple製品との連携をするうえでもMacを選ぶことをおすすめします。
また、WebアプリケーションやWebサイトの開発をする場合もMacをおすすめします。
PHPやPython、Rubyなどのアプリケーションを作るときに使われる言語もMacならデフォルトで使用できます。
そのためプログラミング初心者も始めやすいというメリットもあります。
iOSアプリの開発が目的などでない場合はWindowsで問題ありません。
基本的にMacでできることの多くはWindowsで実行可能です。
Windowsで使えるソフトウェアは豊富なので、いろいろなプログラム言語や開発に対応しています。
Windowsは本体やアクセサリーの種類が多く低価格であり、無料のソフトも豊富です。
パソコン本体もMacと比べて安いものが多ので、プログラミングの勉強を始めるとき、初期投資を抑えられるのも魅力です。
さらに、PCゲームはほとんどWindowsが推奨されているので、ゲームを開発したいときはWindows一択となります。
3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)の開発にもWindowsが推奨されます。
デスクトップとノートパソコンのメリットについて解説していきます。
デスクトップのメリットは以下のものがあります。
デスクトップは同じ価格帯ならノートパソコンよりも性能が高いことがメリットです。
ノートパソコンは限られたスペースにパーツを収めなければならないためパーツの大きさに制約がありますが、デスクトップではあまり問題になりません。
またストレージやメモリを後から増やしたい場合も比較的簡単に増設することができます。
筐体内部のスペースに余裕があるので、冷却性能を高められるのもメリットと言えます。
開発にパワーが必要な場合はデスクトップを選んだほうがよいでしょう。
ノートパソコンのメリットは以下のとおりです。
ノートパソコンのメリットはどこでも作業できる点にあります。
プログラミングを勉強する過程でセミナーや勉強会に参加することもあるかもしれませんが、ノートパソコンならその場で習ったことをすぐ実行することができます。
またデスクトップはモニターとキーボードを揃える必要がありますが、ノートパソコンは最初から備わっているので不要となります。
あちこちでかけて作業をする人はノートパソコンがおすすめです。
今回はプログラミングに必要なパソコンのスペックについて解説しました。
プログラミングの内容や作業内容によって、異なる適切なスペックが必要になります。
のちのち自分がどんなプログラミングを構築していきたいかを見据えて、それに応じたPCを選んでいきましょう。
プログラミングを始めるにあたってPCを買い替えたとき、以前のPCを情報漏洩などのトラブルが起こらないように処分するには、専門業者に依頼するとリスクの回避ができます。
買い替え時に不要なパソコンを処分するときは無料で処分できるパソコン処分.comでの処分がおすすめです。
パソコン処分.comは24時間365日、いつでもパソコンを段ボール箱に詰めて送るだけで処分できます。事前連絡不要のため、面倒な手続きは一切必要ありません。
データ消去は専門の知識を持ったスタッフが無料で対応してくれるため、データを取り出せないような故障したパソコンやHDDが故障したパソコンでも安心して処分できます。
電源ユニットは、ゲーミングPCの中でも最も重要といえる装置です。
電源ユニットの選び方を間違えると、PCゲームを存分に楽しめなくなる可能性もあります。
しかし、電源ユニットをどのように選べばよいのかしっかり理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。
この記事では、ゲーミングPCの電源ユニットの選び方や注意点について解説します。
購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
電源ユニットとは、電源コードから取り込んだ電力をパソコンに供給するための装置です。
パソコンは適切な電力がないと作動できないため、電源ユニットはゲーミングPCの中でも重要な役割を担っているといえるでしょう。
また、電源ユニットが不具合を起こすと、マザーボードといった他の重要なパーツごと故障してしまうリスクがあります。
ゲーミングPCを安定して使用するためにも、電源ユニットは特に性能にこだわって選ぶことが大切です。
ゲーミングPCでPCゲームをプレイするためには、最低でも電力容量が500W以上の電源ユニットを選ぶとよいでしょう。
ゲーミングPCに搭載されている内部パーツは高性能のものが多いため、それらを正常に動かすためには多くの電力が必要です。
特に、FPSゲームのようなグラフィックや画面の滑らかさが重視されるPCゲームをプレイする場合、電源ユニットには1000W近い電力容量が求められます。
電源ユニットの電力容量を選ぶ際の目安としては、想定される最大消費電力量の2倍程度がおすすめです。
多くの電源ユニットでは、パソコンに負荷がかかり続けるのを防ぐために、負荷率50%の状態で電気変換効率が最も良くなるように設定されています。
また、電力量に余裕を持っておくことで、将来CPUやGPUなどのパーツをアップグレードする際の予備としても役立ちます。
電源ユニットの電力容量を選ぶ際は、消費電力がギリギリにならないように注意してください。
電力容量に余裕がないと、ゲーミングPCの使用中に大きな負荷がかかった場合や電源ユニットが劣化した場合に電力不足に陥ってしまう恐れがあります。
電力不足はゲーミングPCが正常に動作しなくなる原因にもつながるため、十分に気をつけましょう。
ゲーミングPCの消費電力量は、CPUやグラフィックボードといった各パーツごとの消費電力の合計によって求められます。
eXtreme Outer Visionや電源容量計算機(電源電卓)のようなシミュレーターを利用すると、簡単に計算できるため便利です。
算出された消費電力を2倍した電力量が電源ユニットを選ぶ際の目安になります。
電源ユニットを購入する際は、80+認証を受けているか確認するとよいでしょう。
80+認証とは、電力変換効率が80%以上の製品のみに与えられる認証のことです。
80+認証のなかでも、「80PLUS STANDARD」から「80PLUS TITANIUM」までの6段階の規格に分かれています。
規格が上がるほどパソコンにかかる負荷が軽減されるため、安定した稼働が期待できる点が特徴です。
ただし、その分電源ユニットの値段も高くなるため、予算とのバランスを考えながら選ぶ必要があります。
現在は多くのメーカーで80+認証を取り入れていますが、万が一認証を受けていない電源ユニットと遭遇した場合は購入を避けた方がよいでしょう。
現在ではさまざまなメーカーから電源ユニットが販売されていますが、安価な商品には十分注意する必要があります。
初めてゲーミングPCを購入する方の中には、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、安価な電源ユニットは電気変換効率が悪いものが多く、発熱や騒音といった不具合を引き起こすリスクが高い傾向にあります。
ゲーミングPCの故障や発火につながる危険性もあるため、値段だけを見て判断しないように気をつけましょう。
ゲーミングPCの電源ユニットの寿命は、一般的に2〜5年程度といわれています。
パソコンの使用中に以下の症状が頻繁に見られる場合、電源ユニットの劣化が疑われます。
電源ユニットの不具合はゲーミングPCそのものに悪影響を及ぼす可能性があるため、寿命を迎えたら早めに買い替えることをおすすめします。
ゲーミングPCを長年使用し続けていると、電源ユニットの他にもさまざまな部品が故障する可能性があります。
故障によって新しいゲーミングPCに買い替えた際は、不要になった端末を適切な方法で処分することが必要不可欠です。
小型家電は自治体の回収ボックスを利用できる場合もありますが、ゲーミングPCは大型の機器が多く、処分を受け付けてもらえないことも少なくありません。
ゲーミングPCの処分に困ったら、パソコン処分.comなどの専門業者を利用するのもおすすめです。
パソコン処分.comでは、メーカーや動作状況にかかわらずパソコンの回収を無料で行っています。
もちろん、ゲーミングPCに多く見られる自作パソコンも対象です。
段ボールに入れて郵送するだけで手続きが完了するため、忙しい方も手軽に利用できますよ。
電源ユニットは、ゲーミングPCを安定して動作させるために必要不可欠なアイテムです。
特に、性能が高いゲーミングPCは多くの電力を消費するため、できるだけ余裕を持って電力容量を選ぶとよいでしょう。
シミュレーションサイトなどで消費電力量を計算するのもおすすめです。
寿命を迎えたゲーミングPCを買い替える場合は、パソコン処分.comなどを利用して不要な端末を適切に処分しましょう。
今回の記事もぜひ参考にしてください。
動画編集はパソコンに負荷が多い作業であるため、スペックが重要になってきます。なかでもCPUは動画編集に大きく影響するパーツです。
スペックの低いCPUを選ぶと、動画編集がスムーズにできないといったことも起こるため、スペックは高いに越したことはありません。
しかし、人によっては「どのCPUを購入すればよいのかわからない」「中古で購入しようかな」と悩んでいる方もいるでしょう。
そこでこの記事では、動画編集で必要なCPUのスペックから、併せて重要なパーツを紹介します。
また、中古で購入する際の注意点も解説しています。
動画編集をするうえでCPUの選び方で悩んでいる方は、参考にしてみてください。
【この記事でわかること】
CPUとは人間の頭であり、処理速度に大きく影響してくるものです。
他のパーツのグレードが高くとも、CPUの性能が低ければ動作が遅いといったことも起こります。
動画編集はパソコンにとって負荷の大きい作業であるため、スペックの高いCPUを選ぶと安心です。
最低でも新型Core i5、余裕があればCore i7を購入するのが無難です。
Core i9を推奨しているお店もありますが、初心者の場合はCore i7で事足ります。
4Kの動画編集もCore i7で対応可能です。
結論からいうと、どちらでも問題ありません。
intelはAMDよりも有名であるものの、どちらも動画編集をするのに十分な性能のCPUがあります。
またAMDはintelよりも価格が手頃となっており、手に取りやすいのも魅力的な点です。
AMDのデメリットとして発熱がすごいと不安を抱える方はいるものの、現在は改善されているCPUが出ています。
仮に発熱がすごいとしても、クーラー次第で温度を下げることが可能です。
それぞれの特徴としては、AMDのほうがクロック数が大きくクリエイティブに長けている、intelは安定感があることが挙げられますが、一定スペック以上のCPUであれば問題なく編集できます。
動画編集で重要なパーツは、CPUだけではありません。CPUの機能だけが高ければいいわけではないように、他のパーツについても同じことがいえます。
CPU以外に重要なパーツとしては、次の3つです。
それぞれのパーツを詳しくみていきましょう。
メモリはソフトを立ち上げるのに必要なパーツで、メモリ容量が少ないと複数のアプリでの作業が遅くなります。
メモリはCPUが作業するためのスペースといわれ、スペースが狭いと複数のアプリが開けないと例えられます。
販売されているメモリの容量は4GB、8GB、16GB、32GBと種類が多いものの、作業に必要な分の容量を選べば問題ありません。
一般的には16GBがあれば十分だといわれています。もしも4Kを扱う場合はサイズが大きいため、「Core i9」と「32GBメモリ」が理想です。
1080pであれば、「core i5」もしくは「core i7」と「16GB」がおすすめです。
SSDはデータを保存するHDDと同じ役割ではあるものの、SSDのほうが素早いデータの読み書きが可能です。
しかし、SSDはHDDに比べて高価であり、オプションで付けることがほとんどです。
SSDは自分で買って後から内蔵したり、外付けもできたりするため、状況を見ながら導入できます。
とはいっても、HDDとSSDのデータの書き込み速度はおよそ3倍も異なるため、導入したいものです。
SSDは容量が大きくなればなるほど値段も高価になるため、少ない容量を購入する方もいます。
しかし、容量が少ないSSDはすぐに容量が溜まってしまうため、他のHDDに移す必要が出てきます。
パソコンのソフトの保存先をHDDとSSDで分ける方法もありますが、動画編集は容量が大きいため、1TBのSSDを積んでおくのがおすすめです。
GPUとはグラフィックボードのことで、動画編集をするならば必須といっても過言ではありません。
簡単な動画編集であればCPUに内蔵されたGPUでも可能なものの、高度な映像編集をするならばグラフィックボードは必須です。
なぜなら内蔵GPUはグラフィックボードに比べて性能が低いうえに、プロが使うようなソフトも利用できないからです。
そのため、プロが使うようなソフトで動画編集をしたい、3D動画などを編集したい場合はグラフィックボードを購入しましょう。
結論から述べると、WindowsでもMacのどちらでも問題ありません。
しかし、MacはWindowsに比べて価格が高いのが欠点です。
YouTuberや映像編集をしている方が使用しているMacはカスタマイズされており、50万円を超えることも珍しくはありません。
また、デスクトップにしてもSSDを後付けすることは難しいのもデメリットです。
対してWindowsであれば同じ性能でも数十万円ほどでパソコンが手に入ります。
ノートパソコンで作業をする、予算に余裕があるのであればMacでも問題ないものの、家で作業をするのならばWindowsのデスクトップがおすすめです。
デスクトップであれば冷却機能が高く、拡張性もあります。
動画編集用のCPUを中古で購入するのは、初心者の場合はおすすめしません。
CPUはマザーボードとの互換性も考慮する必要があり、初心者の場合は後から「マザーボードに対応してなかった」となる可能性があるからです。
また、過去にオーバークロック歴のあるCPUであれば、うまく動作しないといったこともあります。
オーバークロックをされたかどうかは、見た目ではわかりません。
とはいっても、CPUはパソコンパーツのなかでも比較的購入しても大丈夫なパーツでもあります。
もしも中古で購入する場合はメルカリやヤフオクといった個人は避けて、販売店から購入するようにしましょう。
この記事では、動画編集のCPUについて解説しました。
動画編集はパソコンに負荷のかかる作業であり、CPUのスペックがとても重要になってきます。
いくら他のパーツの性能が高くとも、CPUの性能が低ければ思ったように動画編集はできません。
自分がどのような動画編集をしたいのかを明確にして、それに必要なCPUを購入しましょう。
もしもパソコンを動画編集に買い替えたり、不要なパーツがでたりする場合は、パソコン処分.comへ依頼しましょう。
パソコン処分.comならば、事前連絡不要かつ無料で処分できます。
また、データ消去は専門のスタッフが行ってくれるため、自分でする必要はありません。
ダンボールに入れて送るだけでデータ処分から行ってくれます。
ゲーミングPCは、PCゲームを快適にプレイするのに必要不可欠なアイテムです。
しかし、ゲーミングPCは安いものでも10万円以上かかるため、分割払いでの購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ゲーミングPCを分割払いで購入する方法や注意点について解説します。
ゲーミングPCを手に入れたい方はぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
ゲーミングPCは、購入する前にローンを組むことで分割払いが可能になります。
主に利用されるのは「ショッピングローン」と「クレジットカードの分解払い」の2種類です。
BTOパソコンのメーカーが2018年に調査した結果によると、購入者の50%以上がクレジットカードで購入しているとされています。
また、20%の購入者がショッピングローンを利用しています。
ショッピングローンとは、商品を購入する際に利用できるローンを指します。
クレジットカードを持っていなくても、分割払いが可能になる点が便利です。
2022年4月に成人年齢が引き下げられたため、18歳でも親権者の許可なしにショッピングローンを組めるようになりました。
ただし、毎回信販会社による審査を受ける必要があり、通過しなければ分割払いは利用できないため注意してください。
クレジットカードの分割払いとの違いは、前述のとおりローンの利用時に審査があるかどうかです。
クレジットカードはカードの契約時に審査が必要ですが、その後は任意のタイミングで利用できます。
また、クレジットカードで購入した場合、分割払いの他にもリボ払いやボーナスなどの支払い方法を選べる点が特徴的です。
分割払いを利用する際は、魅力的な部分だけでなくデメリットもしっかり理解したうえでローンを組むことが大切です。
ここでは、ゲーミングPCを分割払いで購入するメリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。
分割払いの最大のメリットは、一度に支払う費用を軽減できることです。
ゲーミングPCによっては20万円以上する商品もありますが、分割払いを利用することで月々数千円に抑えられます。
そのため、学生や新社会人のようにまとまったお金がない人でも、ハイスペックなモデルに挑戦しやすくなります。
また、現金を手元に残しておけるため、いざという時に備えやすいのもうれしいポイントです。
分割払いのデメリットは、分割手数料によって最終的な支払総額が増えてしまう点です。
分割回数が多くなればなるほど月々の負担は減りますが、その分手数料は増えるため注意してください。
ゲーミングPCを購入する際は、分割手数料をメーカーが負担してくれる商品や「手数料無料キャンペーン」を実施している商品を選ぶとよいでしょう。
また、長期にわたって毎月一定の支払いが発生するため、一括払いよりも金銭管理が重要になります。
ゲーミングPCで分割払いを利用する場合、支払回数は「36回(3年)払い」をおすすめします。
多くの機種は3年で新しいモデルが発売されるため、支払いを終えた状態で新しい機種を購入できる点がメリットです。
同じゲーミングPCを長く使い続ける予定なら、月々の負担がより軽くなる「60回(5年)払い」を選ぶのも良いでしょう。
分割回数を多く設定しすぎると、将来「ゲーミングPCを買い替えたいのに今の機器の支払いが終わらない」といった状態に陥りやすいため気をつけてください。
ここでは、ゲーミングPCを分割払いで購入する際の注意点を解説します。
トラブルを回避するためにも、下記の内容を理解したうえで分割払いを利用するようにしてください。
ゲーミングPCは中高生からの需要も高いですが、18歳未満はショッピングローンを利用できない点に注意してください。
また、年齢的には成人にあたる18歳でも、高校生の場合は親の同意があってもローンを組むことは不可能です。
18歳未満の方がゲーミングPCを購入する際は、一括で支払うか、親にショッピングローンやクレジットカード払いを利用してもらうことをおすすめします。
ショッピングローンを利用する場合、ゲーミングPCが納品されるまで時間がかかる場合があります。
信販会社の審査が完了するまでローンを組めないため、その分製造・発注が遅れてしまうことが主な理由です。
すぐにゲーミングPCを使用したい場合は、クレジットカードの分割払いで購入するとよいでしょう。
ショッピングローンの審査は必ず受かるものではなく、申請者によっては落とされてしまう場合があります。
特に、以下の項目に当てはまる場合は審査が通りにくいといわれています。
ショッピングローンの審査に落ちてしまった場合は、別の方法での購入を検討する必要があります。
分割払いを利用する際は、月々の支払いを滞納しないことが何より重要です。
滞納や遅延が頻繁に続くと、ブラックリストに登録されてしまう可能性があります。
クレジットカードの発行や家・車のローンの審査が通らなくなるなど、将来さまざまなシーンで影響を受けてしまうため十分に注意してください。
ショッピングローンの審査に落ちてしまった場合や未成年でローンを組めない場合など、分割払いを利用できない時は現金を貯めてゲーミングPCを購入するのがもっとも現実的です。
しかし、「すぐにでもゲーミングPCを手に入れてPCゲームをプレイしたい」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、分割払いを利用できない時の対処法を2つご紹介します。
自分でまとまった現金をすぐに用意できない場合は、家族や親戚などにお金を借りるのもひとつの方法です。
月々の返済計画を事前に立てておくと、承諾してもらえる可能性が高くなるでしょう。
ただし、家族との関係性や家計状況によっては期待できないケースもあります。
ゲーミングPCを購入できるお金がない場合は、自分で部品を集めて作ってしまうのもおすすめです。
ある程度の専門知識が必要なうえに、完成するまで時間もかかりますが、自作PCなら圧倒的に出費を抑えられます。
自分好みの見た目に変更したり、使用環境に合わせて機能を拡張したりと、あとから自由にカスタマイズしやすい点も魅力的です。
分割払いを利用することで、手元に現金を残しながら憧れのゲーミングを利用できるといったメリットがあります。
ただし、長期間支払いが発生するため、計画的に利用することが大切です。
ショッピングローンを組む際は、自分の経済状況にあった分割回数を選ぶようにしましょう。
また、ゲーミングPCを買い替えた場合、これまで使っていた機器が不要になる場合があります。
その際は、パソコン処分.comなどの専門業者を利用して適切に処分するようにしてください。
パソコン処分.comなら、不要なパソコンを段ボールに入れて郵送するだけで無料処分が可能です。
データ消去も専門の知識を持ったスタッフが無料で対応してくれるため、個人情報保護の観点からも安心です。
今回の記事もぜひ参考にしてくださいね。
HDDは、パソコンのデータを保存する場所でストレージとも呼ばれます。パソコンのストレージはSSDが主流になりつつありますが、容量の大きさや単価の安さから使い方によってはHDDもまだまだ需要があります。
HDDが容量不足になると起動やファイルを開くなど、パソコンの動作が重くなる不具合が起こるようになります。パソコンを買い替えるなら容量不足にならないように、最適な容量のHDDを選びたいと思いますよね。
この記事では、HDDのおすすめ容量をわかりやすく解説します。HDD容量の確認方法や、容量が足りなくなった場合の対処方法も紹介しますので、是非参考にしてください。
【この記事でわかること】
パソコンのストレージに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
パソコンのストレージとは?空き容量の確認方法や増やす方法を解説>>
HDDは、どんなデータを保存したいのかによって必要な容量が変わります。HDDには、256GB、512GB、1TBなど容量に種類があり、使用目的によって必要な容量が変わります。以下に256GBで保存できるデータの目安についてまとめています。容量選びの際に、覚えておくといいでしょう。
データの種類 | 256GBに保存できる目安 |
---|---|
800万画素の画像 | 32,800枚 |
フルHD動画 | 5時間20分 |
4K動画 | 3時間44分 |
音楽データ(MP3形式) | 29,480曲 |
ここでは、動画保存やゲームをするなどHDDを使用する目的によって必要な容量を紹介します。
4K動画など高画質の動画を保存したい場合は、1時間の動画でおよそ50GB必要の容量が必要です。テレビ番組を録画したい場合や、高画質の動画をたくさん保存したい場合は、1TB以上の大容量のHDDがおすすめです。最低でも1TB、デスクトップパソコンに搭載するなら4TB程度の容量があると安心でしょう。
PCゲームをたくさんプレイする場合は、512GB以上の容量がおすすめです。PCゲームをダウンロードすると1本あたり50~100GBの容量が必要で、たくさんダウンロードするほどHDDの容量を圧迫します。
HDD容量が少ない場合は、プレイしなくなったゲームを消すのがおすすめです。ゲームのセーブデータはサーバー側に保存してあることがほとんどのため、再びプレイしたい場合は、再インストールすれば問題ありません。
動画の大量保存や、ゲームをプレイすることがほとんどない場合は、256GBの容量があれば問題ありません。256GBあれば、800万画素の写真であれば約33,000枚、音楽であれば約29,500曲保存できるため容量不足で困ることも少ないでしょう。
WordやExcelなどのテキストデータは軽いため、容量を心配することはほとんどありません。ただし、時間が経つととにHDDの容量はキャッシュファイルなどで圧迫されるため、予算に余裕がある場合は512GBを検討するといいでしょう。
主にOfficeソフトの使用や写真、音楽ファイルの保存だけにHDDを使用する場合は、比較的軽いデータのため、128GBでも足りる可能性もあります。
しかしパソコンは、WindowsOSやメーカーの初期アプリだけで20GB程度の容量が必要です。そのため128GBの容量では、実際に使用できる残りの容量は100GB程度になります。パソコンを購入する際は、HDDの容量は常に30~40GB程度は使用されていることを覚えておくといいでしょう。
また、ブラウザは再アクセスに備えて、一度アクセスしたサイトを保存しておくキャッシュ機能があり、パソコンを使用すればするほど容量を圧迫します。そのため長く使用していると128GBでは容量不足になる可能性が高くなります。
HDDの容量不足を感じる場合は、パソコンのHDDの空き容量を確認しましょう。HDDの空き容量を確認すると、必要な容量のおおよその目安にもなります。HDDの空き容量を確認する方法は以下の2つです。
いずれの方法も、パソコンから簡単に確認できる方法です。それぞれ、詳しく見ていきましょう。
このWindowsの下に表示されている空き容量が、現在パソコンに内蔵されているHDDの空き容量です。Cドライブは、WindowsなどのOSがインストールされているドライブのため、空き容量が少なくなるとパソコンが重くなってしまいます。
ドライブが複数表示される場合は、空き容量を知りたいドライブを右クリックし、プルダウンメニューに表示される「プロパティ」を開けば、詳しい空き容量を確認できます。
ローカルストレージには、使用済みHDDの容量と空き容量が表示されます。さらに「表示するアイコンを増やす」をクリックすると、HDDの使用状況の詳細も確認できます。
内蔵ストレージが複数ある場合は、「他のドライブの記憶域利用状況を表示する」を選択すると、ローカルディスク(C:)以外のディスク容量についても確認できます。
HDDの空き容量を確認すると、あきらかに容量の表示がおかしいことがあります。ここでは、HDDの空き容量の表示がおかしい場合の原因と解決方法を紹介します。
パソコンでHDDの容量を確認すると、カタログ値よりもHDDの容量が少ないことがあります。これは、HDDの容量の計算方法がメーカーとパソコンのOSによって異なることが原因です。
カタログやメーカーの公式サイトに記載されているHDDの容量は、「1GB=1000×1000×1000 Byte 」で計算されています。一方でWindows OSやX Leopard以前のMac OSでは「1GB=1024×1024×1024 Byte」で計算されているため、カタログ値とパソコンに表示される容量に差が生まれます。ただし、Mac OS X10.6以降のMac OSは、メーカーと同じように計算しています。
各容量ごとの表示の違いは、以下のとおりです。
カタログ表記の容量 | OS 上で表示される容量 |
---|---|
20GB | 18.63GB |
40GB | 37.25GB |
60GB | 55.88GB |
80GB | 74.51GB |
120GB | 111.76GB |
160GB | 149.01GB |
250GB | 232.83GB |
300GB | 279.40GB |
320GB | 298.02GB |
400GB | 372.53GB |
500GB | 465.66GB |
640GB | 596.05GB |
1.0TB | 909.49GB |
1.5TB | 1364.24GB |
2TB | 1818.99GB |
4TB | 3637.98GB |
6TB | 5456.97GB |
8TB | 7275.96GB |
参考:BUFFALO ハードディスク容量の計算方法(Windows、Mac)
これらは表記が異なりますが、実際には同じ容量です。パソコンに、上記の数値で表示されていれば問題ありません。
ファイルシステムが破損すると、HDDの空き容量が少なくなることがあります。この場合は、ファイルシステムを修復することで正しい空き容量が表示される可能性があります。
ファイルシステムは、Windowsの自動修復機能を利用すると修復できます。Windows自動修復の手順は、以下のとおりです。
以上の手順で、ドライブのスキャンと修復が行われます。HDDの容量が正しく表示されることをエクスプローラーや設定から確認しましょう。
WindowsOSのWindows updateによって、HDD内にアップデート用のファイルとバックアップファイルが残り、その容量でHDDが圧迫され空き容量が減ることがあります。またアップデートにより、Cドライブに隠しパテーションが追加されるため、不要なファイルを削除することで圧迫している容量を減らせます。
また、Windows10のシステムファイルのバグによって、空き容量の表示がおかしくなることもあります。この場合は、Windows updateを実行しOSを最新にすることで改善します。
WindowsのバグでHDDの容量が正しく表示されない場合は、システムメンテナンスのトラブルシューティングを実行し、パソコンを再起動することで改善することもあります。
トラブルシューティングの実行の手順は、以下のとおりです。
再起動後に、HDDの容量が正しく表示されることを確認しましょう。
HDDの空き容量は常に30~40%余裕がある方がいいと言われており、容量が不足すると次のような症状が起こります。
HDD容量がいっぱいになると、パソコンの起動に時間がかかる、パソコンのアプリがなかなか開かないなど、パソコンの動きが全体的に遅くなります。パソコンは、素早く動作するためにデータを一時的に保存するメモリがあります。しかし、メモリがいっぱいになるとHDDの一部をメモリのように使用し、メモリの代わりにしようします。HDD容量が少ない場合は、データの一時保存場所がなくなるため、パソコンの動きも重くなります。
OSの大型アップデートでは、最低でも8~12GBの空き容量が必要です。容量が不足しアップデートができないと、ウイルス感染やセキュリティが脆弱になる等リスクがあります。パソコンを快適に使用するためにはHDDの空き容量が必要です。
ここでは、HDDの空き容量を増やす方法を5つ紹介します。
HDDが容量不足になった場合は、試してみてください。
まずは、パソコン内の不要なファイルを削除しましょう。使用していない動画や画像、書類等はゴミ箱に入れてゴミ箱を空にしましょう。ゴミ箱を空にしなければ、HDDの空き容量は増えないので注意してください。
ファイルやフォルダを圧縮すると、HDDの空き容量が増えます。Windows10には、ドライブを圧縮して、空き容量を増やす機能があります。ただし、ドライブを圧縮する方法には次のようなリスクもあります。
このような理由からドライブの圧縮は最終手段として、データをバックアップしてから行いましょう。
【ドライブの圧縮方法】
以上の手順でドライブの圧縮を行います。「属性の適用エラー」が表示されることがありますが、「すべて無視」をクリックしましょう。
ドライブ全体ではなく、フォルダやファイルだけを圧縮することもできます。メニューの「プロパティ」から「詳細設定」をクリックし、「内容を圧縮してディスク領域を節約する」をチェックしてください。
全く使わないアプリは、HDDの容量を圧迫するため不要であればアンインストールしましょう。パソコンを購入すると、Windows初期アプリ以外のアプリがインストールされている場合があり、アンインストールすることでHDDの空き容量を増やせます。パソコン内のアプリはコントロールパネルから確認できます。アプリを確認し、不要であればアンインストールしましょう。
【アプリをアンインストールする方法】
【設定からアンインストールする方法】
【コントロールパネルからアンインストールする方法】
参考:Microsoft Windows でアプリとプログラムをアンインストールまたは削除する
パソコンを長期間使用しているとキャッシュなどのデータが蓄積し、HDD容量を圧迫します。これらの不要なデータは、「ディスククリーンアップ」を実行すれば削除できます。
【ディスククリーンアップの実行方法】
Windows10/11の場合はストレージセンサーを活用すれば、定期的にキャッシュやゴミ箱にあるファイルを削除しHDDの空き容量を増やしてくれます。ストレージセンサーは、初期設定ではオフになっているため、必要な場合は以下の手順で設定しましょう。
【ストレージセンサーの設定方法】
ストレージセンサーは、「ストレージ センサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリックし、「今すぐクリーンアップ」をクリックするとすぐに不要ファイルを削除しディスクの空き容量を増やせます。
復元ポイントとは、復元ポイント作成時のシステムファイルの状態を保存したものです。パソコンが健全な状態を保存しているため、パソコンを不具合が起こる前の状態に戻したい場合に活用できます。ただし、容量が大きくHDDを圧迫してしまうため不要な場合は削除することで空き容量を増やせます。
【復元ポイントを削除する手順】
参考:富士通 [Windows 10] 古い復元ポイントを削除する方法を教えてください。
HDDの空き容量を増やす方法を試しても容量が足りない場合は、以下の方法で保存先を増やすこともできます。
HDDの換装は、パソコンの知識が必要ですが、うまくいけばパソコンを買い替えることなくHDDの容量を増やせます。外付けHDDやクラウドサービスは、手軽に利用できるため、手っ取り早くHDD容量を増やしたい方におすすめです。
どの方法でもうまくいかない場合や、そもそもパソコンが古い場合は、思い切ってパソコンの買い替えがおすすめです。それぞれの方法を詳しく解説しますので、自分に合った方法を探してみてください。
HDDを増設することで、データの保存先を増やせます。PCケースによっては増設に対応していないものもありますが、基本的に自作パソコンやBTOパソコンはHDDを増設できます。
【HDDの増設方法】
データが書き込まれたHDDを初期化すると、データが全消去されます。フォーマットの手間を省くためには、すでにフォーマットされたHDDを購入しましょう。
HDD容量が足りない場合や、故障した場合はHDDの換装が必要です。HDDを換装する場合は、HDDをSSDに交換することもできます。HDDを交換する前には、新しいHDDやSSDにクローンを作成しておけば、換装後今までと同じようにパソコンを使用できます。
【HDD・SSDへ換装する手順】
電源を入れてBIOS画面で正常に動作することを確認し、問題なく起動すればHDDの交換は成功です。HDD交換後はWindowsのインストールを行い、パソコンが正常に動作することを確認しましょう。
HDDには、USBだけでパソコンに接続できる外付けHDDもあります。外付けHDDにあまり使用しないデータを保存すると、パソコン本体のストレージ容量を圧迫しないでデータを保存できます。
外付けHDDは常にパソコンに接続した状態で使用することもできます。外付けHDDは、4TBの容量で1万円程度で購入できるため、なるべく簡単に安く保存先を増やしたい場合におすすめです。
少しのデータならUSBメモリを使用する方法もありますが、容量単価は外付けHDDが安いため、持ち運びする必要がない場合は据置型の外付けHDDを選ぶといいでしょう。
クラウドストレージとは、GoogleフォトなどのWeb上にデータを保存するストレージを提供するサービスです。インターネットに接続できれば、どんな端末でもデータにアクセスでき、複数の人とデータを共有したり、複数端末でデータを管理できるため便利です。
バックアップが自動で、常に最新バージョンが使用でき、容量が足りなくなった場合、追加料金を支払えば容量を増やせる拡張性の高さも魅力です。
ただし、インターネット環境がなければデータにアクセスできない、通信状況によってはアップロードやダウンロードに時間がかかることがある、パスワードを管理する必要があるなどのデメリットもあります。
クラウドストレージは、無料で利用できるものもありますが、多くはサブスクリプション型の有料サービスです。まず無料枠を利用して、使い心地を試してみるのがおすすめです。容量やサービスによって月額料金が異なるため、自分に合った容量を選びましょう。
パソコン購入から時間が経過している場合は、HDDだけを交換するよりもパソコンを買い替えた方が簡単な可能性も高いです。古いパソコンはHDDを交換しても次々と不具合が起こることもあるため、買い替えを検討しましょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。パソコンを手軽に処分したいなら、無料で利用できるパソコン処分.comがおすすめです。
パソコン処分.comでは、不要になったパソコンを箱詰めして送るだけで処分できます。事前の連絡も不要で、持ち込みも可能です。データ消去も無料で、有資格者が総務省のガイドラインに準拠した方法で行うため安心です。
HDDが容量不足になると、パソコンが重くなる、OSのアップデートができないなど不具合が起こるようになります。HDDの容量は、常に30%の余裕がある状態にしておきましょう。
HDD容量のおすすめは、ゲームや動画保存をほとんどしない場合は256GB、ゲームをプレイするなら512GBです。HDDは余裕がある容量がおすすめのため、予算に余裕がある場合はゲームをしない場合でも512GBを検討しましょう。
HDDの容量が足りない場合は、HDDの換装や増設、外付けHDDの設置やクラウドサービスを利用するなどの方法があります。自分に必要な容量を選びましょう。
パソコンが古くてHDDの容量を圧迫している場合は、パソコンの買い替えもおすすめです。最初から余裕のある容量を選べば、快適にパソコン作業ができるようになるでしょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンは無料で利用できるパソコン処分.comでの処分を検討しましょう。
SSDは、パソコンのデータを保存するストレージと呼ばれる場所です。処理速度の速さから、HDDに変わりストレージの主流になりつつあります。
パソコンを買い替える際には、SSDの容量を決める必要がありますが、どれくらいの容量があればいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
この記事では、SSDのおすすめ容量を用途別に解説します。SSD容量が不足する原因や起動しなくなった場合の対処法も併せて紹介しますので、SSD選びで困った際には参考にしてください。
【この記事でわかること】
HDDとSSDの違いに関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
どっちを選ぶ?HDDとSSDの違い!寿命や速度を徹底比較>>
SSDの最適な容量は、どんなデータを保存したいのかによって変わります。一般的な用途であれば、SSDのおすすめ容量は256GBです。
SSDの容量が不足すると、パソコンが重くなるなど快適に作業できなくなります。またWindowsOSや必須アプリだけでも30~40GB程度の容量が必要なため、予算に余裕があればできるだけ大きい容量がおすすめです。
ここからは、どのようにパソコンを使いたいのか、用途によっておすすめのSSD容量を解説していきます。
128GBでは、最低限パソコンが起動できる程度の容量です。しかし、動画保存はほとんどしない、インターネット閲覧も時々、メインはWordやExcelでの文書作成で、保存する量も多くない場合は、128GBのSSDでも使用できます。
ただし、SSDはWindowsOSや必須アプリだけでも30~40GB程度を消費し、Windows updateの際には空き容量が20GB程度必要な場合もあります。128GBで自由に使用できる容量は60GB程度になり、ほとんど自由に使用できません。
そのため、128GBではパソコンを使用しているうちに容量不足になる可能性もあります。予算に余裕がある場合や、できるだけ長い期間パソコンを使いたい場合は、256GBがおすすめです。
WordやExcelで文書を作成し、大量の文書や動画、画像の保存もする場合は、256GBのSSDがおすすめです。毎日のようにインターネットを閲覧し、ときどきゲームをする場合でも256GBあれば足りるでしょう。軽い動画や画像の編集も問題ないため、幅広い層におすすめの容量です。
しかし、ゲームを頻繁にプレイする場合や、4Kなどの高画質の動画を保存する場合などは、256GBでは足りなくなる可能性が高いです。パソコンの用途をよく考えて、ゲームや動画編集などに興味がある場合は、512GBや1TBのSSDを選んでおけばパソコンの買い替え回数を減らせます。
512GBあれば、Web制作やDTPなどのクリエイティブ作業をする際にも問題ない容量です。動画編集をする機会が多いと素材が増え256GBでは容量が足りなくなることがありますが、512GBあれば容量不足で悩むことも少なくなります。SSDは処理速度も速いため、快適に作業できるでしょう。
3Dゲームなど高画質のゲームをプレイしたい場合は、最低限必要な容量です。PCゲームは、1本インストールすると100GBの容量が必要な場合もあり、256GBでは数本のゲームしかインストールできません。512GBあれば複数のゲームをインストールできるため安心です。
そのため動画編集などのクリエイティブ作業が多い人や、3Dゲームをプレイしたい人、SSD容量に余裕が欲しい方には512GBがおすすめです。
3Dゲームを容量を気にせずインストールしたい場合や、頻繁に動画編集をする場合は、1TBの容量もおすすめです。512GBでは、ゲームをインストールする際にはSSDの空き容量が気になりますが、1TBあれば容量をほとんど気にすることなくインストールできます。
また、4K動画などの容量の大きな動画を編集する場合も1TBがいいでしょう。ただし、1TBのSSDは価格も高価になります。費用を抑えるためには、512GBのSSDを搭載し、外付けHDDを併用するといいでしょう。
Macの場合も基本的に、Windowsと同じように容量を選ぶといいでしょう。Windows同様、最もおすすめは256GBですが、動画編集や画像編集、イラスト制作などを目的にしている場合は512GBを検討しましょう。
MacもWindows同様、全てのストレージを使用できるわけではありません。MacOSに15~30GB程度、OSのアップデートに約25GB程度、システムデータにも容量が必要なため、Macを動かすだけでも60GB程度の容量が必要です。
ただし512GBのMacは価格も高くなるため、256GBのMacを購入し外付けストレージを購入する方が費用も安くなります。
SSDの選び方に関しては、下記記事でも詳しく解説しています。
Windowsのパソコンの場合、SSDの容量を全て自由に使用できるわけではありません。パソコンのストレージはCドライブがあり、CドライブにはWindowsOSがインストールされているためです。
というのもWindowsOSやインストールされているアプリにもSSD容量が必要なため、実際に使用できる容量は、それらの容量を差し引いたものになります。また、長年SSDを使用し続けると、SSDには一時的に保存されたキャッシュなどのデータが溜まり容量を圧迫します。ここでは、WindowsOSやアプリの容量について、わかりやすく解説します。
例えば、Windows10の場合に必要な容量は、32bit版でおよそ16GB、64bit版でおよそ26GBほどが必要です。
ただし、これは最低限必要な容量で、仮想メモリや休止ファイル、システムの復元などの設定によっては、さらに容量が必要になります。
WindowsOSは、Windows updateの際にも空き容量が必要です。特に大型アップデートとなると20GB以上の空き容量が必要となり、容量が足りない場合はアップデートできません。
SSDは空き容量が少なくなると処理速度も落ちるため、CドライブのSSD容量は20GB程度の余裕がある状態にしておきましょう。
パソコンに初期インストールされているアプリも、Cドライブに保存されます。Windowsのパソコンは、セキュリティアプリやメーカーのアプリがプリインストールされていることがあり、購入してすぐにアプリによってSSDの容量が使用されています。
またWordやExcelなどのOfficeアプリ、ブラウザアプリなど必要なアプリによって10GB程度使用されています。プリインストールされているアプリは不要であれば削除でき、削除することで空き容量を増やすこともできます。
SSDは使用を続けていると、いつのまにか容量がいっぱいになっていることがあります。これは、ダウンロードしたファイルを削除していなかったり、ブラウザに一時的に保存されたキャッシュなどが溜まり続けるためです。
キャッシュとは、ブラウザで一度アクセスしたページに再アクセスする際に素早くアクセスできるように一時的に保存したデータのことです。キャッシュは削除しない限り、溜まり続けていつの間にか容量を圧迫していることも多いです。
また、Windowsアップデートの際に保存されるファイルもSSDを圧迫する原因になります。これらのデータ容量を併せると1年で5GB程度になると言われています。以上のことから、例えば128GBのSSDで64bit版のWindowsの場合、5年で自由に使用できる容量は128GB-26GB(OSの容量)-10GB(アプリの容量)-25GB(キャッシュ)-20GB(アップデートに必要な容量)=47GBとなり、あまり自由に容量を使用できないことがわかります。
パソコン内蔵のSSDや接続されているストレージは、設定もしくはエクスプローラーから確認できます。SSDが使用されている状況や空き容量、どんなアプリにどれだけの容量を使用しているのかもわかります。
接続しているストレージがSSDかHDDかわからない場合には、ストレージの種類も確認できます。それでは、それぞれの確認方法を詳しく解説します。
右側「記憶域」の欄に「Cドライブの全体の容量」「使用容量」「空き容量」が表示されます。棒グラフで、SSDの使用容量は「青」、空き容量は「灰色」で表示されるため、一目で確認しやすくなっています。
さらに下に行くと、ドライブに保存されているデータの内容も表示されます。Cドライブ以外の容量を確認する場合は、さらに下にスクロールし「その他のストレージの設定」から「他のドライブの記憶域利用状況を表示する」をクリックします。
パソコンに接続されているストレージの一覧が表示され、それぞれ使用状況と空き容量を確認できます。さらに詳しく内容を見るには、確認したいドライブをクリックしてください。
ストレージの種類がSSDかHDDかわからない場合は、「設定」の「記憶域」から「ドライブの最適化」をクリックします。ドライブの最適化画面の「メディアの種類」にSSDか、HDDかが以下のように記載されています。
ソリッドステートドライブ | SSD |
ハードディスクドライブ | HDD |
リムーバブルドライブ | USBメモリやSDカード |
デバイスとドライブに表示されている空き容量が、パソコンに内蔵されているSSDの空き容量です。ドライブが複数表示されている場合は、空き容量を知りたいドライブを右クリックし、プルダウンメニューに表示される「プロパティ」をクリックすれば、SSDの使用容量、空き容量、全体の容量を確認できます。
プロパティの円グラフでは、「青」が使用容量、「グレー」が空き容量が表示されるため一目で容量を確認することもできます。さらにプロパティの「ツール」タブをクリックし、「最適化」をクリックすれば、「メディアの種類」からストレージがSSDかHDDかも確認できます。
どちらの方法でもパソコンのストレージ容量の確認とともに、種類も確認できるので、活用してみてください。
SSDはパソコンのデータを保存する場所です。SSDが容量不足になると、あきらかにパソコンのパフォーマンスが低下し、最悪の場合は起動しなくなることもあります。
SSDの容量不足で起こる主な症状は、以下のとおりです。
SSDが容量不足になった場合の大きなデメリットは、初期速度の低下です。HDDはデータを上書きして保存しますが、SSDは新しい領域にデータを保存します。SSDはデータを保存するたびに新しい領域にデータを書き込むため、空き領域がなくなると古いデータを削除する時間がかかるようになります。そのため、SSDは空き容量が不足すると処理速度が低下します。
Cドライブの容量が不足した場合は、パソコンの起動が遅くなるなどの不具合も起こります。新しいデータを保存できない、アプリをインストールできないなど、パソコンをまともに使えなくなるでしょう。
また、Windows updateには20GB程度の空き容量が必要のため、空き容量が不足している場合は、アップデートが正常に実行されません。Windows updateは、最新のセキュリティの更新やバグの修正などのために必要です。アップデートが実行されないままパソコンを使用し続けると、ウイルス感染などのリスクがあり危険です。
SSDの容量不足は、SSDの寿命にも関わるともいわれています。SSDは、古いデータを消去して書き込みを繰り返すとフラッシュメモリが劣化していきます。ただし、SSDにはTBWと呼ばれる総書き込みバイト数が決まっており、その上限には余裕があります。よほど無茶な書き込みを繰り返さない限り、あまり心配する必要はありません。
SSDが容量不足になると、処理速度が低下しパソコンをまともに使えなくなります。SSDの容量不足を解消するには、SSD内のデータを整理しましょう。
SSDの容量不足を解消するには、次の6つの方法がおすすめです。
それぞれの方法を、詳しく紹介します。
古いデータをゴミ箱に移動するだけでは、SSDの容量不足は解消しません。ゴミ箱へ移動したデータは、パソコン内に断片的に残っています。そのため、ゴミ箱にデータを入れたままにしておくと断片データが蓄積し、SSDの容量を圧迫する原因になります。
ゴミ箱を完全に空にするには、デスクトップから「ゴミ箱」を右クリックし、「ゴミ箱を空にする」を選択すれば完全に空にできます。
不要なアプリやプレイしていないゲームがあれば、削除しましょう。Windows10の場合、アプリやゲームをアンインストールする方法は、以下の3つがあります。
なお、設定のシステムからアプリを表示すると、アプリが占める容量が表示され、容量の大きいアプリから並べ替えることもできます。容量の大きなアプリからアンインストールすれば、効率よく空き容量を増やせます。
SSD内の不要なデータは、「ディスククリーンアップ」を実行すれば削除できます。クリーンアップしたいデータは自由に選択できるため、不要なデータを選んで削除しましょう。
【ディスククリーンアップの実行方法】
Windows10/11の場合はストレージセンサーを活用すれば、定期的にキャッシュやゴミ箱にあるファイルを削除できます。ストレージセンサーは、初期設定ではオフになっているため、必要な場合は以下の手順で設定しましょう。
【ストレージセンサーの設定方法】
ストレージセンサーは、すぐに実行もできます。「ストレージ センサーを構成するか、今すぐ実行する」をクリックし、「今すぐクリーンアップ」をクリックすれば、終了です。
「復元ポイント」とは、Windowsに不具合があった場合にシステムを復元するためのバックアップで、復元ポイント作成時のデータが保存されています。復元ポイントが複数ある場合は、最新のデータを残して古いデータを削除しましょう。一度削除した復元ポイントはもとに戻せないため、慎重に行いましょう。
最新の復元ポイントを残して、古い復元ポイントを削除する方法は、以下のとおりです。
参考:NEC Windows 10で復元ポイントを削除する方法
SSDが容量不足の場合や、大容量のSSDが高価で予算に合わない場合は、外付けHDDがおすすめです。SSDのデータを外付けHDDに移行することで、SSDの空き容量を増やし容量不足を解消できます。
外付けHDDを使用することで、OSの起動は処理速度の速いSSDで、データ保存は容量単価の安いHDDを使用するというように使い分けもできます。
クラウドストレージは、インターネット環境がない場所ではデータを取り出せませんが、外付けHDDであればインターネットに接続していない状態でも使用できます。緊急時にも出たーを取り出しできる、セキュリティ面でも安心という点から人気があります。
クラウドストレージにSSDに保存したデータを移行すれば、SSDの空き容量を増やせます。クラウドストレージとは、インターネット上にあるストレージに、データを保存できるサービスです。クラウドストレージは無料で利用できるものもありますが、ほとんどが月額料金を支払うサブスク型のサービスです。
おすすめのクラウドストレージは、以下の3つです。
Google DriveはGoogleが提供するクラウドストレージで、月間15GBまでは無料で利用できます。iCloud Driveは、Appleが提供するサービスのためMacを利用している方に、OneDriveはMicrosoftが提供するサービスのためWindowsを利用している方におすすめです。
それぞれ無料で利用できるプランもあるため、まずは無料で試してみて自分に合ったサービスを選びましょう。
SSDが容量不足になると、アプリが起動しない、アプリの動作が不安定になることがあります。削除するデータがない場合は、容量の大きなSSDに換装しましょう。
SSDには寿命もあるため、長く使っている場合は交換すれば、安心して使用できます。SSDは容量の大きいものは高価ですが、最近では単価が下がり以前よりも価格も安くなっています。
しかし、SSDの換装は、ある程度パソコンの知識も必要です。難しい場合は、大容量のSSDを搭載したパソコンへ買い替えも検討しましょう。長期間使用したパソコンの場合、SSDだけを交換しても、別のパーツに不具合が起こる可能性もあります。
パソコンを買い替えればSSDを換装する手間もなく、快適にパソコンが使用できるようになるでしょう。最近ではSSDとHDDを両方搭載したモデルもあります。例えば、SSDにはOSやアプリ、ゲームなどを、HDDには画像や動画のデータを保存することで、アプリやパソコンを高速で起動しつつ、大量のデータを保存することもできます。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分が必要です。パソコンを手軽に処分するなら、無料で利用できるパソコン処分.comがおすすめです。
パソコン処分.comでは、不要になったパソコンを箱詰めして送るだけで処分できます。持ち込みも可能で、事前の連絡は必要ありません。データ消去も無料のため、費用が一切かからないこともポイントです。
最近増えているのが、SSDの容量偽装です。容量偽装とは、256GBのSSDとして販売しているにもかかわらず、実際は16GBのUSBが搭載されているなどのことです。
容量偽装のSSDは、実際の容量以上の書き込みはできません。最悪の場合は、データがクラッシュすることもあります。容量偽装のSSDは、海外メーカー製で大手通販サイトで販売していることが多いため、新しいSSDを購入する際には注意しましょう。
しかしながら、実際に手に取ることができない通販サイトで購入すると、SSDの容量偽装を見分けるのが難しいのが現状です。
容量偽装のSSDを購入しないためには、他サイトよりも異常に安いSSDは購入しない、不安な場合は国内メーカーのSSDを購入するなどを覚えておきましょう。また外付けHDDやクラウドストレージ等を利用し、大切なデータを複数個所に分けておけば万が一の場合でも安心です。
SSDの最もおすすめの容量は、256GBです。256GBあれば、WordやExcelなどのOfficeアプリやインターネット閲覧はもちろん、軽い動画や画像の編集、ゲームプレイも可能のため、幅広い層におすすめの容量です。
ただし複数のゲームをプレイしたい場合や、動画編集する機会が多い場合は512GBあれば安心です。SSDが容量不足になると、パソコンが重くなるなど不具合が起こるため予算に余裕があれば大容量のSSDがおすすめです。
しかし大容量のSSDは高価なため、外付けHDDやHDDとの併用も活用しながら、SSDを圧迫しないように工夫しましょう。根本的にSSDの容量が不足している場合は、パソコンの買い替えもおすすめです。大容量のSSDを搭載したパソコンに買い替えれば、全ての問題が一気に解決するでしょう。
パソコンを買い替えたら、古いパソコンの処分はパソコン処分.comがおすすめです。事前連絡不要でパソコンを送るだけのうえにデータ消去も無料のため、一切手間がかからないことも魅力です。