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ゲーミングPCの電源ユニットの選び方は?必要な電力容量や注意点を解説

電源ユニットは、ゲーミングPCの中でも最も重要といえる装置です。 電源ユニットの選び方を間違えると、PCゲームを存分に楽しめなくなる可能性もあります。 しかし、電源ユニットをどのように選べばよいのかしっかり理解している方

電源ユニットは、ゲーミングPCの中でも最も重要といえる装置です。

電源ユニットの選び方を間違えると、PCゲームを存分に楽しめなくなる可能性もあります。

しかし、電源ユニットをどのように選べばよいのかしっかり理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。

この記事では、ゲーミングPCの電源ユニットの選び方や注意点について解説します。

購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • ゲーミングPCの電源ユニットの選び方
  • ゲーミングPCに必要な電力容量
  • 電源ユニットを選ぶ際の注意点

ゲーミングPCの電源ユニットの重要性

電源ユニットとは、電源コードから取り込んだ電力をパソコンに供給するための装置です。

パソコンは適切な電力がないと作動できないため、電源ユニットはゲーミングPCの中でも重要な役割を担っているといえるでしょう。

また、電源ユニットが不具合を起こすと、マザーボードといった他の重要なパーツごと故障してしまうリスクがあります。

ゲーミングPCを安定して使用するためにも、電源ユニットは特に性能にこだわって選ぶことが大切です。

ゲーミングPCに必要な電源ユニットの容量は?

ゲーミングPCでPCゲームをプレイするためには、最低でも電力容量が500W以上の電源ユニットを選ぶとよいでしょう。

ゲーミングPCに搭載されている内部パーツは高性能のものが多いため、それらを正常に動かすためには多くの電力が必要です。

特に、FPSゲームのようなグラフィックや画面の滑らかさが重視されるPCゲームをプレイする場合、電源ユニットには1000W近い電力容量が求められます。

最大消費電力の2倍がおすすめ

電源ユニットの電力容量を選ぶ際の目安としては、想定される最大消費電力量の2倍程度がおすすめです。

多くの電源ユニットでは、パソコンに負荷がかかり続けるのを防ぐために、負荷率50%の状態で電気変換効率が最も良くなるように設定されています。

また、電力量に余裕を持っておくことで、将来CPUやGPUなどのパーツをアップグレードする際の予備としても役立ちます。

消費電力ギリギリになるのは避けよう

電源ユニットの電力容量を選ぶ際は、消費電力がギリギリにならないように注意してください。

電力容量に余裕がないと、ゲーミングPCの使用中に大きな負荷がかかった場合や電源ユニットが劣化した場合に電力不足に陥ってしまう恐れがあります。

電力不足はゲーミングPCが正常に動作しなくなる原因にもつながるため、十分に気をつけましょう。

消費電力の計算方法は?

ゲーミングPCの消費電力量は、CPUやグラフィックボードといった各パーツごとの消費電力の合計によって求められます。

eXtreme Outer Vision電源容量計算機(電源電卓)のようなシミュレーターを利用すると、簡単に計算できるため便利です。

算出された消費電力を2倍した電力量が電源ユニットを選ぶ際の目安になります。

80+認証に注目しよう

電源ユニットを購入する際は、80+認証を受けているか確認するとよいでしょう。

80+認証とは、電力変換効率が80%以上の製品のみに与えられる認証のことです。

80+認証のなかでも、「80PLUS STANDARD」から「80PLUS TITANIUM」までの6段階の規格に分かれています。

規格が上がるほどパソコンにかかる負荷が軽減されるため、安定した稼働が期待できる点が特徴です。

ただし、その分電源ユニットの値段も高くなるため、予算とのバランスを考えながら選ぶ必要があります。

現在は多くのメーカーで80+認証を取り入れていますが、万が一認証を受けていない電源ユニットと遭遇した場合は購入を避けた方がよいでしょう。

安価な電源ユニットには要注意

現在ではさまざまなメーカーから電源ユニットが販売されていますが、安価な商品には十分注意する必要があります。

初めてゲーミングPCを購入する方の中には、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、安価な電源ユニットは電気変換効率が悪いものが多く、発熱や騒音といった不具合を引き起こすリスクが高い傾向にあります。

ゲーミングPCの故障や発火につながる危険性もあるため、値段だけを見て判断しないように気をつけましょう。

ゲーミングPCの電源ユニットの寿命は?

ゲーミングPCの電源ユニットの寿命は、一般的に2〜5年程度といわれています。

パソコンの使用中に以下の症状が頻繁に見られる場合、電源ユニットの劣化が疑われます。

  • ゲーミングPCが突然フリーズする
  • ゲーミングPCの電源が突然落ちる
  • ゲーミングPCが起動しなくなる
  • 電源ユニットからイオンが発生する
  • 外付けHDDなどの周辺機器が使用できなくなった

電源ユニットの不具合はゲーミングPCそのものに悪影響を及ぼす可能性があるため、寿命を迎えたら早めに買い替えることをおすすめします。

故障したゲーミングPCを処分するには?

ゲーミングPCを長年使用し続けていると、電源ユニットの他にもさまざまな部品が故障する可能性があります。

故障によって新しいゲーミングPCに買い替えた際は、不要になった端末を適切な方法で処分することが必要不可欠です。

小型家電は自治体の回収ボックスを利用できる場合もありますが、ゲーミングPCは大型の機器が多く、処分を受け付けてもらえないことも少なくありません。

ゲーミングPCの処分に困ったら、パソコン処分.comなどの専門業者を利用するのもおすすめです。

パソコン処分.comでは、メーカーや動作状況にかかわらずパソコンの回収を無料で行っています。

もちろん、ゲーミングPCに多く見られる自作パソコンも対象です。

段ボールに入れて郵送するだけで手続きが完了するため、忙しい方も手軽に利用できますよ。

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まとめ:電源ユニットは電力容量に余裕を持って選ぼう

電源ユニットは、ゲーミングPCを安定して動作させるために必要不可欠なアイテムです。

特に、性能が高いゲーミングPCは多くの電力を消費するため、できるだけ余裕を持って電力容量を選ぶとよいでしょう。

シミュレーションサイトなどで消費電力量を計算するのもおすすめです。

寿命を迎えたゲーミングPCを買い替える場合は、パソコン処分.comなどを利用して不要な端末を適切に処分しましょう。

今回の記事もぜひ参考にしてください。

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