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【2023年最新版】MacBookを安く買う方法はある?割引を受けられる人とお得に買う方法を解説!

MacBookが欲しいけど高くて悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?

セールや値引きは期待できないApple製品ですが、少しでもお得に買いたいというのが本音でしょう。

実はMacBookは学生や教育関係者であれば通常価格よりも安く買うことができます。

それ以外の人も直接安くはなりませんが、いくつかの方法でお得に購入することが可能です。

この記事では

  • 学生・教育関係者がMacBookを安く買う方法
  • 一般の人がMacBookをお得に買う方法

について解説していきます。

学生・教育関係者がMacBookを安く買う方法

灰色の表面で MacBook Pro の電源を入れた

学生と教育関係者はAppleの公式サイトの割引を利用することでMacBookを安く買うことができます。

学生・教育関係者向けの価格

MacBookの学生・教育関係者の価格は以下の通りです。

モデル通常価格割引価格
MacBook Air 13インチ
(M1チップ)
134,800円~119,800円(15,000円OFF)
MacBook Air13インチ
(M2チップ)
164,800円~149,800円(15,000円OFF)
MacBook Air 15インチ
(M2チップ)
198,800円~179,800円(18,200円OFF)
MacBook Pro 13インチ
(M2)
178,800円~164,800円(14,000円OFF)
MacBook Pro 14インチ
(M2 Pro/M2 Max)
288,800円~266,800円(22,000円OFF)
MacBook Pro 16インチ
(M2 Pro/M2 Max)
348,800円~320,800円(28,000円OFF)

高額モデルになるほど割引額が大きくなっているので、購入を検討している学生や教育関係者の方はぜひ利用するようにしましょう。

Apple学生・教職員価格販売サイト

学生・教育関係者向けに該当する人

Appleが学生・教育関係者と定義しているのは以下に該当する人です。

  • 大学、高等専門学校、専門学校の学生
  • 上記の教育機関への入学許可を得て進学が決定した生徒
  • 大学受験予備校に在籍する学生
  • 小・中・高・大学・専門学校の教職員
  • PTAの役員として活動中、もしくは選出され活動が決定した方

Applle公式サイトより引用

高校を卒業して浪人していても予備校に通っていれば学生とみなされるのはAppleの懐の広さといえるでしょう。

ただし小中学生は学生に該当しないので、その点には注意が必要です。

一般の人がMacBookを安く買う方法

茶色の木製のテーブルに黒い iphone 5 の横にある macbook pro

残念ながら2023年9月段階では正規のルートで新品のMacBookを安く購入する方法はありません。

最新型は安く買えませんが、以下の方法を使えば「安いMacBook」を買うことができます。

  • Apple認定整備済製品を買う
  • 中古のMacBookを買う
  • 型落ちを買う

Apple認定整備済製品

Apple認定整備済品とは返品された製品をAppleが新品のように整備したものを指します。

中古品と違い、必要なパーツは交換して新品同様で販売しているので、事実上新品と変わりありません。

動作テストなどもAppleの厳しい基準をクリアしたものが販売されているので、性能面も担保されています。

Apple認定整備済品は新品と同様に1年間の保証が付与されているので、故障や不良があった場合でも通常価格よりも安く修理を受けることができるメリットもあります。

以下に一部の製品の価格の例を記載します。

モデル価格
MacBook Air13インチ 8GBメモリ 256SSD
(M2チップ)
139,800円(新品価格164,800円)
MacBook Pro 16インチ 16GBメモリ 1TB SSD
(M2 Proチップ)
319,800円(新品価格376,800円)

上の例では通常376,800円する新品モデルがなんと319,800円と学生向けの割引よりも遥かにお得に購入することができます。

いつでも自分の欲しいモデルがあるとは限りませんが、購入を考えているときにはApple認定整備済品も選択肢に入れてもよいのではないでしょうか。

いつ、どのモデルが販売されているかはタイミングによるので、定期的にAppleのサイトを覗くことをおすすめします。

Apple認定整備済品一覧

中古のMacBook

新品でなくても困らないという人は中古のMacBookという手もあります。

最新型ほどの性能は必要ないという人も中古で型落ちを見つけることができればお得です。

ただし中古の場合は以下のメリット・デメリットがあるので、実際に自分で見て納得できる場合に購入するようにしましょう。

メリットデメリット
・コスパがいい
・数世代前でもスペック不足を感じにくい
・MacBookOSはサポート期間が長いので中古でも長期で使える
・バッテリーの残量が減っていることがある
・保証期間がない可能性
・キーボードなど見えないところにダメージがある可能性

また中古のMacBookを買う場合は信頼できるショップから買うようにしましょう。

フリマサイトなどの中古品はどのような人が出品しているかにもよりますが、現状の性能をチェックしているか不安要素が残るため、おすすめできません。

型落ちを買う

Googleなどで「MacBook 型落ち」と検索するとアウトレットなどで数世代前のモデルが安く販売されている場合があります。

どの店舗でどのモデルが販売されているかは随時調べてみる必要がありますが、MacBookでそこまで高性能なものは必要ないという人は型落ちでも十分快適に操作できる可能性もあります。

特にチップがMシリーズ以前のCPUを搭載したモデルは10万円前後で販売されていることもあるので、価格ドットコムなどで情報収集をしてみましょう。

MacBookが安売りされない理由

MacBookはAppleの製品戦略によってブランドイメージが高められています。

安売りや割引を頻繁に行ってしまうとMacBookは安いというイメージが付いてしまうためブランドを維持できません。

その他にも販路を問わず価格を一定にすることでどこで買っても同じ価値を提供するという目的もあります。

家電量販店でもApple製品によってポイント還元が違うことがありますが、通常通りのポイントを付けてしまうと利益が減少するからだといわれています。

大幅な割引を受けることは難しいMacBookですが、そのおかげで中古で売るときも高値が付きやすいというメリットもあります。

一般の人がMacBookをお得に買う方法

直接安くなるわけではありませんが、ポイント還元などを利用して間接的にお得に買う方法もあります。

お得になる購入方法は以下の通りです。

  • ネットショッピングで買う
  • 家電量販店のポイント還元
  • 家電量販店で携帯通信会社の乗り換えの割引を使う

ネットショッピングで買う

いくつかのネットショッピングでは独自のポイント還元プログラムを実施していることがあります。

おすすめのショッピングサイトは以下のものがあります。

  • Amazon
  • 楽天
  • Yahoo!ショッピング

Amazon

MacBookはAmazon上でもさまざまなモデルが販売されており、一部の製品ではポイント還元を受けることができます。

Amazonの場合は

  • アマゾンギフト券にチャージすることで0.5%のポイント
  • MacBook購入時に1%のポイント

とギフト券チャージすることによって、最大1.5%のポイント還元を受けることができます。

楽天

楽天は定期的にセールを実施していることで有名ですが、タイミングによっては大きくポイント還元されたり、割引販売されていることがあります。

楽天での主なセールは以下の通りです。

セール名実施時期セール内容
楽天スーパーセール3、6、9、12月が多い買い回りした店舗数に応じてポイントの還元率がアップ
楽天超ポイントバック祭1年に数回買い物の合計金額に応じてポイントの還元率がアップ
楽天ブラックフライデー年に1回割引
楽天大感謝祭年に1回割引

楽天のセールは魅力ですが、MacBookが対象になっているかは実際にセールが始まってみないとわからないというデメリットもあります。

欲しいと思ったときにいつでもお得になるわけではないので定期的にサイトをチェックしましょう。

楽天ポイントセール情報まとめ

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングでもPayPay祭りや超PayPay祭りなどのセールを定期的に実施しています。

Yahoo!ショッピングで買い物をするときにPayPayで支払うとポイントの還元率が高くなるという内容のキャンペーンですが、時期やポイント還元率はそのときによって変わってくるので、定期的にYahoo!ショッピングを除いてセールが実施されていないかチェックしましょう。

Yahoo!ショッピングキャンペーンスケジュール

家電量販店のポイント還元

家電量販店では店舗ごとにポイント還元を行っていることがあります。

ただしApple製品に関しては通常のポイント還元率が適応されるケースは少なく、製品によってポイント還元率が異なる場合があります。

MacBookのポイント還元がどの程度かは直接店舗に問い合わせてみないとわかりません。

以下に大手家電量販店のポイント還元率の例は以下のものがあります。

・ヨドバシカメラ:1~5%
・ビックカメラ:1~5%(クレジットカードの場合は最大3%)
・ヤマダ電機:店舗により異なる

家電量販店で携帯通信会社の乗り換えの割引を使う

家電量販店では携帯通信会社を乗り換えることで数万円分の値引きセールを実施していることがあります。

携帯通信会社を乗り換える予定がある、もしくは割引のためなら乗り換えも構わないという場合は非常にお得です。

Apple製品が割引の対象となっているかは店舗のセール状況によって異なるので、こまめに足を運んでチェックしましょう。

まとめ:学生・教育関係者向け以外は中古やポイント還元でお得に買おう

以上、MacBookを安く買う方法を解説してきました。

現状では学生と教育関係者以外は新品を安く購入する方法はほとんどありません。

ただしMacBookにはApple認定整備済品や型落ち、中古品など多くの選択肢があります。

常に最新モデルでなくても構わないという人は自分に合ったモデルを見つけられればお得に購入することが可能です。

また各ショッピングサイトや家電量販店のポイント還元を利用することで、間接的にお得に買うこともできますし、携帯通信会社を乗り換える際のキャンペーンが適用されればかなり安くMacBookを購入することもできます。

もしMacBookを買い換えるときに不要なMacBookを処分したいときはパソコン処分.comがおすすめです。

パソコン処分.comでは個人情報や本体に保存されたデータも確実に消去してから処分します。

箱に入れて送るだけで無料で処分してくれるので、ぜひ検討してみてください。

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高性能でスタイリッシュなMacbookですが、種類が多くて選び方がわからないということはありませんか?

値段の違いが性能の違いということはわかっていても、どれが自分に合うかは使い方によって変わってきます。

MacBookに限らずですが、パソコンを選ぶときは「何に使うか」が最も重要な選定ポイントです。

この記事では

  • MacBookのメリット
  • Macbookのデメリット
  • 現行Macbookのモデル一覧
  • MacBookの選び方
  • MacBookを選ぶときの注意点

について解説していきます。

MacBookのメリット

MacBookを使っている人

Macbookには以下のようなメリットがあります。

  • 見た目がかっこいい
  • 基本性能が高い
  • 他のアップル製品との連携がスムーズ
  • トラックパッドの性能が段違いにいい

見た目がかっこいい

MacBookはスタイリッシュな外見に定評のあるノートPCです。

シンプルでありながらすぐにMacBookだとわかる高いデザイン性はAppleならではといえます。

ただ単に作業するためのパソコンではなく、所有欲を満たしてくれるノートPCはそうないのでデザインが好きという理由でMacBookを選ぶ人がいることも頷けます。

基本性能が高い

MacBookは2023年9月段階の製品でもっとも安価なモデルであるMacBook AirでもM1チップという高性能なCPUを搭載しています。

M1チップはAppleが開発した独自のCPUです。

映像の処理に必要なGPUの機能も統合することでさまざまな処理の効率化が図られており、従来のIntel製CPUを搭載したMacbookよりも大幅な性能向上を実現しています。

メールチェック、Web閲覧、資料作成などの作業が中心であればM1チップでも余裕でおつりが来るほどの性能があるので、エントリーモデルでも人によっては十分満足できるのがMacBookの特徴です。

他のApple製品との連携がスムーズ

MacbookはiPhoneやiPadなど他のApple製品との連携が非常にスムーズです。

例えばiPhoneとMacbookを連携させることで、ハンドオフ機能を活用して一つのデバイスで開始した作業を別のデバイスで継続したり、クリップボードを共有したりすることができます。

またAirDropを用いれば、写真やドキュメントをワイヤレスで瞬時に転送することができるため、データの移動が簡単になります。

さらにiCloudを介して、全てのAppleデバイスでファイルや写真、メモなどのデータを同期させることが可能です。

もしApple Watchを所有していれば、Macbookのロック解除もそのまま行うことができます。

これらの連携機能がWindowsや他のPCとは一線を画するものに仕上がっており、効率的に作業を進めることができます。

トラックパッドの性能が高い

MacBookにはトラックパッドと呼ばれる極めて精度の高いタッチパッドをキーボード下に配置しています。

トラックパッドはサイズが大きく、滑らかな表面なので指の動きを正確にキャッチし、非常に快適な操作感を実現しています。

また感圧Touch技術を搭載しているモデルでは押し込む強さに応じて異なるアクションを起こすことができるため、さまざまなタスクを効率的にこなすことが可能です。

例えばピンチインやピンチアウトでのズーム、二本指のスワイプでのページの前後移動など、直感的に操作できます。

さらに物理的なボタンがないのでトラックパッドのどの位置を軽くタップしてもクリックとして認識されます。

他のノートPCでは押し込むときに力が必要だったり、指の追従が甘いモデルも少なくないので一度使うと他社のタッチパッドに違和感を感じることもあります。

Macbookのトラックパッドを他のノートパソコンと比較しても際立たせる要因となっています。

MacBookのデメリット

MacBookは優れたノートPCですが、一部以下のデメリットもあります。

  • 価格が高い
  • 専用品が多く互換性が低い
  • ゲームができない
  • 修理料金が高い
  • カスタマイズできない

価格が高い

Macbookはブランドイメージもあり、本体価格が高額です。

性能に差があるとはいえWindowsであれば5,6万円からノートPCを買えるのに対し、MacBookはエントリーモデルでも134,800円となっており、気軽に買える値段ではありません。

Appleがブランド化していることもありますが、値引きも安売りもほとんどないのでとりあえずノートPCが欲しいという人は躊躇することもあるでしょう。

Macbookを安く買う方法については以下の記事でも詳しく解説しています。

互換性が低い

MacBookはMacOSで動作しているので、まれに対応していないソフトウェアがあります。

世界のPCシェアでいえばWindowsの方がシェアが高いのでほとんどのソフトが動作するのに対し、MacBookは一部のゲームやソフトが非対応だったり、そもそもMacOS用がないことも珍しくありません。

メジャーなアプリの多くは対応しているので実務上問題となることは少ないかもしれませんが、Windowsから乗り換える人は注意が必要です。

またMacBookはAppleの規格で構成されたパーツを多用しており、マウスやキーボードなどの機器も接続できないものが多くあります。

自分好みのデバイスを使うときにはMacOSに対応しているか確認することが重要です。

ゲームができない

MacBookは高性能だからきっとゲームもできるはずと考える人もいるかもしれませんが、結論からいうとMacOSに対応したゲームはごく一部で、いわゆるビッグタイトルはMacBookではプレイできません。

理由は単純でWindowsでしか動作しないようにそもそも設計されたゲームが多いからです。

高性能なCPUとGPUの機能をゲームに活かせないのは少々もったいない気もしますが現状ではゲームをするならWindows一択となっています。

修理料金が高い

MacBookは故障した際の修理料金が他のPCに比べて高い傾向にあります。

例えばキーボードの一部が接触不良となった場合でも全交換が必要となり、14,800~35,000円ほどかかることもあります。

Windowsの場合はメーカーによって修理料金がかわるので一概にはいえませんが、MacBookよりは安い傾向にあります。

カスタマイズできない

MacBookは購入した後に自分でメモリやSSDの増設などのカスタマイズができません。

無理矢理中を開けて対応パーツを換装することは可能ですが、故障のリスクと保証を受けられないというデメリットがあります。

WindowsのPCの多くはメモリを交換したり、SSDを増設したりが比較的簡単ですが、MacBookは購入時に熟慮して仕様を決める必要があります。

現行Macbookのモデル一覧

2023年9月時点のMacbookのモデル一覧は以下の通りになります。

シリーズMacBook Air
(M1 チップ)
MacBook Air
(M2 チップ
MacBook Air
15インチ

(M2チップ)
画面サイズ13.3インチ13.6インチ15インチ
重さ1.26kg1.24kg1.51kg
解像度2,560×1,6002,560×1,6642,880×1,864
CPUApple M1Apple M2Apple M2
メモリ8GB
16GB (CTO)
8GB
16GB (CTO)
24GB (CTO)
8GB
16GB (CTO)
ストレージ256GB
512GB (CTO)
1TB (CTO)
2TB (CTO)
256GB
512GB
1TB (CTO)
256GB
512GB
バッテリー
駆動時間
最大18時間最大18時間最大18時間
カラーシルバー
ゴールド
スペースグレイ
スターライト
ミッドナイト
シルバー
スペースグレイ
スターライト
ミッドナイト
シルバー
スペースグレイ
価格134,800円~168,400円~198,800円~
シリーズMacBook Pro
13インチ

(M2チップ)
MacBook Pro
14インチ

(M2 ProまたはM2 Max)
MacBook Pro
16インチ

(M2 ProまたはM2 Max)
画面サイズ13.3インチ14.2インチ16.2インチ
重さ1.4kg1.6kg(M2 Pro)
1.63kg(M2 Max)
2.15kg(M2 Pro)
2.16kg(M2 Max)
解像度2,560×1,6003,024×1,9643,456×2,234
CPUApple M2Apple M2 Pro
Apple M2 Max
Apple M2 Pro
Apple M2 Max
メモリ8GB
16GB (CTO)
16GB
32GB
64GB (CTO)
16GB
32GB
64GB (CTO)
ストレージ256GB
512GB
512GB
1TB
512GB
1TB
バッテリー
駆動時間
最大20時間最大18時間最大22時間
カラーシルバー
スペースグレイ
シルバー
スペースグレイ
シルバー
スペースグレイ
価格178,800円~288,000円~348,800円~

M1チップ搭載モデル

現在M1チップ搭載モデルはMacBook Air 13.3インチモデルのみです。

M1チップはM2チップの1世代前のCPUですが、十分高い性能を誇り、通常の使い方の範囲内で動作が遅いと感じることはほぼないでしょう。

最も安いエントリーモデルなので、特にこだわりがなくライトなPCの使い方をする場合はM1チップモデルがおすすめです。

M2チップ搭載モデル

M2チップ搭載モデルはMacBook Airの13.6インチ、15インチとMacBook Proの13インチです。

M2チップはM1よりも18%高速な処理を実現し、M2チップはM1チップよりも高度なタスクに対応できるようになっています。

例えば動画編集や3DCGレンダリングなどの作業において、M2チップはM1チップよりも高速でスムーズに処理できます。

M2 Pro/M2 MAX

MacBook Proの14インチと16インチはM2 ProとM2 Maxのどちらかのチップから選ぶことができます。

M2 Proは

  • 8つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した12コアCPU
  • 19コアGPU
  • 16コアNeural Engine
  • 200GB/sのメモリ帯域幅

という非常に高性能なチップです。

M2 Maxは

  • 8つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した12コアCPU
  • 最大38コアのGPU
  • 16コアNeural Engine
  • 400GB/sのメモリ帯域幅

とCPUはProと同等ですが、GPUとメモリの帯域幅が大幅に強化されています。

MacBookを映像関連の仕事で使うという場合はMacBook Proがおすすめです。

Macbook のスペックに関しては以下の記事でも詳しく解説しています。

MacBookおすすめのスペックを解説!airとProの違いも紹介

MacBookの選び方

MacBookを選ぶときは以下のものを基準にして選びましょう。

  • 使用目的で選ぶ
  • サイズで選ぶ
  • 予算で選ぶ

使用目的で選ぶ

MacBookを使う目的を事前に明確にしておくとどのモデルが必要がすんなり決まります。

主な使用目的とおすすめのチップとメモリは以下を参考にしてみてください。

使用目的モデル搭載チップおすすめのメモリ
Web閲覧・動画視聴・オフィス作業・資料作成MacBook Air
MacBook Pro 13インチ
M1、M28GB(余裕があれば16GB)
動画編集(フルHD)・イラスト制作・写真加工・音楽制作MacBook Air 13,15インチ
MacBook Pro
M2、M2 Pro16GB以上
動画編集(4K)MacBook ProM2 Max32GB以上

Web閲覧・動画視聴などはM1・M2

Webサイトを見るだけ、簡単なオフィス作業がほとんどという場合はM1チップまたはM2チップで問題ありません。

メモリも8GBで足りなくなることはほぼないでしょう。

ただし調べ物や仕事でブラウザのタブを数十個開くという場合はメモリは16GBをおすすめします。

フルHDの動画編集やイラスト制作はM2・M2 Pro

フルHDでの動画編集やイラストや写真の加工が多いという場合はM2チップかM2 Proを搭載したモデルがおすすめです。

動画編集など画像を扱う作業はメモリを大きく消費するので最低でも16GB以上にしておきましょう。

4Kの動画編集はM2 Max

仕事で4K画質の動画編集を頻繁にする必要がある場合はM2 Maxがおすすめです。

M2 Maxは映像を処理するGPUの性能が圧倒的に優れているので、重たい動画編集でも十分にこなすことができます。

メモリは予算が許すのであれば32GB以上がよいでしょう。

MacBookは買った後にメモリを変更することができないので、多めにしておくと後悔が少なくなります。

Macbookで動画編集をしたい方は以下の記事でも詳しく解説しています。

MacBookでの動画編集はきつい?おすすめのスペックやモデルを解説 >>

サイズで選ぶ

MacBookを持ち歩くことが多いのであれば13、14インチがおすすめです。

画面は大きくなれば便利ですが、その分重量が増し、スペースが必要となります。

逆にあまり持ち歩かず作業効率や大画面で動画を見たいということであれば15インチ以上がよいでしょう。

家やオフィスでの作業が中心であれば大きさを気にすることなく大画面で多くの情報を表示することができます。

2画面で作業効率を上げたい場合も大画面の方が有利です。

ただし15インチ以上でも持ち歩くことに抵抗がない場合はこの限りではないので、自分の使い方にあった大きさを選びましょう。

予算で選ぶ

MacBookは高価なので予算が足りない場合はどこかで妥協する必要が出てきます。

しかし予算を重視するあまり自分が必要としている性能以下のものを買ってしまうと、作業が思うようにできず結局は買い換えることになります。

動画編集がメインなのにエントリーモデルを買ってしまうとスムーズに操作ができない可能性があります。

予算が限られている場合は自分が欲しい性能のワンランク下ぐらいに留めておくと使用に支障を来しにくいといえるでしょう。

MacBookを選ぶときの注意点

MacBookを選ぶときは以下の点に注意しましょう。

  • Windowsから乗り換える場合は操作に慣れる必要がある
  • 後からカスタマイズできないのでケチらない

Windowsから乗り換える場合は操作に慣れる必要がある

Windowsから乗り換える場合はショートカットや操作方法などの違いに戸惑うかもしれません。

フォルダの開き方が違ったり、アプリやソフトのインストール画面が大きく違ったりとMacOS独自の操作もあるので慣れが必要です。

使い続けていけばいずれは使いこなせるようになりますが、同じソフトでもショートカットのコマンドが違う場合もあるので、慣れるまではがんばって覚えていく必要があるでしょう。

購入後にカスタマイズできない

一部のWindowsのPCを使っていた人ならとりあえず最低限の構成で買ってあとからメモリを増設しようというように考えたことがあるのではないでしょうか?

MacBookは残念ながら購入後にカスタマイズすることができません。

本当は16GB必要なのにケチって8GBモデルを買ってしまっても後悔しか残らないのでモデル選びは慎重に行いましょう。

ストレージはiCloudやその他のクラウドサービスでなんとかすることができますが、チップとメモリはどうしようもありません。

自分の目的とする作業に届くようなスペックのMacBookを購入しましょう。

まとめ:MacBookを選ぶときは何をするかで決める

以上、MacBookの選び方を解説してきました。

MacBookにはいくつかの種類がありますが、自分がしたい作業ができるスペックのものを選ぶようにしましょう。

またMacbookは購入してからカスタマイズすることができません。購入時にしっかりとスペックを確認して買うようにしましょう。

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箱に入れて送るだけで無料で処分してくれるので、ぜひ検討してみてください。

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iPadを始めアップルの製品は高性能ですが、同時に価格も高くなかなか手を出しにくいモデルもあります。

なんとか安く買う方法はないものかと探し回った経験もあるのではないでしょうか?

iPadは学生や教育関係者は安く買うことができます。それ以外の人もいくつかの方法で通常よりお得に購入することが可能です。

この記事では

  • 学生・教育関係者がiPadを安く買う方法
  • 一般の人がiPadを安くお得に買う方法

について解説していきます。

学生・教育関係者がiPadを安く買う方法

学生と教育関係者はAppleの公式サイトの割引を利用することでiPadを安く買うことができます。

学生・教育関係者向けの価格

学生・教育関係者の価格は以下の通りです。

モデル通常価格学割価格割引額
iPad
(第9世代)
64GBモデル
49,800円~45,300円~ 4,500円
iPad
(第10世代)
64GBモデル
68,800円~63,800円~5,000円
iPad mini
(第6世代)
64GBモデル
78,800円~70,800円~8,000円
iPad Air
(第5世代)
64GBモデル
92,800円~84,800円~8,000円
iPad Pro 11インチ
(第4世代)
128GBモデル
124,800円~116,800円~8,000円
iPad Pro 12.9インチ
(第6世代)
128GBモデル
172,800円~156,800円~16,000円

本体の価格が高いほど割引額が大きくなっており、iPad Proの12.9インチモデルは16,000円もの割引を受けることができます。

Apple学生・教職員価格販売サイト

学生・教育関係者向けに該当する人

学生・教育関係者向けに該当するのは以下の人です。

  • 大学、高等専門学校、専門学校の学生
  • 上記の教育機関への入学許可を得て進学が決定した生徒
  • 大学受験予備校に在籍する学生
  • 小・中・高・大学・専門学校の教職員
  • PTAの役員として活動中、もしくは選出され活動が決定した方

Applle公式サイトより引用

学生といっても小学生と中学生は対象とならない点には注意が必要です。

一般の人がiPadを安く買う方法

2023年9月現在では新品のiPadを安く購入する方法はほとんどありません。

ここで紹介する方法は新品のiPadを安く購入する方法ではなく、安いiPadを購入する方法です。

以下の方法であれば多少お得にiPadを買うことができます。

  • Apple整備済み製品を買う
  • 中古のiPadを買う

Apple認定整備済製品

何らかの理由で返品された製品をAppleが検査をして新品並みに整備したものをApple認定整備済製品といいます。

中古とは違い、Appleがバッテリーや必要なパーツは交換して新品と遜色ない状態で販売しているものなので安心して使うことができます。

また認定制備品は1年間の保証が付いているため、万が一の故障の際にもAppleの修理を受けられます。

以下に一部の製品の価格の例を記載します。

モデル価格
iPad Pro 11インチ
(第3世代)
128GBモデル
112,800円
iPad Pro 12.9インチ
(第5世代)
256GBモデル
148,000円

Apple認定整備済品の注意点としては

  • 中古よりも高い
  • 前世代以前のモデルが多い
  • 欲しいモデルがあるとは限らない

ことが挙げられます。

新品よりも安くなってはいますが、中古ほどのお得感はありません。

ただし数世代前のモデルでも問題ないという人で、たまたま欲しいモデルが見つかった場合は儲けものになるでしょう。

いつ、どのモデルが販売されているかはタイミングによるので、定期的にAppleのサイトを覗くことをおすすめします。

Apple認定整備済品一覧

中古のiPad

新品にこだわりがない、性能をそこまで重視しないという場合は中古のiPadがおすすめです。

モデルや世代によっては新品よりもかなり安く買うことができます。

ただし中古の場合は以下のメリット・デメリットがあるので、実際に自分で見て納得できる場合に購入するようにしましょう。

メリットデメリット
・コスパがいい
・数世代前でもスペック不足を感じにくい
・iPadOSはサポート期間が長いので中古でも長期で使える
・バッテリーの残量が減っていることがある
・保証期間がない可能性
・傷などのダメージがある可能性
・高度な作業をする場合はスペックが不足する可能性あり

また中古のiPadを買う場合は信頼できるショップから買うようにしましょう。

フリマサイトなどの中古品は性能が担保されていないケースもあるので、おすすめできません。

iPadの中古が向いている人は以下の記事でも詳しく解説しています。

iPadの中古はやめたほうがいいのか?注意点と選び方・向いている人を解説

一般の人がiPadをお得に買う方法

新品のiPadが直接安くなるわけではありませんが、ポイント還元などを利用してお得に買う方法を紹介します。

お得になる購入方法は以下の通りです。

  • ネットショッピングで買う
  • 家電量販店のポイント還元

ネットショッピングで買う

いくつかのネットショッピングでは独自のポイント還元プログラムを実施していることがあります。

おすすめのショッピングサイトは以下のものがあります。

  • Amazon
  • 楽天
  • Yahoo!ショッピング

Amazon

Amazonはいわずと知れた世界最大規模のショッピングサイトですが、Amazonでもポイント還元を行っていることがあります。

Amazonの場合は

  • アマゾンギフト券にチャージすることで0.5%のポイント
  • iPad購入時に1%のポイント

とギフト券チャージが前提ですが、最大1.5%のポイント還元を受けることができます。

楽天

楽天では定期的にセールを実施しており、そのタイミングで購入することができればポイントの還元率が通常よりも高くなったり、割引で販売されていたりします。

楽天での主なセールは以下の通りです。

セール名実施時期セール内容
楽天スーパーセール3、6、9、12月が多い買い回りした店舗数に応じてポイントの還元率がアップ
楽天超ポイントバック祭1年に数回買い物の合計金額に応じてポイントの還元率がアップ
楽天ブラックフライデー年に1回割引
楽天大感謝祭年に1回割引

ただし楽天ブラックフライデーや楽天大感謝祭でiPadが対象になっているかどうかはそのときになってみないとわかりません。

欲しいと思ったときにいつでもお得になるわけではないので定期的にサイトをチェックしましょう。

楽天ポイントセール情報まとめ

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングでもPayPay祭りや超PayPay祭りなどのセールを定期的に実施しています。

Yahoo!ショッピングで買い物をするときにPayPayで支払うとポイントの還元率が高くなるという内容のキャンペーンですが、時期やポイント還元率はそのときによって変わってくるので、定期的にYahoo!ショッピングを除いてセールが実施されていないかチェックしましょう。

Yahoo!ショッピングキャンペーンスケジュール

家電量販店のポイント還元

家電量販店では独自のポイントを設けていることがあります。

ただしApple製品に関しては通常のポイント還元率が適応されるケースは少なく、製品によってポイント還元率が異なる場合があります。

どの製品にどれぐらいのポイント還元が付いているかは店舗で直接確認が必要です。

以下に大手家電量販店のポイント還元率の例をお示しします。

・ヨドバシカメラ:1~5%
・ビックカメラ:1~5%(クレジットカードの場合は最大3%)
・ヤマダ電機:店舗により異なる

同じiPadでも最新機種でない場合はポイント還元率が変わるなど、製品によってもポイント還元率がマチマチなので、少しでもポイントを多く付けたい場合は店舗に直接確認することをおすすめします。

まとめ:学生・教育関係者向け以外は中古やポイント還元でお得に買おう

以上、iPadを安く買う方法を解説してきました。

結論から言えば学生や教育関係者以外は新品を安く購入する方法はほとんどありません。

ただしApple認定整備済品や中古を上手く探すことで新品よりも安く購入することは可能です。

また各ショッピングサイトや家電量販店のポイント還元を利用することで、実質お得に買うという選択肢もあります。

もしiPadを買い換えるときに不要なiPadを処分したいときはパソコン処分.comがおすすめです。

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iPhoneやiPadを購入するときに中古という選択肢が浮かぶこともあるのではないでしょうか?

ぱっと見はキレイだし、新品でなくても問題なさそうと考えるのは何も変なことではありません。

ただし中古でiPadを買うときにはいくつか注意すべき点があります。

この記事では

  • iPadを中古で買うメリット
  • iPadを中古で買うときの注意点
  • 中古のiPadが向いている人
  • 新品のiPadtが向いている人

について解説していきます。

iPadを中古で買うメリット

iPadの中古には以下のようなメリットがあります。

  • コスパがいい
  • スペック不足を感じにくい
  • iPadOSのサポート期間が長い

コスパがいい

いうまでもありませんが、中古のiPadは新品と比較して価格が安くなります。

特に元が高いモデルを買う場合や、最新機種にこだわりがない場合は中古はよい選択肢の一つです。

また経年劣化するパーツはバッテリーがメインなので、バッテリーの残量さえ残っていれば新品同様に使えます。

スペック不足を感じにくい

iPadはもともとの性能が高いこともあり、数世代前のモデルでもスペック不足を感じることは稀です。

iPadで動画編集やイラスト制作などの作業をする場合は最新機種に一歩譲る部分は出てきますが、動画視聴やWebの閲覧であれば問題となることはほとんどありません。

最新の高いモデルを新品で買わなくても、iPadを使う目的次第では中古で十分達成できることもあります。

iPadOSのサポート期間が長い

iPadは他のスマホやタブレットと比較してOSのサポート期間が長く設定されています。

例えば下図のように第6世代のiPadは2018年の発売となりますが、2023年に実装予定のiPadOS 17の対応モデルに含まれています。

モデル発売年
iPad iPad(第6世代):2018年
 iPad(第7世代):2019年
 iPad(第8世代):2020年
 iPad(第9世代):2021年
 iPad(第10世代):2022年
iPad mini iPad mini(第5世代):2019年
 iPad mini(第6世代):2021年
iPad Air iPad Air(第3世代):2019年
 iPad Air(第4世代):2020年
 iPad Air(第5世代):2022年
iPad Pro iPad Pro 10.5インチ:2017年
 iPad Pro 11インチ(第1世代):2018年
 iPad Pro11インチ(第2世代):2020年
 iPad Pro 11インチ(第3世代):2021年
 iPad Pro 11インチ(第4世代):2022年
 iPad Pro 12.9インチ(第2世代):2017年
 iPad Pro 12.9インチ(第3世代):2018年
 iPad Pro 12.9インチ(第4世代):2020年
 iPad Pro 12.9インチ(第5世代):2021年
 iPad Pro 12.9インチ(第6世代):2022年

発売後6年が経過しても最新のOSに対応しているので、中古で数世代前のモデルを購入しても長く使える可能性が高いのもiPadの特徴です。

iPadを中古で買うときの注意点

中古でも十分使えるiPadですが、以下の点には注意が必要です。

  • バッテリーの残量
  • 保証期間
  • 傷などのダメージ
  • フリマサイトでは買わない
  • 5年以上前のものはなるべく避ける
  • 高度な作業をする場合は新しいモデルを買う

バッテリーの残量

iPadを始め、スマホやノートPCに使われているリチウムイオンバッテリーは充電を繰り替えいしていくとバッテリーの容量が減るという特性があります。

これはどんなに丁寧に扱っても避けられないことなので、中古のiPadは一定の割合で新品時よりもバッテリーの容量が減少している可能性があります。

バッテリーの残量がどれぐらいによるかは前のオーナーがどれぐらいの頻度で充電をしていたかによるので、新しいから残っている、古いから少ないということにはならないので注意しましょう。

多くの中古ショップでは販売情報にバッテリーの容量も記載されていることが多くなります。

もしバッテリーの容量が記載されていない場合は店舗のスタッフに見せてもらうようにお願いしましょう。

保証期間

中古のiPadはAppleの保証期間が切れているケースが多いことに注意しましょう。

店舗によっては独自の保証期間を設けていることもあり、購入してすぐに不具合が起きた場合は購入した店舗の保証を受けることになります。

ちなみにiPadは新品で購入すれば1年間の保証と有料の延長保証であるAppleCareによって最大2年まで保証期間を延長することができます。

中古品によっては保証期間が残っている場合もあり、その場合は名義を変更することで引き継ぐことができます。

ただしAppleCareの引き継ぎは1台につき一回だけなので、複数のオーナーを短期間で渡ってきた場合は保証の引き継ぎはできません。

また前オーナーがAppleCareのプランを月払いにしていた場合も引き継ぐことはできないので注意しましょう。

AppleCareプランを移行する

傷などのダメージ

iPadは前オーナーの扱いによっては傷などのダメージが入っている可能性があります。

傷や汚れ、変色などの程度によって中古価格は変わってきますが、安価な中古のiPadを購入するときは傷の程度を確認しておくようにしましょう。

フリマサイトでは買わない

中古のiPadはフリマサイトでは買わないことをおすすめします。

理由は以下の通りです。

  • Appleの保証期間が切れている場合は保証が受けられない
  • iPad本体の状況が把握しにくい
  • 外れ品を掴まされる可能性もあり
  • 動作確認がされているか不明

フリマサイトで販売されているiPadは出品しているユーザーを信用して買うしかありません。

全てのユーザーが善意に基づいて販売しているとは限りませんし、悪気はなくとも動作確認をしっかりしてい可能性もあります。

また最悪故障している製品を売りつけられる可能性もあり、いらぬトラブルを招く要因となります。

中古を買う場合はしっかりとスタッフが動作確認をしている店舗やオンラインストアで購入する方がおすすめです。

7~8年以上前のものはなるべく避ける

iPadは確かにOSのサポート期間が長く設定されてはいますが、とはいえ7~8年以上前のものは避けた方が無難です。

iPadOSはアップデートされるときに対応モデルも同時に発表されてますが、だいたい7~8年前の機種は対象外となることが多くなります。

いつ新しいOSになるか知ることは困難なので、買ってはみたものの1年しかOSが対応しなかったとなればまた買い直す必要も出てくるでしょう。

ただし一時的にiPadが必要になって長期で使う予定がないということであれば古いモデルを選ぶのも一つの選択肢ではあります。

高度な作業をする場合は新しいモデルを買う

iPadで動画編集をする、イラストを何枚も描くという場合はそれなりのスペックが要求されます。

値段だけを重視して中古のものを買ってしまうと動作が遅い、最新のアプリに対応していないという可能性もあります。

自分がiPadで何をするかによって必要な性能が変わってくるので、やりたい作業ができるスペックのものを選ぶようにしましょう。

中古のiPadが向いている人

中古のiPadが向いている人は以下の通りです。

  • 予算が限られている人
  • ヘビーに使わない
  • 保証がなくても気にしない
  • 使用頻度が低い

予算が限られている人

iPadが必要だけど、予算をあまりかけられないという人は中古がよいでしょう。

中古でもこの記事で解説した点に注意すれば失敗するリスクを減らすことができます。

ヘビーに使わない人

ネットを見る、動画を観る、メールをチェックするなど基本的な作業しかしないのであれば、最新スペックのiPadは必要ありません。

また簡単なゲームなどは古いモデルでも動作可能なので少し遊びたくなっても問題となることは少なくなります。

基本的な使い方しかしない場合は新品はオーバースペックとなり、コストがもったいないともいえます。

保証がなくても気にしない人

中古のiPadでも店舗によっては保証期間を設けていることもありますが、新品の保証に比べると期間や内容で一歩譲ることがあります。

中古のiPadを購入して破損や不具合があった場合に保証がなくても大丈夫という人は中古が向いています。

使用頻度が低い人

iPadはサブやたまにしか使わない場合は中古でもよいでしょう。

バッテリーの容量が減っている可能性はありますが、そもそもiPadはバッテリーが大きいのでそう簡単にバッテリー切れになることはありません。

スマホと同程度にiPadを使うのでなければ週に1,2回の充電で十分です。

新品のiPadが向いている人

新品のiPadを買った方がいい人は以下の通りです。

  • 保証が欲しい人
  • 最新の機能や技術を求める人

保証が欲しい人

iPadは新品で購入すれば最低1年、AppleCareで延長して2年の保証を受けることができます。

保証に入っていれば画面を割ってしまったとしてもわずかな自己負担で修理を受けられたり、水没させても修理を受けることが可能です。

最新の機能や技術を求める人

iPadの性能を重視する場合は新品のものを選びましょう。

最新のiPadが最も性能が高いことはいうまでもありませんが、バッテリーも新品なので駆動時間も長くなります。

高速なプロセッサ、改善されたカメラ、新しいディスプレイ技術など、最新の技術や機能を最大限に活用したい人は、新品のiPadを選ぶとよいでしょう。

まとめ:iPadの中古は選び方次第

結論からいえばiPadの中古は選び方次第ではコスパよくiPadを購入できる良い選択肢です。

ちまたではiPadの中古はやめておけといわれることもありますが、それは選び方やどこで購入するかによって大きく変わります。

保証やバッテリー容量には注意する必要がありますが、Web閲覧や動画視聴に使う予定であれば最新スペックは必要ありません。

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iPadを選ぶときに悩むポイントは本体の容量ではないでしょうか?

64GBや256GBと数字ではわかっていても実際足りるかどうかパッとわかりにくいものです。

iPadの容量はiPadを使う目的によって必要な目安が異なってきます。

この記事では

  • iPadの容量の選び方
  • メディア別の容量目安
  • ipadの容量を増やす方法

について解説していきます。

iPadの容量の選び方

iPadは容量によってかなり価格差があるので、自分にぴったりの容量を選ぶと無駄なくiPadを買うことができます。

2023年現在発売されているiPadの容量と価格は以下の通りです。

モデル64GB128GB256GB
iPad Air92,800円116,800円
iPad mini78,800円102,800円
iPad Pro(11インチ)124,800円140,800円
iPad Pro(12.9インチ)172,800円188,800円
iPad(第9世代)49,800円71,800円
iPad(第10世代)68,800円92,800円
モデル512GB1TB2TB
iPad Pro(11インチ)172,800円236,800円300,800円
iPad Pro(12.9インチ)220,800円284,800円348,800円

上記の表の通り、iPadは64GBと256GBしか選択肢がありません。

それ以外の容量が必要な場合は必然的にiPad Proから選ぶことになります。

ネットや動画サービスの利用が中心なら64GBで十分

64GBはiPadでメールを見る、ネットを使う、ストリーミングサービスで動画を観るなどがメインであれば十分な容量といえます。

また仮に容量がいっぱいになってしまってもクラウドや外部ストレージに保存すれば解決できます。

iPadは容量を上げれば価格も上がるのでハードに活用しないのであれば64GBは多くの人におすすめできる容量です。

動画編集やイラスト制作をよくする人は128/256GB

128/256GBは動画編集、イラスト制作をよく使う人、ゲームを楽しみたい人に向いています。

また映画や漫画などをダウンロードしておいてオフラインで視聴したい場合も128/256GBの方が有利です。

動画も画質によってはあっという間に容量が大きくなるので、映像関連のデータをよく保存する場合は256GBを選んでおきましょう。

iPadをメインにして使う人は512GB以上

iPadをメインにして動画編集や大量に写真を撮ったりする人は512GB以上がおすすめです。

特に4K画質で動画編集をする場合、一つのファイルの容量が数~数十GBになることも珍しくありません。

また写真や動画をとことん保存したい人やゲームを大量にインストールする場合なども512GB以上がおすすめです。

手持ちのパソコンやiPhoneのデータ容量がすでに512GBを上回っている場合は1TB、2TBの容量が必要になるので、保存する容量の目安に合わせて選びましょう。

メディア別容量の目安

ここではメディア別のデータ容量の目安を解説していきます。

映画

映画は画質にもよりますが、概ね以下のデータ量になります。

  • フルHD(1080p)映画:約1時間あたり5~10GB
  • 4K Ultra HD(2160p)映画:約1時間あたり20~40GB

画質を上げれば上げるほど容量を食うので、容量に限りがある場合はフルHD以下にするなどの対策が必要となります。

音楽

音楽もフォーマットや音質によってデータ量が変わります。

以下はApple Musicの音質別の容量です。

音質ビットレート曲5分あたり容量
高効率約64kbps約2.4MB
高音質256kbps約10MB
ロスレス最大24bit/48kHz約85MB
ハイレゾロスレス最大24bit/192kHz約340MB

上記のようにハイレゾロスレスで100曲ほど保存した場合は約3.4GBほどの容量となります。

特に音質にこだわりがない場合は高効率の音質で保存することで容量を節約できます。

写真

写真のデータ容量も画質に比例しますが、一般的にiPadやiPhoneで撮影した画像は一枚あたり約3MBです。

写真1000枚あたり3GBとなるので、よく写真を撮る人はこの数字を目安に容量を選びましょう。

iPadの容量を増やす方法

iPadの容量が足りなくなったときに保存容量を増やすには以下の方法があります。

  • クラウドに保存する
  • 外付けストレージを使う

クラウドに保存する

iPad内部のデータはクラウドに保存することで本体のデータ容量を削減することができます。

iCloudの容量別の料金は以下の通りです。

  • 5GB:無料
  • 50GB:月額130円(税込)
  • 200GB:月額400円(税込)
  • 2TB:月額1,300円(税込)

保存できる容量に応じて月額料金がかかりますが、クラウドのデータは本体が破損したりしても失われることがないのでバックアップとしての側面でも一定のメリットがあります。

またiCloudはiPadのデータだけではなく設定もまるごと保存してくれるので機種を買い換えた時にデータの移行がスムーズになります。

外付けストレージを使う

iPadは後から容量を増やすことはできませんが、外付けストレージを使うことで容量を拡張できます。

iPad自体の容量を増やすと本体価格が跳ね上がるので、場合によっては外付けストレージに保存した方がコストがかからないというメリットもあります。

まとめ:特殊な使い方をしない限りiPadは64GBで十分

以上、iPadの容量の選び方を解説してきました。

iPadで動画編集をする、映画を何本もダウンロードする、何千枚と写真を保存するという人以外は通常の64GBで十分であるといえます。

パソコンを使わないでiPadをメインにするという場合は容量が大きい方が作業の効率がよくなるので、どのようにiPadを使うかを考えて容量を決めていきましょう。

また仮に容量が足りなくなった場合でもクラウドや外部ストレージに保存すればiPad本体の容量を節約することもできます。

自分が保存するファイルの種類で何が一番多いかも合わせて確認しておきましょう。

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ふと自分の手持ちのモニターが何インチだったか忘れてしまうことってありますよね?

自分で買ったものならまだしも、人から譲ってもらったものなどは最初からインチ数など意識したこともないかもしれません。

モニターのインチを調べるには4つの方法があります。

この記事ではモニターのインチ数の調べ方をわかりやすく解説していきます。

モニターのインチの調べ方4選

モニターのインチ数を調べるには以下の4つの方法があります。

  • モニター本体を確認する
  • 説明書を見る
  • 型式から調べる
  • メジャーなどで測る

モニター本体を確認する

モニターの裏側や底面にはインチ数が記載されている場合があります。

ノートPCの場合は購入したときのパッケージやシールなどで本体に貼られていることもあります。

まずは本体を確認してインチの表記がないか確認してみましょう。

インチ数の記載がなかったとしても型式の中の数字がインチ数を表している場合もあります。

例えば「MAG274QRF-QD」というモニターの型式があった場合は「27インチ」であることがわかります。

274インチや74インチということはまずないので、最初の二桁の数字がインチ数を表しているケースが多くなります。

ただし全てのモニターの型式にインチ数が入っているとは限らないので、この方法でわからなかった場合は別の方法で調べましょう。

説明書を見る

説明書が付属しているモニターの場合は説明書にインチ数についての情報が記載されていることがあります。

手元に説明書がある場合は目を通してみましょう。

型式から調べる

もっとも確実かつ簡単なのが型式を検索してメーカーのHPまたは販売店の情報を確認することです。

型式はモニターの場合は本体の裏側、ノートPCの場合は本体の裏側に記載がある場合が多くなります。

型式を検索すると下図のように大抵はメーカーのHP、Amazon、価格ドットコムでヒットします。

迷ったら型式を検索してみましょう。

メジャーなどで測って計算する

荒技ですが、メジャーでモニターの対角線を測って計算するという方法もあります。

計算にはピタゴラスの定理を用い、以下の式を電卓などで計算します。

対角線÷2.54

2.54はほぼ1インチなのでおおよそのインチ数を求めることができます。

例えば対角線が86cmだった場合は

86÷2.54=33.85

となるので、34インチであることがわかります。

モニターの解像度の調べ方

インチ数以外にモニターの指標としては解像度があります。

解像度は以下の手順で確認可能です。

Windowsの場合

1.スタートメニューから「設定」を選ぶ

スタートメニュー(Windowsのマーク)をクリック、またはキーボード上のWindowsキーを押すとスタートメニューが現れます。

その中の設定をまずはクリックしましょう。

2.「ディスプレイ」の項目を選ぶ

「ディスプレイ」の項目をクリックすると下図のように「ディスプレイの解像度」という項目が現れます。

この中で「推奨」となっているものが今使っているモニターの解像度です。

Macの場合

Macで外部ディスプレイを接続している場合は以下の方法で調べることができます。

  • 左上のリンゴマーククリック
  • システム設定をクリック
  • ディスプレイをクリック
  • 接続されているディスプレイの情報が表示される

ただしMacBookの場合は同様の手順では最大解像度が出てこないので、型式を調べて最大解像度を確認してください。

まとめ:モニターのインチを調べるには型式検索がもっとも簡単

以上、モニターのインチ数の調べ方を解説してきました。

もっとも簡単で確実なのはモニターやノートPCの型式をネットで検索することです。

型式もわからず説明書もモニターにも記載がないという場合は対角線をメジャーで測って2.54で割ることで近似値を出すことができます。

モニターやノートPCの買い換えでインチ数を知りたい場合はこの記事で解説した方法を試してみてください。

また買い換えで不要なパソコンを処分したいときはパソコン処分.comがおすすめです。

モニター単体での処分はできませんが、パソコンとセットで送る場合は処分を受け付けています。

箱に詰めて送るだけで処分してくれるので、ぜひ検討してみてください。

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PCでゲームをする際にはゲーミングモニターは必須です。

とはいえゲーミングモニターには多くの種類があり、初心者の人は何を選んだらいいかわからなくなることも多いのではないでしょうか?

ゲーミングモニターを選ぶときに意識する項目は「リフレッシュレート」「解像度」「応答速度」などがあります。

この記事では

  • ゲーミングモニターの種類
  • ゲーミングモニターの選び方
  • ゲーミングモニターを選ぶときの注意点

について解説していきます。

ゲーミングモニターの種類

ゲーミングモニターはパネル(画面)の構造によって以下のように分けられます。

パネルメリットデメリット
TN
(Twisted Nematic)
・応答速度が速い
・クッキリした映像
・価格が安い
・白っぽい
・視野角が狭い
・コントラストが低い
IPS
(In-Plane Switching)
・応答速度はやや早め
・発色がキレイ
・視野角が広い
・反応速度はTNより遅い
・輝度にムラがあることも
・コントラストが低い
VA
(Vertical Alignment)
・コントラストが高い
・色が美しい
・視野角が広い
・応答速度がやや遅め
・価格は普通~高い
OLED
(Organic LED)
・応答速度が最も速い
・コントラストが無限
・色が美しい
・輝度ムラが少ない
・価格が高い
・長時間放置すると画面焼けのリスク

TNパネル

TNパネルは応答速度が速く、映像がくっきりしているのが特徴のパネルです。

4種類の中では安価な部類に入り、応答速度も速いためゲームプレイのエントリーとしてはおすすめの形式です。

デメリットとしては画面がやや白っぽく見えることと、他のパネルと比較してコントラストが低い傾向にあることが挙げられます。

TNパネルは画質にそこまでこだわりがなく、ゲーム向きのモニターをコスパよく入手したい人におすすめです。

IPSパネル

IPSパネルは美しい発色と速めの応答速度が特徴のパネルです。

視野角も広く、斜めから見ても色が薄くなったりすることもありません。

弱点としてはモニターの輝度にムラがあったり、コントラストが低い傾向にあることです。

とはいえこれらの弱点は製品によっては改善されているモデルもあるので、実際に見て発色が気に入ればゲーミングモニターとして申し分なく機能します。

VAパネル

VAパネルは高コントラスト、美しい色表現、広い視野角が特徴のパネルです。

唯一の欠点は反応速度がやや遅めという点が挙げられますが、それは他の方式と比較した場合の話であり、普通の人が認識することはほぼないといってよいでしょう。

価格帯は中堅から高価格帯まであり、モニターの大きさや解像度によって大きく変わります。

総じて欠点の少ないおすすめのパネル方式です。

OLED(有機EL)

OLEDは有機ELとも呼ばれ、応答速度、コントラスト、色の発色、輝度の安定度でトップクラスの性能を持つパネル方式です。

ほぼ映像を鑑賞するという点において欠点はありませんが、価格が高くなりがちという点だけは欠点といえます。

またOLEDは発行させるために使用されている有機材料が時間や特定の色によって劣化する可能性があるため、長時間同じ画像を映し続けたりすると画面焼けと呼ばれる現象を起こすリスクがあります。

ただしスクリーンセーバーを使う、こまめにモニターをオフにするなどの対策である程度防ぐこともできるので使い方次第ともいえます。

ゲーミングモニターの選び方

ゲーミングモニターを選ぶときは以下のポイントを意識しましょう。

  • 解像度
  • リフレッシュレート
  • 応答速度
  • 画面サイズ
  • パネルの種類

解像度

ゲーミングモニターの主な解像度は以下の通りです。

  • フルHD:1920 x 1080(約207万画素)
  • WQHD:2560 x 1440(約370万画素)
  • 4K:3840 x 2160(約830万画素)
  • 8K:7680 x 4320(約3318万画素)

結論からいえばおすすめの解像度はフルHDです。

理由は解像度が上がれば上がるほど要求されるパソコンのスペックが上がるからです。

現にゲームプラットフォームであるSTEAMのデータによれば2023年7月時点で61.47%の人がフルHDのモニターを利用しています。

もちろん高性能なパソコンを持っていて、より精細な画質でゲームをしたいという場合はWQHDや4Kのモニターも選択肢に入ります。

ただし解像度と高リフレッシュレートは相反する関係となるので、どうしても高解像度かつリフレッシュレートを高めたい場合はRTX4090などの30万円以上する高性能なグラフィックボードが必要となることは覚えておきましょう。

リフレッシュレート

リフレッシュレートは画面の滑らかさの指標です。

よくあるリフレッシュレートの例としては

  • 60Hz
  • 120Hz
  • 144Hz
  • 160hz
  • 240Hz
  • 360Hz

などがあります。

もし滑らかにゲームをしようと考えているならば144Hz以上のモニターがおすすめです。

よく例えられることですが、パラパラ漫画の枚数が多ければ多いほど滑らかに見えるのと同じで、リフレッシュレートも高いほど映像が滑らかになります。

リフレッシュレートも解像度と同じで上げれば上げるほどパソコンに要求されるスペックが高くなります。

また144Hz以上はプロがプレイしてもあまり違いがわからないということもあるので、無理に240Hzや360Hzのモニターを買わなくてもよいでしょう。

ちなみにリフレッシュレートと並んでよく聞く言葉にFPSというものがありますが、簡単に違いを説明すると

  • リフレッシュレート=モニターが描写できるコマ数の上限
  • FPS=パソコンが描写しているコマ数

となります。

例えばモニターが144Hzで、ゲームを240FPSで動かしたとしても144FPS以上には描写されません。

240Hzのモニターを使ったからといってゲームも240FPSで動くわけではないということに注意しましょう。

応答速度

応答速度が早いモニターは画面上の動きがくっきりと見えます。

応答速度は1ms以下のものが理想です。

ただし実際に測定すると1msで動作しているモニターは限られているので、少しでも応答速度を上げたい場合はTNパネルかOLEDパネルのモニターを選びましょう。

応答速度が速いモニターはFPS やレーシングゲームなど、即座に反応する必要があるゲームに適しています。

画面サイズ

画面サイズはゲームの没入感や快適さに影響します。

画面のサイズはモニターを置く距離や用途によっても変わってきますが、おすすめは24~27インチです。

この範囲の画面サイズは各メーカーがさまざまな選択肢を用意しているので自分の用途に合ったモデルを選びやすくなります。

一方で包み込まれるような没入感が欲しいという場合は34インチ以上のウルトラワイドモニターもおすすめです。

大画面の方が迫力は増しますし、ゲーム以外の用途でも使いやすくなるので自分の好みや使い方に合わせて選ぶようにしましょう。

パネルの種類

パネルは以下の基準で選ぶとよいでしょう。

パネルの種類向いている人
TNとにかく応答速度を速くしたい人
IPS画面の美しさと応答速度を両立したい人
VA画面の美しさを重視、コスパ重視
OLED予算が潤沢で画質、応答速度に妥協しない人

パネルの選び方は何を重視するかによって変わってきます。

画質を重視して予算が潤沢な場合はOLEDのパネルが選択肢になりますし、とにかく応答速度が速く、FPSなどのゲームを少しでも有利にしたいと言うことであればTNパネルがおすすめです。

実際にプロゲーマーは映像の美しさよりも応答速度を重視する傾向があるので、TNパネルを使うことが多くなります。

モニターの美しさや画質はスペックだけでは判断できない部分もあるので、実際に家電量販店やパソコンショップに足を運んで見てみることをおすすめします。

ゲーミングモニターを選ぶときの注意点

ゲーミングモニターを選ぶときは以下の点に注意しましょう。

  • HDMIの規格に注意
  • モニターアーム対応マウントの有無
  • パネルのグレア・ノングレア
  • 平面か湾曲か

HDMIの規格に注意

現在パソコンとモニターの接続で主流になっているものはHDMIです。

HDMIは規格によって対応しているリフレッシュレートや解像度が異なってきます。

解像度HDMI1.4HDMI2.0HDMI2.1
8K(7680×4340)未対応未対応30Hz
5K(5120×2880)未対応30Hz60Hz
4K(3840×2160)30Hz60Hz120Hz
WQHD(2560×1440)75Hz144Hz240Hz
フルHD(1920×1080)144Hz240Hz240Hz

HDMI1.4は現在ではあまり見かけないので気にする必要はありませんが、主流となるのは2.0となります。

HDMI2.1はまだ対応しているモニターが多いとはいえず、かなり選択肢が限られてしまいます。

購入を検討しているモニターがフルHDであればHDMI2.0で問題になることはありませんが、WQHDや4Kで60Hzまたは144Hz以上出したいとなるとHDMI2.1のケーブルと対応したモニターが必要となる点には注意が必要です。

モニターアーム対応マウントの有無

モニターは通常支えるための脚が付いていますが、人によってはモニターアームにマウントしたいということもあります。

モニターアームはVESAという規格で統一されていることがほとんどなので、「VESAマウント対応」と記載があればモニターアームを使うことができます。

一部のモニターはこのアームに対応していないものもあるので、モニターアームを使いたい場合は対応しているかしっかり確認しておきましょう。

パネルのグレア・ノングレア

モニターのパネルは光沢ありの「グレア」と光沢なしの「ノングレア」に分かれます。

グレアは映像がより美しく見えるのが特徴ですが、暗い場面やモニターをオフにしたときに自分や背景が映り込むというデメリットがあります。

一方のノングレアは映像の美しさをある程度犠牲にして画面にものが映り込まなくなっているのが特徴です。

モニターはノングレアが主流なのでグレアを見かける機会は少なくなりましたが、グレアの購入を検討している場合は映り込みや反射してもよいか一度考えてみましょう。

平面か湾曲か

モニターは一般的に平面になっているモデルが主流ですが、近年では湾曲させて人間の視野に近づけているモニターもあります。

湾曲モニターは包み込まれるような没入感があり、ワイドモニターとの相性がよいのが特徴です。

デメリットとしては湾曲がきつすぎると人によっては酔ってしまう、ゲーム以外の用途に使いにくいということが挙げられます。

どれぐらい湾曲しているかは「1000R」や「1500R」などのように表現されますが、数字が小さいほど湾曲がきつくなります。

実際に店頭でどのように見えるか確認してからの購入がおすすめです。

まとめ:ゲーミングモニターは何を求めるかで変わる

以上ゲーミングモニターの選び方と注意点について解説してきました。

ゲーミングモニターはゲームに何を求めるかによって選択肢が変わってきます。

とにかく応答速度が速いのが欲しいという人もいれば、美しい映像で楽しみたいという人もいるのでどれが正解ということはありません。

また高解像度や高リフレッシュレートを出すためにはそれなりのスペックを持ったパソコンが必要となります。

パソコンを買い換える場合は古いパソコンを処分することもありますが、そんなときは

パソコン処分.comがおすすめです。

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パソコンに限らず円安や物価高でさまざまなものの値段が上がっている中、少しでも安くパソコンを買うのに中古を選択肢に入れる人もいることでしょう。

中古のPCにはデメリットもありますが、人によってはお得に使うことができます。

この記事では

  • 新品のパソコンのメリット・デメリット
  • 中古パソコンのメリット・デメリット
  • 新品のパソコンが向いている人
  • 中古のパソコンが向いている人

について解説していきます。

新品のパソコンのメリット・デメリット

新品のパソコンには以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリットデメリット
・メーカー保証が受けられる
・性能が担保されている
・HDDやSSDなどが新しい
・OSが最新
・価格が高い
・最新モデルはオーバースペックな場合もある
・購入から手元に届くまで時間がかかることもある

メリット

メーカー保証が受けられる

大抵のパソコンメーカーはメーカー独自の保証を用意しています。メーカーによって期間は異なりますが、最低でも1年間は不具合や故障に対して無償で修理が受けられます。

またメーカーや販売店が独自に延長保証を用意している場合もあり、万が一の不調の際に安心できるというメリットが新品のパソコンにはあります。

性能が担保されている

新品のパソコンはメーカーが規定した性能を基本的には再現できるようになっています。

性能にはクロック数や処理速度に加え、冷却性能やファンの回転数も含まれます。

中古のPCではもともとの性能は記載されていてもその性能を100%発揮できるかどうかは動かしてみなければわかりません。

例えるなら同じ車でも新車と中古車ではパワーや燃費、乗り心地に微妙な差があるのと同じで、パソコンも当然パーツが劣化していきます。

新品のパソコンは文字通りまっさらな状態なので、パーツが劣化していることはありません。

HDDやSSDが新しい

パソコンのストレージであるHDDやSSDには一定の寿命があります。

パソコンを稼働させる以上、ストレージの寿命を巻き戻すことができないので、長く使う場合は新しいに越したことはありません。

OSが最新

新品のパソコンはOSもその時点で最新のものがインストールされています。

例えば中古のPCではWindows10だったとしても2023年時点で購入する新品のパソコンはWindows11がインストールされています。

古いOSはそう遠くないうちにサポートが終了してしまうので、長く使いたい場合は新品のパソコンの方が有利でしょう。

デメリット

価格が高い

新品のパソコンはいうまでもありませんが、中古のパソコンよりも価格が高くなります。

特に当記事執筆段階(2023年8月)では円安と半導体不足、AIのためのグラフィックボード需要の影響で数年前よりもパソコンの価格が上昇傾向にあります。

最新モデルはオーバースペックな場合もある

最新モデルは使い方によってはオーバースペックとなり無駄な出費となることがあります。

例えばネットサーフィンとOfficeしか使わないのに最新のCPUである必要はなく、動画も写真も保存しないならストレージは500GBも必要ありません。

最新モデルなら何でもよいというわけではなく、自分が何に使うのかを理解してスペックを選ぶようにしましょう。

購入から手元に届くまで時間がかかることもある

パソコンのメーカーによっては受注生産(BTO)を行っているため、発注から手元に届くまである程度日数がかかることもあります。

店頭に在庫が並んでいることもありますが、多くのパソコンメーカーは在庫リスクを防ぐために受注生産方式を採用しています。

また店頭の在庫では必要に応じてカスタマイズすることができないので、あるモデルの中から選ぶしか選択肢がありません。

急いでパソコンが必要な場合は可能な限り早く届くメーカーのモデルを選ぶようにしましょう。

中古パソコンのメリット・デメリット

メリットデメリット
・価格が安い
・新品では手に入らないモデルがある
・実際の動作状況を確認できる
・当たり外れがある
・どれぐらい稼働したかわからない
・どんな環境で使われたかわからない
・OSが古いとアップデートできないこともある

メリット

価格が安い

中古パソコンのメリットはなんといっても価格が安いことです。

モデルにもよりますが、新品のパソコンの2~3割安く買えることも珍しくありません。

ただし発売して間もない機種や高スペックモデルは新品との価格差が少ないこともあるので、保証の有無やその他の要素を勘案して中古にするか決めましょう。

新品では手に入らないモデルがある

中古のPCは販売が終了してしまって新品では手に入らないパソコンもあります。

コラボモデルや限定モデルなどの筐体は基本的に再販されることはないので、それらが欲しい場合は中古しか選択肢はなくなります。

また数世代前のCPUやグラフィックボードなども新品での販売が少なくなるので、何かしらの理由で現行モデルより前のものが欲しい場合は中古パソコンがよいでしょう。

実際の動作状況を確認できる

中古のパソコンは販売店が動作確認やパーツをチェックしてから店頭に並んでいます。

また実際に電源を入れて動作状況を確認することができるので、正常に動いているか見極めることができるのもメリットです。

デメリット

当たり外れがある

中古のパソコンは人の手を渡ってきているため当たり外れがあります。

特にノートパソコンの場合はキーボードやモニターを交換することが難しいので、前のオーナーの扱いによっては劣化している可能性もあります。

どれぐらい稼働したかわからない

中古パソコンはどのぐらいの時間稼働したかわかりにくいデメリットがあります。

前のオーナーが買ってからの使い方によってはパーツの劣化具合に差が出ます。

1日中仕事でフル回転させているパソコンと週末にちょっと調べ物でしか使われないパソコンではSSDなどのストレージの寿命の大きな差が生まれます。

この稼働時間を外見や動作確認で確認することができないのが中古パソコンの注意点といえるでしょう。

どんな環境で使われたかわからない

稼働時間と同時にパソコンが使われている環境なども店頭ではうかがい知ることができません。

最近の中古パソコンショップでは販売情報に喫煙の有無などの記載があるものもありますが、保管場所や手入れの状況まではわかりません。

ホコリの多いところで稼働させた場合は内部にも蓄積している可能性が高まりますし、高温多湿の環境や寒暖差の激しい部屋で保管されていた場合は結露や湿気によるパーツへの影響が懸念されます。

OSがWindows10の場合は長く使えないこともある

中古パソコンにWindows10がインストールされている場合は2025年10月14日にサポート終了することがアナウンスされているので、Windows11にアップデートする必要があります。

2025年以降はWindows10が使えないわけではありませんが、セキュリティのアップデートや更新プログラムの提供はなくなるので、安定した動作や安全性の面で問題となる可能性があります。

Windows10から11にアップデートすることも可能ですが、中古パソコンのスペックによってはOSのアップデートができない場合もあります。

OSのアップデートはどのパソコンでもできるわけではなく、新しいOSを動かせるぐらいの性能が求められます。

例えばWindows11にアップデートするための最低要件は以下のようになっています。

CPU1GHz以上、2コア以上の64ビット互換プロセッサ
または System on a Chip (SoC)
メモリ4GB
ストレージ64GB以上
システム ファームウェアUEFI、セキュアブート対応
TPMTPM2.0
グラフィックス カードDirectX12以上 (WDDM2.0) に対応
ディスプレイ対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ

2023年段階でWindows10搭載の中古パソコンを買う場合はアップデートできるだけのスペックがあるか確認することをおすすめします。

新品のパソコンが向いている人

新品のパソコンが向いている人は以下の通りです。

  • 保証が欲しい人
  • 予算に余裕がある人
  • パソコンにあまり詳しくない人

保証が欲しい人

新品のパソコンのほとんどはメーカーの保証が付いています。

保証の期間はメーカーによりますが、独自の延長保証を設けているメーカーもあるので必要に応じて加入することができます。

パソコンは壊れてしまうと修理費が高額になることも多いので、少しでも安心したい場合は新品のパソコンで保証をつけておきましょう。

予算に余裕がある人

購入予算に余裕がある人は積極的に中古パソコンを選ぶ理由はありません。

スペックや保証の付いた新品のパソコンを買いましょう。

パソコンにあまり詳しくない人

パソコンにあまり詳しくない人は新品のパソコンを購入した方が無難です。

中古パソコンで万一不調になっても知識がある人なら自分で修理したり、パーツだけを交換したりできますが、知識がない場合はそれができません。

下手に分解して保証が受けられなくなってしまっては本末転倒なので、パソコンの知識に自信がない人は新品のパソコンの方が向いているでしょう。

中古のパソコンが向いている人

中古のパソコンが向いている人は以下の通りです。

  • パソコンに詳しい人
  • すぐにパソコンが必要な人
  • 長期で使う予定がない(とりあえず欲しい人)

パソコンに詳しい

パソコンのスペックや構造に詳しい人なら中古パソコンでトラブルが起きても自分で直せることがあります。

メモリを増設したい、SSDを変えたいなども知識があれば業者や店舗に持ち込む必要はありません。

調子が悪くなったパーツだけを買い換えれば修理よりも安くすることもあるので、自分でいじれる人は中古パソコンでも問題となることは少ないでしょう。

すぐにパソコンが必要な人

今すぐにパソコンが必要という人は中古パソコンが選択肢となります。

最短注文から翌日に届くメーカーもありますが、そこに予算やスペックがぴったりのものがない場合は中古で店頭に展示されているものが最短でパソコンを入手する方法となります。

緊急でパソコンが必要となるシチュエーションはあまり多くはありませんが、今使っているパソコンが壊れてすぐにでも仕事で使わなければならない等の場合は中古を検討してみましょう。

長期で使う予定がない(とりあえず欲しい人)

ずっとパソコンを使うわけではなく、一時的に必要になったという人は中古パソコンで十分な場合があります。

長期で使わないのであれば保証も必要ありませんし、間に合わせで使うのであれば最新スペックである必要もありません。

OSがWindows10でも2025年までは使えるので特に問題となることはないでしょう。

就職活動や仕事などで一時的に必要なときは中古のパソコンを選択肢に入れてみましょう。

まとめ:パソコンに詳しくない人は新品が無難

以上、パソコンの新品と中古のメリット・デメリット、向いている人を解説してきました。

パソコンに詳しくない人や保証を重視する人は新品のパソコンを買っておきましょう。

逆にパソコンに詳しく、自分でいじれる人は中古パソコンでも問題となることは少ないでしょう。

使い方によっても短期で一時的に必要と言うときは中古で十分です。

自分の知識や使い方に合わせて合っている方を選びましょう。

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いざゲーミングキーボードを買おうと思ったときに想像以上に種類が多くてどれがいいか選べなくなることもあるでしょう。

ゲーミングキーボードにはさまざまな種類がありますが、目的やプレイするゲームによっても選択基準が変わります。

この記事では

  • ゲーミングキーボードの種類
  • ゲーミングキーボードの選び方

について解説していきます。

ゲーミングキーボードの種類

ゲーミングキーボードはキーの構造や種類、サイズなどさまざまな種類があります。

構造・メンブレン式
・パンタグラフ式
・メカニカル式
・静電容量式
サイズ・フルサイズ
・テンキーレス
・60%サイズなど
接続方式・有線
・無線
配列・JIS配列
・英語配列

ゲーミングキーボードの構造

ゲーミングキーボードは大きく以下の構造に分けられます。

  • メンブレン式
  • パンタグラフ式
  • メカニカル式
  • 静電容量式

メンブレン式

4種類の中でもっとも安価な部類に入るのがメンブレン式です。

メンブレンとはキースイッチの下に薄いゴムのような層が敷いてあり、シート上にあるラバーカップを押すことで通電する仕組みのものを指します。

キー打鍵時の音が静かなことと、ゴミや水分に強いというメリットはありますが、打鍵感がはっきりしていないのでゲームプレイにはやや向いていない方式ともいえます。

そのためメンブレン式のゲーミングキーボードを生産しているメーカーは限られます。

予算を抑えたい人、とりあえずキーボードが欲しい人におすすめの構造です。

パンタグラフ式

パンタグラフ式はキーの下に折りたたみ式のフレームを採用している方式で、薄型で打鍵感もはっきりしているのが特徴です。

パンタグラフ式のメリットは薄くできることと、軽い力で打鍵できることです。

デメリットとしては一つのキーが故障すると全交換または買い換えしなければならない点やゴミやホコリが入り込んでも簡単には分解できないことが挙げられます。

またゲーミングキーボードの中ではかなりマイナーな構造となり限られたメーカーからしか発売されていません。

メカニカル式

ゲーミングキーボードでもっとも主流の構造はメカニカル式です。

メカニカルキーボードには多くのメリットがあり、ゲームとの相性が良いこともあり多くのメーカーから発売されています。

メカニカルキーボードには

  • 耐久性が高い
  • 好みの軸を選ぶことができる
  • Nキーロールオーバー
  • キーキャップのカスタマイズができる

といったメリットがあります。

メカニカルキーボードはメンブレン式やパンタグラフ式と比較して耐久性が高く、5000万回以上打鍵できます。

またキーを押したときの感触がクリッキーな青軸やスムーズな赤軸、反応距離の短い銀軸など好みに合わせて選べることもメリットの一つです。

ゲームプレイでは複数のキーを同時に押すこともよくありますが、そのときに正しく認識してくれるのがNキーロールオーバーという機能でこれもメカニカルキーボードの多くに採用されています。

さらにキーキャップを自分の好みのものにカスタマイズできることもメカニカルキーボードならではの特徴といえます。

静電容量式

一部の限られたメーカーからではありますが、静電容量式という構造のゲーミングキーボードも発売されています。

静電容量式とは指がキーキャップに触れたときに、その周囲の電界の容量が変化する現象を利用したものです。

キーボード上の各キーの下には導電性のプレートが配置されており、これが静電容量のセンサーとして機能します。

キーが押されると指がプレートの近くに来ることで静電容量が変化し、これがキーの押下を検出します。

静電容量式キーボードの主なメリットはメンブレン式やパンタグラフ式よりも高い耐久性と反応性を提供することです。

メカニカルキーボードと比較しても物理的な接点が少ない分、耐久性がより高い傾向にあります。

デメリットとしては製造コストが高く、キーボード自体の価格がかなり高めに設定されていることが挙げられます。

ゲーミングキーボードのサイズ

ゲーミングキーボードには大きく分けて以下のサイズがあります。

  • テンキーも付いたフルサイズ
  • テンキーレス
  • Fnキーなども省いた60%サイズ

フルサイズ

フルサイズキーボードはテンキーまで全てのキーが付いたキーボードです。

PC操作に必要な機能が全て網羅されているので、ゲームだけではなく仕事でも便利なモデルとなります。

特に数字をよく使う仕事の場合はテンキーが重宝するでしょう。

テンキーレス(TKL)

テンキーレスは名前の通りテンキーを省略したモデルです。

テンキーがない分横幅が縮小されるためマウスを大きく動かすことができるのがメリットです。

数字の入力が多い仕事に使うのは少々大変になりますが、場所を取りにくいのでテンキーを使わない人にはおすすめです。

60%サイズ(65%などの表記もあり)

60%サイズはテンキーレスよりさらにコンパクトになり、上部のFNキーやPG UP、プリントスクリーンなどのキーも省略されています。

60%サイズはデスクが狭い、キーボードを持ち歩いてゲームをする人に向いています。

デメリットとしてはキーが少なすぎるので、一般的な仕事にはあまり向いていないことです。

ゲームに特化したサイズということを覚えておきましょう。

接続方式

キーボードとPCの接続には有線と無線があります。

有線

有線でキーボードを繋ぐとバッテリー切れの心配がなくなります。

その代わりにコードが必然的に必要になってくるので、ある程度取り回しを意識する必要があります。

また当然ですがコードの届く範囲内でしか使えません。

デスクの上以外でキーボードを使わない人は有線の方がおすすめです。

無線

無線はコードの縛りがなくなるので、どこでもキーを打つことがで、コードがないためデスク周りがすっきるするというメリットもあります。

また複数のデバイスでの切り替えもボタン一つで完了するのでUSBを抜き差ししなくて済むこともメリットです。

デメリットとしてはバッテリーの充電や電池の交換が必要となることです。

特にゲーミングキーボードは電力消費が激しいので、一般的な無線キーボードのように数ヶ月使えるモデルはありません。

少なくとも週に1回程度は充電する必要があるので、これが手間だと考える場合は有線にしたほうがよいでしょう。

配列

ゲーミングキーボードの配列には日本語に対応した「JIS配列」と英語圏用の「US配列」があります。

JIS配列

JIS配列は日本語を打ちやすいように規格統一された配列を指します。

日本国内で販売されているほとんどのキーボードが採用しているので、違和感なく使うことができるでしょう。

JIS配列のデメリットとしてはキーキャップをカスタマイズしたいときに選択肢が減ることです。

またエンターキーやバックスペースがUS配列に比べると小さいので少しだけ押しにくくなります。

US配列

US配列は英語圏で採用されている配列でキーキャップに日本語が一切書かれていないのですっきりした見た目が特徴です。

キーキャップの種類もUS配列を基本としたものが多いので、カスタマイズしたときの選択肢が増えるというメリットもあります。

デメリットとしては通常の打ち方では全角・半角を切り替えられないこととJIS配列と位置が違うキーがいつくか存在するという点です。

慣れてしまえばどうということもありませんが、JIS配列をずっと使っていた人からすると最初に違和感を感じることは間違いないでしょう。

また文字を打つ機会が多い人には全角・半角の切り替えが煩雑なので、向いていません。

さらにUS配列で日本語を打つためにはPCでの設定も必要となり、ある程度知識がないと日本語を打てないこともデメリットといえるでしょう。

ゲーミングキーボードの選び方

ゲーミングキーボードは以下の基準で選ぶと最適なものを見つけやすくなります。

  • プレイするゲーム
  • キーの構造
  • デスク上のスペース
  • ゲームをする場所
  • 価格

FPSなどの動きが激しいゲームをプレイするならメカニカル式一択

FPSなどの操作が激しいゲームをプレイする場合はメカニカル式(静電容量式も含む)一択となります。

理由はメカニカル式は耐久性が高いことが特徴で、移動やジャンプなどでガシガシとキーを打鍵してもそう簡単には壊れないからです。

また反応速度を高めたモデルも多くラインアップされているので、よりゲームプレイが有利になるという特徴もあります。

逆にいえばシミュレーションやRPGなどのゲームが中心の場合はメカニカル式にこだわる必要はありません。

長く使いたい場合はメカニカル式か静電容量式

ゲーミングキーボードでもっともおすすめの構造はメカニカル式です。

メカニカル式は耐久性が高く、激しいゲームプレイや長期間の使用に耐えることができます。

同じ理由で静電容量式もおすすめですが、選択肢がかなり限られるので特にこだわりがなければメカニカル式の中から好きなモデルを選んでも問題ありません。

メカニカル式や静電容量式は単価は高くとも長期間使えるので、結果的に安く済むということもあることを覚えておきましょう。

デスク上のスペースが少ない場合はテンキーレス

デスクが狭い、スペースが少ない人はテンキーレスや60%サイズを選ぶとよいでしょう。

逆にフルサイズをおけるぐらい広い場合は好みで選んでも問題ありません。

離れたところでゲームをする・場所を変えたいなら無線式

PCモニターから離れたところでゲームをする、場所を変えてあちこちでゲームをする場合は無線式の方が有利でしょう。

有線式のコードはデスクから離れることを想定していないので、そこまで長さがありません。

また別のデバイスに変えるときにUSBをいちいち抜き差ししなければならないという手間もあります。

ただし無線式は必ずバッテリーの充電が必要であることに留意しましょう。

価格を安く抑えたい場合はメンブレン式やパンタグラフ式

キーボードにあまりお金をかけたくないということであればメンブレン式やパンタグラフ式も選択肢に入れましょう。

耐久性や反応速度の部分でメカニカル式などにやや劣る部分はありますが、コアなゲーマーでなければ問題となることは少なくなります。

欠点としてはラインナップが極端に少ないので、選択肢が非常に限られるということが挙げられます。

まとめ:ゲーミングキーボードはメカニカル式がおすすめ

以上、ゲーミングキーボードの種類と選び方について解説してきました。

一言にゲーミングキーボードといっても構造や配列などでかなり多くの種類が存在します。

メカニカル式はゲーミングキーボードで主流であり、耐久性も高いのでおすすめですが、予算や使い方によってはメンブレン式やパンタグラフ式で問題ない場合もあります。

ゲーミングキーボードを買うときは自分のゲーム頻度やゲームをする場所に併せて最適なゲーミングキーボードを選びましょう。

ゲーミングキーボードが必要かどうかは以下の記事も参考にしてみてください。

ゲーミングキーボードはいる?いらない?と必要な人を解説

PCでゲームを始めようとしたときに揃えたいデバイスとしてゲーミングキーボードが浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

ゲーミングキーボードはゲームをするのに絶対に必要というわけではありませんが、あれば有利になるジャンルのゲームもあります。

この記事では

  • ゲーミングキーボードと普通のキーボードの違い
  • ゲーミングキーボードの特徴
  • ゲーミングキーボードが必要な人

について解説していきます。

ゲーミングキーボードと普通のキーボードの違い

ゲーミングキーボードと普通のキーボードには以下のような違いがあります。

ゲーミングキーボード普通のキーボード
反応速度速い(数ms)普通(数10ms)
耐久性高い(数千万~1億回以上)普通(数百万回程度)
価格帯高い(1万円以上のモデルが多い)低価格帯から選べる
Nキーロールオーバー装備ないモデルも多い

反応速度

普通のキーボードと比較してゲーミングキーボードは入力してからの反応速度が非常に速い傾向にあります。

キーボードの構造にもよりますが、速いモデルだと0.25ms(0.00025秒)とモニターの描写速度を上回るほどのスピードで反応します。

ゲーミングキーボードの多くに採用されているメカニカル式の場合でも5,6msと普通のキーボードの数10msと比べるまでもなく非常に伝達速度が速いことが特徴です。

これはゲームにおいては瞬時の反応が勝敗を分けることがあり、デバイスの遅延による敗北を喫さないために各メーカーがしのぎを削った結果でもあります。

また1秒間にキーボードから送る信号の回数を示すポーリングレートという指標もありますが、こちらも1000~8000回と尋常ではない回数を送信可能です。

耐久性

そのためゲーミングキーボードの耐久性は普通のキーボードに比べて高めに設計されており、数千万~1億回以上のキーストロークに耐えることが可能です。

ゲーミングキーボードはキーを打鍵する回数が一般の使用に比べて非常に多くなります。

特にFPS等のゲームでは移動やジャンプのために常にキーを押すことになるので、1分間に100回以上打鍵することも珍しくはありません。

普通のキーボードは数百万回程度で寿命を迎えるものもあり、ゲームに使用した場合は通常よりも速く寿命を迎える可能性があります。

価格帯

ゲーミングキーボードは普通のキーボードに比べて価格が高めになっています。

これは機能を高めるためにコストがかかっているということもありますが、各メーカーのブランドや広告料も価格に転嫁されているケースもあります。

メカニカル式のゲーミングキーボードの場合は安くても1万円以上のモデルが多く、数千円で購入できるモデルはほとんどありません。

普通のキーボードは2,000円程度からでも購入できるので、この価格差はゲーミングキーボードに価値を見いだせない人にとっては大きな負担となる可能性があります。

Nキーロールオーバー

Nキーロールオーバーとは複数のキーを押しても確実に認識される機能のことを指します。

Nは同時に押せるキーの数を示しており、6であれば「6キーロールオーバー」と表現されます。

ゲーミングキーボードの多くはこのNキーロールオーバーを搭載しており、Nの数はメーカーによっても異なりますが、モデルによっては上限が設定されていないものもあります。

ゲームプレイにおいては同時に3つなど複数のキーを押すことでキャラクターの操作やコマンドを入力していくため、Nキーロールオーバーが付いていないキーボードでは思った通りの操作ができません。

普通のキーボードでもある程度の同時押しには対応していますが、3つ、4つなどは対応しきれないモデルもあるので本格的にゲームをするならゲーミングキーボードの方が有利といえます。

ゲーミングキーボードの特徴

ゲーミングキーボードには以下のような特徴があります。

  • マクロキーやメディアコントロールキーが付いている
  • RGBバックライト
  • テンキーレスや60%サイズがある
  • メカニカル式や静電容量式で耐久性が高い

マクロキーやメディアコントロールキーが付いている

ゲーミングキーボードにはマクロキーやメディアコントロールキーが搭載されているモデルが多くあります。

マクロキーは任意のキーを割り当てたり(CtrlやAltなど)、「CtrlとT」や「AltとF4」などの組み合わせを一つのキーで実行できるようにするものです。

自分の押しやすい位置に好きな機能を割り当てることができるので、ゲームプレイ時はもちろん、通常の作業でもコピペやタブの切り替えなどの効率が上がるメリットがあります。

もう一つのメディアコントロールキーは音楽などを聞いているときに曲を飛ばしたり、一時停止したり、ボリュームを変更したりできるキーのことを指します。

これがあると音楽を聴いているときの操作性が格段に向上しますし、一瞬だけミュートにしたいときもワンボタンで完結するので非常に便利です。

RGBバックライト

ゲーミングキーボードはキーのバックライトを好きな色に変更できます。

色調はおよそ1680万色にも設定可能で虹色のようにさまざまに変化させることも可能です。

ゲームプレイに必須の機能というわけではありませんが、ゲーム用という特別感、所有欲を満たすという点で多くのゲーミングキーボードが採用しています。

ちなみに派手な色が嫌だという人は単色で好きな色にも変更できるので、絶対にギラギラと光るわけではないのでご安心を。

テンキーレスや60%サイズのものもある

ゲーミングキーボードはコンパクトで場所を取らないテンキーレスや60%サイズのモデルが多くラインナップされています。

普通のキーボードにももちろんテンキーレスのタイプはありますが、ゲーミングキーボードはさらに小さい60%サイズのモデルを採用しているメーカーが多数あります。

60%サイズとはテンキーはもちろん、ファンクションキーや矢印キー、delキーの部分まで省略したモデルで、ゲームプレイに必要最低限のキーを残したものを指します。

キーボードを小さくするメリットとしては「場所を取らない」の他にも、マウスを動かすスペースを広くできるというものもあります。

FPSなどで大きくマウスを動かすときにはスペースが広い方が有利です。

ただしファンクションキーや矢印キーも省略されているので、ゲーム以外で使いたい場合は少々不便になる可能性もあります。

メカニカル式や静電容量式で耐久性が高い

ゲーミングキーボードには「メンブレン式」「パンタグラフ式」「メカニカル式」「静電容量式」などいくつかの構造がありますが、もっとも多いのは「メカニカル式」です。

メカニカル式の最大の特徴はその高い耐久性で、数千万~1億回以上キーを打鍵しても壊れにくい構造になっています。

またメカニカル式はキーの軸にもいくつかの種類があり、カチカチとしたクリッキーなものからスムーズに落ちるリニアまで好みに応じて選択できることもメリットです。

静電容量式とはメカニカル式と構造は似ていますが、物理的なスイッチで入力を感知するのではなく、キーに搭載されたセンサーが押されたことを感知する仕組みで反応します。

物理的な接点がないためメカニカル式よりも打鍵音が静かで耐久性が高いことが特徴です。

このようにゲーミングキーボードは激しいゲームプレイを想定し、耐久性の高い構造になっているモデルが多くなります。

ゲーミングキーボードが必要な人

ゲーミングキーボードが必要な人は以下の通りです。

  • FPSなどのゲームをよくプレイする人
  • MMOなどの操作が複雑なゲームをする人
  • 耐久性の高いキーボードが欲しい人

FPSなどのゲームをよくプレイする人

FPSをよくプレイする人はゲーミングキーボードの方がよいでしょう。

理由としては

  • WASDやスペース、shiftなどのキーを打鍵する回数が非常に多い
  • 反応速度が勝敗に影響する

が挙げられます。

FPSは移動やジャンプなどで常にキーを押していることがほとんどです。

そのため耐久性の低いキーボードだとキーが効かなくなったり、複数回押されてしまったりという症状が出やすくなります。

ゲーミングキーボードは耐久性が高いものが多いので、激しくプレイしてもそう簡単には壊れません。

またゲーミングキーボードは反応速度が速く設定されているので、一瞬のレスポンスも即座に反映してくれます。

わずかなフレームでも見逃せないゲームには反応速度の速いゲーミングキーボードがおすすめです。

MMOなどの操作が複雑なゲームをする人

MMOとは大規模多人数同時参加型ゲームの略称で、FF14や原神などに代表されるジャンルです。

MMOも移動などでキーを酷使することは間違いありませんが、魔法やコミュニケーションなどで複数のキーを組み合わせた操作が要求される場面が多くあります。

ゲーミングキーボードはマクロキーやキースワップなど自分個のみにキーの機能をカスタマイズできるモデルが多いので、複雑な操作をキー一つに割り当てることも可能です。

耐久性の高いキーボードが欲しい人

ゲームプレイではつい力が入ってしまったり、同じボタンを何度も連打するなど通常の使用では想定していない操作をすることがあります。

低価格帯のキーボードに採用されているメンブレン式などは安価な分、あまり耐久性が高くありません。

簡単には壊れないキーボードが欲しい場合はメカニカル式のゲーミングキーボードがおすすめです。

まとめ:ゲーミングキーボードは必須ではないがあるとゲームが快適になる

以上、ゲーミングキーボードの必要性について解説してきました。

ゲーミングキーボードには普通のキーボードにはないゲーム用の機能や耐久性を高めてあるというメリットがあり、プレイするゲームのジャンルによっては非常に有利になります。

さまざまなモデルが各メーカーから用意されているので、好みや打鍵感などで選びましょう。

ゲームをプレイするためにパソコンをアップグレードして買い換えるときは古いパソコンを処分する必要があります。

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